※本記事で紹介している「とりアロマ」は2026年6月29日をもって閉店しています。
東京・神保町にある焼き鳥店「とりアロマ」。

本記事では、「とりアロマ」についてレポートします。
「とりアロマ」ってどんな店?
2022年10月、神保町にオープンした完全予約制の焼鳥店。
かつてミシュラン一つ星を獲得しながら惜しまれつつ閉店した名店「蘭奢待」の店主・和田浜英之氏が、同じ場所で新たに立ち上げた店舗である。
和田浜英之氏は藤沢市出身。高校卒業後、23歳位までニート生活を送り、歌舞伎町のコマ劇近くの焼鳥居酒屋に就職。
社長に連れて行ってもらった銀座の「バードランド」の焼鳥に感銘を受け、そのまま乗り換えるように就職。
一、二年で体得し、27歳の時に独立し、2006年に「蘭奢待」をオープンさせる。
ミシュラン一つ星を獲得し、10年ほど順風満帆に営業を続けていたが、秋田で養鶏をやりたく店を2020年12月で閉店させる。
プライベートで色々あり、結果的に養鶏は諦めるも、2022年10月に心機一転「とりアロマ」をオープンさせる。
店名の通り「香り」をテーマに掲げ、比内地鶏を中心に据えた焼鳥コースを提供。火入れの技術で素材の持ち味を引き出し、焼鳥だけでなく香味野菜や酒との組み合わせまで計算された構成が特徴。
ちなみに和田浜氏から学び独立したのが根津の「焼鳥 根津 照隅」、湯島の「焼鳥 にしき」。


2026年6月29日をもって閉店しています。
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実食レビュー|最終回【2026年6月訪問】
もう今後更新することはないので最後の訪問はしっかりとレビューしていこうと思う。

さて、泣いても笑っても最後である。
6月29日が最終日ということでその一週間前にお邪魔しました。なんだか和田浜さんの顔も清々しい印象。
日本トップクラスの比内地鶏がこのあとどの店にいくのかというと、恵比寿の「ひき田」だそうです。
ということは完全に焼鳥屋をやめるということなんだ・・・
ちなみにこの場所は居抜きで活用はできず、「駐車場」になってスケルトンにするそうです。
その費用がめちゃ高くて(聞いたけど書けない)、やめる時もめちゃめちゃ金かかるんだと飲食店の現実を知りました。
最後ということで噛みしめて味わってきました。
以下、いただいた料理。

定番のトリュフチョコ。中はレバーペースト。トロっと口内で溶けるチョコからトリュフの香りがあがり、濃厚なレバーペーストと交わる。
のっけからワイン必須の逸品。

見た目が完璧な胸肉。皮はパリッと理想的。脂自体はスッと流れるような綺麗なもの。
比内地鶏は脂の含有量が多いとされていて、結構食べてる最中にもたれるんだけど、和田浜さんが扱ってる比内地鶏は日本トップクラスなので全くそんなことありません。
旨味と香りの余韻があって、脂がスッときれていく。いやぁ、旨い。うますぎる。

3時間低温調理した砂肝。ナツメグの香りまた爽やかです。

ササミの上に乗ってるのは生の黒胡椒。しっとりとして旨味もある。

脂もめちゃ乗ってるハツは脂の香りもいい。そしてバルサミコ酢が僅かにかけられている。

皮。ポン酢、ゴマ、ネギ。

もちもちの銀杏。

チーズがたっぷりかかったうずらの卵。醤油ベースのタレをつけながら焼いており、甘辛チーズ的な全国民が好きなやつ。

スネにはニラを挟んで香り付け。

野菜は一つ一つ味付けなどを変えて提供。その説明も自らすることがないのが粋じゃないの。

蓮根餅。香ばしい香りと出汁がいい。

もも肉です。エロももです。
皮目の旨味、脂、肉感。全てが理想的。山椒と青柚子がまたいい。

レバーの水分がねっとりとした甘味に代わっている。
舌の上でねっとりと艶めく。

セセリ。香りが素晴らしい。
渾身の一串でした。

クミンでカレー風味。

比内地鶏の出汁がめちゃ出たスープは、あえて熱々にしない。一番香りを感じる温度帯にしているからだ。
素晴らしいの一言。

カレーは辛すぎない塩梅で、複合的なスパイスの香りで最後〆る。

本当にレジェンドでした。

和田浜さん、またどこかで飲みましょう!
実食レビュー│サロン忘年会【2024年12月訪問】
私のオンラインサロンの忘年会を「とりアロマ」を貸切にして開催した。

オスとメスが合体した鶏↓

うちのサロン、女性もいるよ?笑


魚も出たりして。


ブルゴーニュもあけまくり。

和牛焼いたり。



素敵な忘年会になりました。ありがとうございました、和田浜さん!
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実食レビュー【2023年12月訪問】
〆がそぼろご飯からカレーとラーメンに変わっていた。
神保町らしく。
本日も最高でした。
















