東京・神保町にあるタイ料理店「KHAO」。

こちらはタイ料理の伝統的な調理法と日本の旬の食材を取り入れた独自のコース料理を提供するモダンタイ料理店。
2016年、名古屋にて「ピッサヌローク」を開業。徐々に評判を呼び、ゴエミヨに3年連続で掲載されタイ料理部門「世界最高得点」を獲得。
日本でタイ料理初のミシュランを獲得するために2024年6月、東京へ「KHAO」としてオープン。
店名は「白」と言う意味。
シェフの石山公一氏と穂積依里氏が手掛ける料理は、タイで培った技術と日本の食材の魅力を融合させている。
場所は神保町駅A4出口からすぐ。焼き鳥屋「とりアロマ」の横じゃないか。見落としそうな外観だ。
店内は建物の地下。モダンでスタイリッシュな空間、横一列のカウンター8席。
店舗情報
所在地: 東京都千代田区神田神保町2-12-7 フェルメール 1F
アクセス: 地下鉄神保町駅A4出口より徒歩1分
営業時間: 月〜土 18:00〜22:00
定休日: 日曜・祝日
座席数: カウンター8席のみ
予約: 完全予約制(公式サイトまたはTableCheckにて)
公式サイト: khao.tokyo
Instagram: @khao.tokyo
2025年4月訪問
コース
・おまかせコース: 全8品程度で16,500円(税込)
・ワインペアリング: 9種で13,000円(税込)
・お茶ペアリング: 5種で2,500円(税込)
料理に合わせたワインやお茶のペアリングも用意されており、食事の楽しみを一層引き立てます。ってかお茶安すぎ笑
カオヤム
タイ南部のライスサラダ。
バタフライピーで炊き上げたジャスミンライス、文旦、人参、レモングラス、コブミカン、オールドココナッツの胚乳、コショウの葉、青パパイヤ、スナップエンドウと彩が豊かです。
ソースは鮎の魚醤、タイの唐辛子、タマリンドなど。これらをシェフが丁寧に混ぜてくれます。
甘味、辛さ、そして複合的な複雑な香り。タイ米だからサラダ感覚でいただけます。
プードーン
生の雌のワタリガニを漬け込んだ料理。3年熟成酒粕赤酢、タイのレモン、ココナッツシュガー。
柔らかいワタリガニの旨味に広がるソースの五味。
ほんのりとした辛さが尾を引く。
ヤムホイナムロン
蒸した岩手の牡蠣、コリアンダー、揚げた新玉ねぎで和えてある。甘く、コクがあって香りもある。
チューチープラー
山口県の一週間熟成の甘鯛の松笠焼き。下にはレッドカレーソース、泡立てたココナッツミルク、魚の下にオイルソース。
このレッドカレーソースが美味くてマイルドななかにピリ辛が程よく、甘鯛の旨味を引き立てている。パリッと香ばしい鱗もいいですね。
添えてあるのはノラボウナという菜の花の素揚げ。
クンホーバイトゥーイ
パンダンリーフで包んだ揚げた海老団子。豚の背脂のココナッツ、白コショウ入り。
どこか馴染みのあるタイの海老団子。
トムセープ
タイ東北地方の山の幸などで作る舞茸と和牛テールのハーブスープ。
動物系の旨味は滋味深く、ほんのり酸味と辛味もあってなぜか尾を引く旨さです。舞茸とテールの旨味もスープに馴染んでます。
イエローカレー マッサマンカレー
シグニチャーのタイカレー(ゲーン)。
イエローカレーはターメリック、パクチーの根っこ、生姜などを使用。もも肉、コショウの葉、ココナッツミルク。
鶏肉は奥美濃古地鶏。
尋常じゃないコクとまろやかさ。単調じゃないのはパクチーやターメリック、コショウの葉などのおかげ。
マッサマンカレー
カルダモン、シナモン、八角などのスパイスが入ったガッツリと旨いカレー。和牛と新玉ねぎ。
ジャスミンライスと共に。
パッタイ
種子島の車海老と地鶏の卵のパッタイ。タマリンドの甘酸っぱさとの相性。酢と魚醤で味変。深みが増す。
里芋のアイス
プードーン
里芋の粘りも加わりとんか豆の香りも良き。
本日のお酒
お会計は約24,000円。タイ料理ってやっぱり旨い。ごちそうさまでした。
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