東京・外苑前にあるイノベーティブレストラン「JULIA」。

本記事では、外苑前駅から徒歩5分に構えるイノベーティブレストラン「JULIA」についてレポートします。
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「JULIA」ってどんな店?
ルーツは2012年に茨城県つくば市で創業した「本橋ワイン食堂」。
2017年に東京・恵比寿で「JULIA」として生まれ変わり、2019年に外苑前へ移転。2023年11月に現在のに移転し、リニューアルオープンした。
本橋健一郎氏がオーナーソムリエ、シェフは本橋氏の妻・nao氏が務める。
料理はワインから着想を得て組み立てるスタイルで、ソムリエが先に季節の日本ワインを選び、その後に料理を構成。
食材の90%以上に国産素材を使用し、旬の野菜や果実、魚介を取り入れた8〜12品前後のコースを提供する。
泡・白・オレンジ・ロゼ・赤まで幅広い日本ワインとのペアリングに加え、自家製ノンアルコールペアリングも用意する。
1階は食前酒とスナックを楽しむラウンジ、2階は白を基調としたダイニングという二部構成。完全予約制で予約はWEB限定。24席のみの落ち着いた空間。
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実食レビュー【2023年6月訪問】
東京・外苑前のレストラン「JULIA」へ2年ぶりの訪問。
確か2年前はコロナ禍真っ只中でアルコール提供ができなかった時期。だから本橋さんによるアルコールペアリングも未だに経験していない。
まぁ、そんな時代もあったねと…
これはいかんということであえて2年前の同じ時期に訪問することにした。
場所は一見わかりづらいが相変わらずスタイリッシュでカッコいい外観。
19時からの一斉スタートでこの日は半分が外国人客。いつもはなんと7割なんだとか。
おかげでレストラン中で英語が飛び交っています。まるで海外にいるかの様。

必ずペアリングがついてくるおまかせコース一本。
ペアリングはアルコールかノンアルコールかを選択でき、税込サービス料込みで込みで25,000円。
ペアリング込みの料金設定って飲む人からすると嬉しいです。なのでお会計も25,000円。明朗会計であわかりやすい。

今回、2年ぶりにnaoさんの料理をいただいたが、相変わらず何料理かわからない笑

もはやジャンル分け自体に何の意味も持たない時代ではあるが、フレンチをベースにしつつもnaoさんの感性を遺憾なく皿に表現した完全オリジナル料理。独学だからこその発想力とでもいおうか。

そしてnaoさんの夫であり、ソムリエの本橋健一郎さんによるペアリングは全て日本ワインで統一し、naoさんの縦横無尽なスタイルの料理を補う役割。なるほど、夫婦2人で作り上げるここにしかないレストランである。
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以下、いただいた料理。
・INTRODUCTION – baby corn

卵黄と沖縄のチリソースであるコーレーグースを使用したソースの上に炭火で焼いた沖縄県産のヤングコーン。
まろやかだけど、後からピリッと。自家製のほうじ茶のパウダーが香りのアクセント。
・TOMATO – horse mackerel | shiso

鯵と味噌を大葉の葉で包み、その下にはハーブの香りをつけたクスクス(小さなパスタ)。
ここに透明なトマトのエキスを入れてくれた。
脂ののった鯵と味噌の旨味、大葉や紫蘇などの香りにトマトの清涼感が加わる。しかもこのトマトは甘味のあるタイプだ。甘味はトマトからか。
・PASSION FRUIT – oyster | yogurt

鰹出汁の中でゆっくりと火を通した牡蠣。
宮城県蔵王のヨーグルトと沖縄のパッションフルーツのソース、ディルのフレイバーオイル。
牡蠣とヨーグルトの組み合わせも意外とありだな。違和感ないです。
・SEASONAL ONION – uni | sweet shrimp

新玉ねぎ、ソースは新玉ねぎのエスプーマ。
中に自家製ドライトマト、甘エビ、雲丹。
玉ねぎの甘味をベースに様々な香りや味わいを展開する。
・UNAGI EEL – arugula | red wine

炭火で焼いた鰻。
醤油と赤ワインのソースを塗って焼き上げ、下にはグレープフルーツ、ルッコラのピューレ。
うなぎの蒲焼のJULIA版とでも言おうか。
ベースはフレンチ、インプットは和食から。これがよく出た一品。
赤ワインソースに弾ける実山椒が際立っています。
・RED BREAM – young ginger | myoga ginger

金目鯛の皮目はパリッと香ばしく、身はしっとりとふっくらと。
ソースは白ワインと新生姜とピクルスで。
サイドは新生姜と茗荷のピクルス2種類。
マイルドなソースの中で新生姜の辛みが効いていてこれが凄くいいアクセント。
・全粒粉パン

茨城県の小麦を使ったパンでこれが香りがなんともいいんです。この小麦の香りでワインが進む。
・HITACHI WAGYU BEEF – narazuke | black garlic

常陸牛のサーロイン。
黒ニンニクと奈良漬けのペーストが合う。
・TOMATO – squid | saffron

フレッシュトマトと烏賊の炊き込みリゾット。

リゾットと言っても硬めのに仕上げられている。
トマトの甘み、烏賊、サフラン。
・CHEESE CAKE – ??

