※本記事で紹介している「赤坂 きた福」は2019年5月1日に麻布十番へ移転しています。
東京・赤坂にある日本料理店「赤坂 きた福」

赤坂に店を構える「赤坂きた福」は、活蟹を一杯まるごと使い切り、茹で・焼き・刺しと調理を変えながら、その個体の魅力を最後まで引き出す蟹料理専門店。
完全予約制、個室中心の構成。料理だけでなく、時間と空間ごと設計された一軒である。
「赤坂 きた福」ってどんな店?
オープンは2012年11月1日。
赤坂駅近くにある活け蟹専門の高級京料理店。
「The Tabelog Award」Bronzeを受賞し続ける人気店。
一杯の蟹をまるごと使い、板前が目の前で捌き、刺身(昆布出汁にくぐらせる)、しゃぶしゃぶ、焼き、茹でなど、部位ごとに最適な調理法で提供。
冬は松葉蟹、夏は花咲蟹など、季節に応じた蟹が楽しめる。
店内は掘りごたつ式の完全個室が3部屋あり、静かで落ち着いた雰囲気。
姉妹店として2018年8月21日、銀座でとんかつをコースとして提供している「銀座かつかみ」がオープン。
※2025年5月に、麻布十番に移転し、「麻布十番 きた福」となる。
2019年1月訪問
本日は蟹の王様「越前蟹」をいただきに赤坂にある「赤坂 きた福」へ。
赤坂で蟹と言えばまずはここ。ちなみに同じ赤坂で蟹の専門店だと「活かに 北斗」もある。


こちらは2019年度のミシュランでも一つ星を獲得した蟹料理専門店。
越前蟹のなかでもさらにいくつかの条件をクリアした選ばれしものが「極 (きわみ)」と呼ばれていて何十万円もかかるのでそれはまた今度(いつになるかわからないが)。→翌年、福井県の「望洋楼」行きました。

ちなみに2017年初競りで47万円という最高価格が付いたことでニュースになったくらい。
近年では蟹が不漁で価格が高騰。
その理由については色々あって(今年は逆に取れすぎて3/20までの漁獲量を超えそうということで、いちいちここに書き出すとキリがないので割愛するが、総じて言えばいま蟹の値段がとんでもないことになっているのは間違いない。
この店でも事前に聞いていたが本日の越前蟹は1人8万円とのこと。
めちゃめちゃ値上がっているじゃん…
まぁまずは経験ということで蟹のキングをいただこうではないか。

このお店は「個室三部屋のみ」という凄い空間。
まるで旅館の部屋だ。雰囲気もばっちり。
以下、いただいた料理。
・フグの刺身と白子

柚子の中身をくり抜き、皮の中には白子ソースがかかったフグ。
筋肉質な食感に濃厚な白子、そして柑橘の香りがアクセントになった洒落乙な一品。
・甘鯛のからすみ焼きと菊菜のおひたし

パウダー状のカラスミをかけた甘鯛。
塩味と旨味がそのまま甘鯛にのっかる味覚。
ここで日本酒ペアリングコース (8,000円)をお願いした。
料理に合ったお酒を女将さんが注いでくれて丁寧な説明をしてくれる。
猪鍋

まさか蟹専門店で猪鍋が出てくると一体誰が思う?
野性味溢れる猪の肉と野菜。正直これだけで二時間いけそうだけど。
さてついに越前蟹の登場。

まだ生きております。
本日の蟹はかなり立派なものが取れた様でもの凄い迫力。
これを一杯づついただくという贅沢。

ここから店員さんが目の前で解体していく。
見ようによっては結構グロい。
だって生きたまま脚を切っていくんだから。

なんかすみません。

この黄色いフダが重要です。
要はどこで取れたかの証明というわけだ。
手際良く、ザクっザクっと歯切れのいい音と共にあっという間にこの状態に。

・越前蟹の刺身

プリプリ若干でほんのりと甘味を感じる言うなれば雑味のないクリアな味。
これは鮮度命なのもわかる。
・レア

さっきより味が濃くなっていて甘くなっている。
そして蟹の独特な手に付く匂いがない。
あの匂いは腐敗臭らしい。新鮮な蟹は匂いがないとのこと。へぇ。
・ミディアムレア

火入れすると味や甘味が引き立ちます。身もプリプリサクサク。
・ウェルダン

爪の部分でウェルダン。筋肉質な食感がシャキシャキ。
・天ぷら

越前蟹の天ぷら。
甘味がさらに増しており感覚としては海老の天ぷらの甘味に似ている。

こちらは完全にボイルしたもの。

この黒いのは卵だそうです。これ付いている方が美味いらしい。

さらに店員さんは手際よく解体していく。
・心臓

蟹味噌を焼いてこの中に身を入れるわけです。

もう香りがたまらない。
・蟹味噌と身

上に乗っているのが心臓。
心臓は甘味が強く、旨味も強い。多少罪悪感はあるが。
身はホロホロで旨味も今までで最高潮。
・漬物

・雑炊

蟹、雲丹の雑炊。

ここに溶かした卵を入れてお好みでイクラをかけて。
・甲羅酒

焼いた甲羅に蟹味噌と熱燗を入れたもの。
蟹味噌の甘み、甲羅の香り(直前で焼いてくれた)が相まった極上の一杯。

さらに雑炊に甲羅酒を入れる暴挙。
一気に飲み物になった。凄まじい中毒性。
・杏仁豆腐

鬼灯とともに。
・餅

中にサツマイモが挟んである。
以上が2019年1月の越前蟹のコース。
お会計は1人合計で10万円ちょっと。
大学生の初任給よりちょい高いくらいか。
だけどこの料理だと納得してしまうから不思議だ。
次は是非とも越前蟹の「極」をいただきたい。
いつになるやら。→来年。
トイレ

トイレにも細かい演出が。
名店はトイレも抜かりない。ごちそうさまでした!
赤坂のおすすめグルメ3選



【赤坂 きた福】の動画
店舗情報
名称:赤坂きた福
住所:東京都港区赤坂3-13-6 国際天野ビル 7F
最寄駅:赤坂駅 徒歩3分
営業時間:完全予約制(昼は予約のみ)
定休日:不定休
席数:18席(個室3室)
個室:有(2名・4名・6名・8名対応)
備考:サービス料10%
オープン日:2012年11月1日










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