【御成門】冨所「ネタとシャリがデカくしっかりと握りで満たしてくれる優良店!」

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寿司(鮨)

本日は御成門の鮨屋「冨所」へ。

御成門駅からは徒歩5分ほど。看板がないので店の存在を知ってないとスルーしてしまいそうな場所に。

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こちらの佐藤浩二大将はミシュラン一つ星の名店「鮨 真」出身。
オープンは2018年11月とまだ新しいお店だ。

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カウンターは6席のみとコンパクト。

非常に落ち着いており、シックなデザインに洗練された空間。

佐藤さんは温和で柔らかい空気感の方。

「鮨 桂太」の大将と仲が良いそうだがどことなーく雰囲気が似ている気が…する。

話をしていくと今年35歳でどうやら私とタメであることがわかった。急に親近感が湧く。

おまかせコースは18,000円。

以下いただいた料理。

平目
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むっちりとして力強い食感。

味も濃く、特に後半から香りが上がってくる。

とり貝
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弾けるようなみずみずしい食感にどこかウリっぽさを感じさせる香りが爽やか。

噛んでいくごとに甘みも増すしていく。

ハタ
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じんわりと白身本来の旨味を感じる。脂ものってます。


 

メジマグロ
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鮪の子供。ねっとりとして香りがふわーっと。福井の地がらしと共に。

塩あん肝
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本日のつまみのお気に入り。

あん肝って甘く煮付けるのが王道だけどこちらは塩で味付けしたもの。

味もクリアで滑らか。コクもあって旨味も強い。

あん肝だけで2.3キロとかなり大きく脂ののりもいい。

蛍烏賊の粕漬け、牡蠣のオイル漬け
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ふわっと甘い粕漬けと蛍烏賊が濃厚。

牡蠣もプリッと。

この辺で握りへ。

ガリ

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酸が強く、ほんのりと辛い。甘みはほぼ感じないキリッとしたもの。

墨烏賊
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烏賊特有のある程度の粘りとサクサク感。

シャリは赤酢と合わせ幾分マイルド。

酸は強すぎないくらいでふっくらと炊かれた米の旨味を感じる。

男らしさを感じさせるしっかりとした握りだけど口に入れるとホロホロっと崩れうまくネタと調和していく。

ネタとシャリのサイズは気持ち大きめで食べ応えもある。


 

サヨリ
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透き通る身は柔らかく後半からだんだんと味が濃くなっていく。

赤身
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京都舞鶴の81キロ定置網。きめ細かさと爽やかな酸。

中トロ
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めちゃめちゃ綺麗な部位だ。ひたすら上品な香り。シャリの酸との調和もいい。

小肌
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佐賀の小肌。肉厚で結構脂がのっていている。

酢と塩加減が絶妙で旨味も強い。

ミルガイ
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食感よくみずみずしい。甘みもいい感じ。


 

しめ鯖
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こちらも結構脂がのってて旨味が凄い。

〆加減と脂の甘味が素晴らしい。


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蛸の食感は残しつつ後半から徐々に香りが強くなってくる。味が濃い。

だけど大将曰く、ほぼ蛸のスペック。

海老や蟹などの餌を食べてる蛸は味が強いんだとか。

春子鯛
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やや酢が効いており身質も柔らかい。丁寧な仕事ぶり。

煮蛤
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漬け加減いいです。


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玉ねぎを漬けた醤油で味付け。

トロトロの食感とコクは極上。


 

車海老
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かなりデカイ。口いっぱいに車海老を頬張る感覚は爽快。

ブリブリで甘みも抜群。

雲丹
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盛りが凄い。クリアで特に甘みが強い。

穴子
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ほわほわで脂ののりもいい。

玉子焼き
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中心にいくにつれてしっとりと。

そして嫌味のない甘み。

以上で一通り。

つまみなしでいきなり握りにいく人も多いくらいしっかり握りで満たしてくれる理想的な店。

ネタの切りつけやシャリも大きさなど一貫一貫のパワーも凄い。

理屈抜きにして「鮨ってうめぇな」と思う。

お会計は18,000円のおまかせコースにお酒も飲んで約22,000円と良心的。

コスパの感覚は人それぞれだがまさに価格に対してのパフォーマンスが優れているといった印象。

6席しかないので確実にこの先は争奪戦になるので絶対に行っておくべき店。ごちそうさまでした!

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