「焼鳥達人の会」、通称「トリタツ」。
音楽業界で働く無類の焼鳥好きの重鎮達と、首都圏や関西の焼鳥屋の名店が中心となり開催している、完全招待制の焼鳥フェス。
2014年、東京での初回開催から過去6回を数え、大阪編も過去2回開催 。そして今年6月にはDREAM DUSKとのコラボで初の福岡開催と、焼鳥の輪は着実に全国区へと拡がっていった。
もとより2020年オリンピック・イヤーでの開催をもって一区切りとすべく、焼鳥店の方々と議論を重ねてきたトリタツだったが、残念ながら新型コロナウィルスの影響で過去3年間は開催延期を余儀なくされていた。
コロナを乗り越え、2023年6月18日(日)、遂に「焼鳥達人の会 Vol.06 ‒ Toritasu The Final」が豊洲にて開催された。
参加店舗70店、スタッフは300人、来場者数は紹介制のクローズドなフェスでは前代未聞、過去最多の1,000人以上。
当日、池川さん率いる鳥しき一派の気合いの入った挨拶が会場に響き渡った。その瞬間、ピンと会場の空気が変わった。
そうだ、今日は紛れもなくファイナルなのだ。
私がトリタツの青木会長に出会ったのは「いろ鳥」の針ヶ谷さんが梅ヶ丘の「やきとりshira」で引き合わせてくれたのがきっかけだった。
そこから色々、青木さんお気に入りの名店へ連れて行ってもらい、私はどんどん焼鳥の魅力に取り憑かれていくことになる。
焼鳥職人たちも「焼鳥界が少しでも盛り上がるなら」という事で私の個人的趣味であるYouTube動画の撮影を快く許可していただいた。
少しづつだが、焼鳥店の親方やお弟子さんたちから動画が認知される様になっていき、賛同してもらえる事が多くなった。一緒に酒を飲むようになった職人もいれば、私の会社のイベントに出てくれるようになった職人もいた。
勿論、それぞれ焼鳥職人同士で流派や考えが異なる人達もいる。だが、彼等の「焼鳥業界を盛り上げたい」という想いはみんな同じであると彼らと酒を酌み交わしながらそれは確信に変わった。それぞれ考えは違えどちゃんと大きな舟に乗って前に進んで行ってるじゃないか。
青木会長からファイナルを開催するにつれてYouTube撮影をして欲しいと頼まれたのは非常に光栄だが、さぁて、こりゃ大変な事になったぞ…という不安の方が大きかったのが事実である。俺じゃなくてプロ、雇えばええやん…笑
自称、晴れ男である青木会長のおかげで(せいで?)当日は6月にも関わらず炎天下の中、かなりの熱気に包まれた。
「焼鳥達人の会」名誉顧問 渡部さんによる恒例の挨拶。
「なんとか生きております〜!」掴みもバッチリで爆笑をさらってました笑
このロゴ凄くない?
食事チケット
このチケットで交換というシステムです。
この暑さの中、よろにくのVanneさん、右京さん、浅川さんたちがDJで音楽を流し、酒を飲んでは踊りながらこの会に興じるお客さんたちの顔はなんと多幸感に包まれていたことか。
会が終わりに近づくにつれて、焼鳥職人達も、我々焼鳥を愛する者たちもどこかランナーズハイになっていった様な興奮に包まれていった。
当日の盛り上がりはそれは実際に来たものでないと伝わらないかもしれないが、その雰囲気が少しでも私の動画で残せたことを嬉しく思う。
最後は青木会長より池川さんへ焼鳥を焼いてあげる。
めちゃいい笑顔。笑
そうそう、この日来ていた恵比寿の鮨職人である遠藤さんもポツッと「これの鮨版があったらないいなぁ」と羨ましがっていた。そうか、同じ業界でこんな会は焼鳥業界しかないよな。
豊洲の夕陽がまたなんともエモいんです。皆様、お疲れ様でした。
過去最大規模の焼鳥店と焼鳥lover達との盛大で最高のフィナーレであった。この模様はぜひ動画でご覧ください❗️⬇️
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