スペシャリテであり、見た目はシンプルなアイスなのに食べるとチーズケーキの味わい。これがやたらと旨い。
・MELON – chamomile | milk

カモミールのブランマンジェと牛乳のコンフィチュール、フレッシュメロンとメロンのアイスクリーム。
・CURTAIN CALL – end of the dinner

お会計25,000円。
この店になぜこんなにも海外のお客さんがやってくるのか?
日本のワインや、食材、本橋さん達による茨城愛。
側はスタイリッシュだが、そこには日本人としての誇りと温かみが感じられるからかもしれない。
そうそう、僕はカッコいいだけの料理に何の興味もない。やっぱり作り手の想いや人間味が皿に乗ってないと嫌なんだと改めて思った次第であります。ごちそうさまでした。
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実食レビュー【2021年6月訪問】
本日は外苑前にあるフレンチレストラン「JULIA」へ。
場所は駅から徒歩5分ほど。
2012年に茨城で店をオープンさせ、恵比寿と場所を変え2年前にここ外苑前に移った。

薄暗い店内は黒を基調とし、モダンな雰囲気。
パッと見、お洒落なBARの様である。
だけど天井を見上げれば木目が見えどこかアットホームさも感じさせる。
そしてこちらのお店、ご夫婦で営業されておりなんとシェフは奥様。
旦那さんはソムリエ、料理説明、サポートにまわってます。
料理はフランス料理をベースにしてはいるがアメリカで修行していたこともあり従来の枠にとらわれない自由な発想で料理を作る。
だからジャンル付けするならJULIAというジャンルである。
メニュー

全てのメニューにペアリングがつき、コース+ペアリングで税サ込み19,000円という超良心的な金額。
コロナ前からノンアルのペアリングもやっていたほどの意識の高さ。
左)シェフ:naoさん、右)本橋さん

「髪型がユニフォームです」。
もともと地元、茨城でお店を構えていたこともあり食材は茨城のものを中心に組み立ててある。
ワインから発想を得て料理を作りコースを組み立てるやり方なのも興味深い。
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以下、いただいた料理。
sustanaible

意味は「持続可能な」。食品から出る端材や前日の残りものなどを使用したフードロス対策の一皿。
新玉ねぎのフラン(冷たい茶碗蒸し)の上には玉ねぎのポタージュスープ、そして柑橘フレーバー、少しの塩を。
塩を足すことで玉ねぎの自然な甘さを強調。
clam

茨城県産の蛤にうすい豆(えんどう豆の一種)、食べられる花アリッサム。
この上にクレソンで作ったスープをかけてくれる。
クレソンの香りに炭火で焼いた豆の香ばしさ。
slider

「slider」とはアメリカでいう小さいハンバーガーのこと。「喉を滑り落ちていくほど小さい」ということからこの名前がついたと言われている。

バンズも自家製。間には3日かけて作られたバーベキューポークにフレッシュなリンゴを挟んである。
ホロホロで肉汁たっぷり、味付けは甘めで八角が効いておりアメリカンだけどアジアンテイストでもある個性的なスペシャリテ。
farmer’s artworks

野菜、ハーブ、フルーツで作ったリース状のサラダ。
ケールという野菜をペースト状にした緑色のソースに、真ん中はブラッドオレンジとビネガーで作ったムース状のソース。
野菜のダイレクトな味わいを楽しめる一皿。
asparagus

茨城県の谷口農園のアスパラガス、炙ったヤリイカなど様々なハーブ、
ソースは白ワイン、クリーム、青柚子の果汁でまったりとした中に酸味がある。
酸味の使い方がどれも上手でダレる事はない。
bouillabaisse

魚介類を煮込んだスープ料理「ブイヤベース」のJulia版。
オマール海老、豆、トマトで作ったビスクをリゾットにしたものでお米は茨城県のコシヒカリを半炊きにしたもの。
上からムール貝の出汁とサフランを合わせた泡のソースをかけて全て一緒に食べると口の中でブイヤベースが完成する独創性溢れるJulia真骨頂。
pork

常陸産の「常陸の輝き」。
ピューレはトマト、パプリカ、チョリソーでスペイン風に。
白いピューレは熟成させたジャガイモはかなり甘みがある。
ソースは玉ねぎ、ビネガー、ブラックペッパーでキャラメリゼされており、かなり濃度が強め。豚の脂身に負けないソース。
全粒粉入りパン

パンも奥様の手作り。
全粒粉入りなのにしっとりとして美味しいでふ。
ice cream

Julia特製ニューヨークチーズケーキ アイス仕立て。
チーズケーキを作り細工をしてアイスにしたもよ。アイスだけど食べてびっくり。まんまチーズケーキです。
black tea/masala chai

クレープシュゼット、チャイのアイス。
curtain call

お会計は20,000円。
ペアリングコース付でこの価格は超良心的。
どの皿もアメリカン、アジアン、フレンチと枠にとらわれない自由な発想には驚かされる。
毎月メニューが変わるみたいでリピーターも多いのも頷ける。女性シェフでミシュラン取れるといいですね。ごちそうさまでした!
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外苑前ディナー3選



【JULIA】の動画
店舗情報
店名:JULIA
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-25
最寄駅:東京メトロ銀座線 外苑前駅 徒歩5分、東京メトロ千代田線 表参道駅 徒歩10分
営業時間:12:00〜14:30、19:00〜23:00
定休日:火曜日(不定休あり)
席数:24席
2023年11月1日オープン
備考:完全予約制(WEB予約のみ)、電話・DM予約不可、カード可(VISA・Master・JCB・AMEX・Diners)、電子マネー・QRコード決済不可、サービス料10%、全席禁煙、個室なし、貸切不可、駐車場なし(近隣コインパーキングあり)、ソムリエ在籍、日本ワインに特化、国産食材90%以上使用、ドレスコードあり(極度にカジュアルな服装不可)、中学生以上利用可。