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実食レビュー【2023年2月訪問】
ミシュラン東京にて1つ星を獲得し、焼鳥界を代表する東京・神保町の名店「蘭奢待」が閉店したのが2020年12月。
約2年後にその跡地にリニューアルオープンしたのが「とりアロマ」である。
さて、名だたる職人から絶大な支持を受ける和田浜氏の焼鳥とはいかに?

そもそも和田浜さんに言わせれば比内地鶏は焼鳥に向いていないらしい。
理由は脂が非常に多いためだ。一般的な焼鳥屋のように十本以上並べて焼けばたちまち炎上してしまう。脂が炭に落ちる事で火力が下がってしまうため、同時にまとめて焼くことができない。
さらに火の入れ方次第ですぐに硬くなってしまい非常に扱いが難しい地鶏である。
そこで和田浜さんが考えたのは比内地鶏をコース料理に昇華し、合間に一品料理を提供すること。
今宵はそんなデリケートな比内地鶏を巧みに活かす和田浜さんの魂の焼きを堪能させてもらう。
ちなみに「とりアロマ」とは一品料理で色んな「香り」を楽しんで欲しいという意味をこめられている。
店主:和田浜英之さん

出身はバードランド。菱形ではない串うちはまさにバードランド。
以下、いただいた料理。
トリュフ?

竹炭パウダーのチョコレートに包まれたレバーペーストとクリームチーズ。これがまた旨いんだ。
チーズの茶碗蒸し

上のは生の黒胡椒。香りと濃厚さ、いやぁ、めちゃ旨い。
胸肉

理想的な焼き色。皮はパリッと香ばしくも味があり、旨味という名の鶏油が弾力と共に溢れてくる。これですよ、比内地鶏って。
ハツ

またこのハツ、ハリの良さとブチュっとジューシーの極み。旨味の余韻も濃い。
海老芋

焼鳥屋で海老芋って珍しいよね。カラスミをつけながら。
ペタ

ボンジリと背中の間の厚い皮。肉もついてるのかプリっと柔らかく、色濃い旨味にジューシーさがある。口中がこれ以上ない旨味で満たされる。
ササミの昆布〆

生のササミの昆布〆をトリュフと共に。
腿肉

腿肉ってこんなにオーラあるの?噛めば旨味の肉汁が溢れる。
内腿

柔らかくもジューシーさを内包する串うちの見事さ。
野菜

手羽先

旨味が詰まってます。ハリもあって旨味が凝縮されてる。
コロッケ

中にマッシュルームとベシャメルソース。あぁ、最高。
レバー

火は入ってる。
普通これだけ火入れするとパサつくが、モッチリとしてる。クリームのような。なんなんでしょうこの他にはないような食感。
タレをくぐらせてから塩をふることでしっかりと塩をたたせる仕事も秀逸。
つくね

砂肝

八角をつけることで血の香りと調和。
ソリ

最後なので味は強めに。
食事

脛肉の時雨煮が旨すぎる。
赤だし

赤だしには鶏は一切不要。あえて鶏を使わない。
土鍋で炊いた白米

料理長が秋田出身ということで秋田米。米が文句なしに旨い。
そぼろご飯

生姜の塩梅が素晴らしいです。いやぁ旨い。
お会計約19,000円。
比内地鶏の異次元の焼き手。デリケートだが脂切れと旨味が強い比内地鶏を巧みに扱う和田浜氏の技をとくと堪能した。すぐにでもリピートしたい。ごちそうさまでした。
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神保町グルメ3選



【とりアロマ】の動画
店舗情報
店名:とりアロマ
住所:東京都千代田区神田神保町2-12-3
最寄駅:神保町駅A4出口 徒歩1分
営業時間:18:00~
定休日:日曜日
席数:20席(カウンター12席、テーブル8席)
2022年10月オープン
備考:完全予約制、予約可、全席禁煙、カード可、個室なし、貸切不可、駐車場なし、食べログ百名店2023・2024・2025選出、旧ミシュラン一つ星「蘭奢待」店主・和田浜英之氏が開業、日本酒・ワインあり。








