山形県鶴岡市の「ケンちゃんラーメン 鶴岡店」。
ケンちゃんラーメンは、1978年(昭和53年)に山形県酒田市で創業されたラーメン店です。
酒田本店のルーツは、鶴岡市の「鈴木そば」とされ、その店で修業を積んだのかどうなのかは不明ですが、創業者が開業したのがはじまりとされています。
鶴岡店について
鶴岡店は、当初は「羽黒店」としてスタートしました。ケンちゃんラーメンの支店としては最古参となります。
2008年に現在の場所へ移転&リニューアルし、「鶴岡店」としてオープン。
定休日は水曜日と木曜日。
営業時間は11時〜14時の3時間のみ(土日祝のみ14時半まで)というハードルの高さ。
11時前に到着しても車がすでに満車で停められない問題があるので注意が必要。
当初は口頭注文で後払いだったが、食券機が導入された。
数量限定で「ハジ肉」の用意がある。
ケンちゃんラーメンのなかでも当初から回転率は悪く、席についてからもかなり待つので時間には余裕を持って。ロットは3〜4杯。
中華そば 普盛 800円 2019年12月訪問
鶴岡市は酒田市の隣で南方に位置する。店の場所は鶴岡駅から約1.5キロとなかなかの距離だ。
日曜日の12時40分到着。
店内は煮干しのなんともいい香りが漂う。
空席ありだが先客はまだ誰も食べていない。
こりゃ少しかかりそうだ。
メニューと言っても「中華そば」一種類のみ。
10月の増税で50円金額アップしたようだ。
まぁ、それでも十分安いけど。
麺の量は並盛 250g、普盛 300g、大盛 400g。
麺の硬さはバリカタ。
そう、鶴岡店は基本柔らかめなのでほとんどの人が硬めでオーダーしている。
そこから15分くらいで着丼。
・中華そば 普盛 800円
久々だ。感動する。
これだよ。このビジュアル。
スープは煮干しをメインに動物系と数種類の野菜、最高級昆布を使用。
よくあるただの煮干しラーメンになっていない絶妙すぎる味わい。
深みがあり、醤油のコクもいい。
芯を捉えようとしてもなかなか掴む事が出来ない複雑さがある。
海苔は磯の香りがよく、細いメンマも昔のまま。
麺は究極的な縮れ、捻れ、歪み麺。
平打ちだ。
縮れ麺独特の個性的な食感に麺自体の風味も強い。
加水率は低め。なのでどんどん柔らかくなってくる。
鶴岡店のチャーシューは確かにジューシーではあったが昔と変わって脂身が多くなった気がする。
まさにワシワシと食べていく。
麺の風味と煮干しスープとの相性がすごぶるよく飽きる事がない。
脂身は嫌なクドさは一切なく甘みを感じるもの。
普通盛 300gだけどペロッといけた。
やっぱり最高だ。
各店で味が微妙に違うので明日はまだ未訪問の遊佐店にでも行くとするか。ごちそうさまでした!
中華そば 普通 900円 2023年8月訪問
11時到着で行列。車も満車。
数年ぶりにきたら食券制になって、だいぶ値上がってた。まぁ、世の流れだ。
いやぁ、エグいね。席につけたのが50分後。
店に入った時から違和感が。
豚骨系の様な動物系の匂いがする。昔はもっと煮干しの香りがしたはずだ。気のせいかと思ったら連れも同じこと思ってた。
・中華そば 普通 900円
硬め、濃いめ、油っぽく、脂身入り。←コール。
来たラーメンのスープを一口飲んで、気づいた。あぁ、こりゃ以前とは別物だ。
シンプルに魚介の香りが弱い。使ってる量減らしたのかな。
濃いめにしたからだけど以前より味は濃くなっている。物凄い塩辛い。
おまけに麺も加水率が上がっている。以前はすぐにスープを吸って伸びてたはず。その代わりもっと麺の香りもしていた。
うーん、前のイメージでいったら全然違うものになってる。ごちそうさまでした。
中華そば 普通 1,000円 2025年8月訪問
オープンは11時。11時半で食券を購入し、店内席で待ち。
2年前の訪問時は店内の煮干しの香りが弱かったが、今回は前回のような豚骨臭はなく、うっすらと煮干しの香りがする。変わったのかな?
・中華そば 普通 1,000円
写真を見てもらえると一目瞭然だと思うが2年前より劇的に変わりました。というか戻ったという表現が近い。
まず煮干しの香りがしっかりします。油ぽくにしたら液体油は多めだが本店よりはスープは白濁感がない。
カエシのキレは本店よりある。
麺は本店より細く黄色い。麺には香りがあり、加水率も昔の感じに戻った。すぐに伸びるでもなく、ある程度はもってくれる。
トータル、バチっと味がキマったケンちゃんラーメンをいただけました。ごちそうさまでした。
ケンチャンラーメン全店制覇の旅⬇️
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