本日は「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」へ。
オープンは2019年5月。
蜆を使ったラーメンを出すお店。
店名の「琥珀」は貝類の旨味成分であるコハク酸から。
いつか行こうと思っていたが平日のみの営業&常に大行列というのを聞いて後回しにしていたが今回意を決して訪問することにした。
場所は雑色駅から商店街を通る事、徒歩5分。
13時45分到着。
線路沿いに14名待ちの行列。想定内でーす…
最後尾に並ぶが雨上がりなので湿気が物凄い。
進みはかなりゆっくりなので時間に余裕を持ってくる事を勧める。
接客が丁寧な女性店員に案内され食券を購入。
着席は14時35分。50分も並んでいたのか。
店内はカウンター6席のみとかなりコンパクト。クーラーが効いており涼しいのが有難い。
ミシュランガイド2021のビブグルマンにも選出されています。
程なくしてラーメンが運ばれてきた。
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特製 中華蕎麦 塩 1,250円
特製というだけあって具沢山だ。
5枚のチャーシュー、味玉、芽葱、メンマ、ワンタン、紫玉葱。
チャーシューはバラ、モモ、ロースの低温調理。
しかし芽葱とは珍しいかも。
特製にしたからか、ややスープが少なく見える。やはりまずはノーマルのラーメンにすべきだったかな。見た目的にも。
ではスープを一口。
フワッと滋味深い蜆の旨味が口いっぱいに広がる。それでいて貝ならではのとても柔らかな甘みが印象的。
蜆出汁、蜆油、塩ダレ、と幾重にもなった蜆の旨味と動物系のクリアな清湯スープの奥行きを堪能でき、ひたすらコク深く、身体にスッと沁み渡っていく。
蜆は店名にもあるように島根県宍道湖産。
麺は菅野製麺所のストレート麺。
強めのコシがありスープとの絡みも良く一緒にスープを盛り立てる。
芽葱、紫玉葱、メンマそれぞれが食感に変化を加える。
3種類のチャーシューはムチッとした食感や旨味、脂の甘味などをそれぞれ楽しめるようになっている。
食べ進めるうちに気づいた。
これ「特製」じゃない方がいい。
勿論其々の具材は美味いがせっかくならここは蜆に集中したいところ。
意識が色んな具材の方にいってしまうのはやや勿体無い気がする。
そうか、だから食券機でも特製が一番にきていなかったのか。
だけどラーメンとしての完成度は確かです。
日本人の誰しもが馴染みのある蜆を使った誰もが好むであろう普遍的な美味さのある一杯でした。ごちそうさまでした!
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