東京・目黒にある「ラーメン二郎 目黒店」。

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ラーメン二郎について
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
目黒店について
ラーメン二郎 目黒店の創業日は1995年7月で、直系二郎の中では三田本店に次ぐ2番目に開店した店舗です。
ちなみにその3か月後に「仙川店」がオープンしています。
目黒店は、二郎直系でも屈指の“ライト二郎”として知られ、醤油のキレが際立つ非乳化スープが程よい塩気と旨味で食べやすいのが特徴です。
麺は一般的な二郎より細めの平打ち中太で硬めのワシワシ食感、豚は薄切りと細切れをミックスしたホロホロタイプが2枚、ヤサイはキャベツ多めでクタクタに煮込まれています(量は標準より控えめ)。
また、都内最安クラスの価格設定(小ラーメン600円~)と高回転率で、長い行列でも比較的スムーズに回る点も魅力。
加えて、二郎では珍しい「鍋二郎」テイクアウト対応や、背脂増しの隠語コール「コラコラ」が使えるなど、遊び心あるサービスも提供されている。
2019年5月訪問
はじめてこの店を訪れた2001年からこの500円という価格は変わってない(おそらく)。
他の店舗が値上がりしていく昨今この店だけは値上げせずに営業していることが凄い。
だけどこのメグジ、接客の面ではすごぶる評判がよくない。
「二郎に接客を求めるのはナンセンス」だがここのはちょっと特別で、食べるのが遅いお客には「無理しないでいいんで」と言われる。
=「はやく出て」という意味。
これはある程度まとめて作っているので極端に食べるのが遅かったりするとロットが乱れるわけだ。
完全に店の都合ではあるがこのお客さんを蔑ろにした接客が二郎慣れしてない人からすると憤慨ものの様だ。
長らく二郎に通ってる者からするとこの「ロット」の仕組みは理解できるので店側の言い分はわかる。
なので自然とメグジに来た時は早食い大会となるわけだ。
日曜日の21時着。
20人ほどの行列。血気盛んな若者がほとんど。女性も並んでる。
50分ほど待ってようやく店内へ。
相変わらず狭い。そしてかなり年季が入っている。
店主と助手の目が怖い。
メグジは本当に独特でいい意味でも悪い意味でも一番「ラーメン二郎」を体感できる。
小ラーメン 豚入り 600円

ヤサイは少なくほぼモヤシ。若干クタ気味。
おそらく全店舗の二郎の中で一位、二位を争うほどのヤサイの少なさ。
まぁ価格を考えれば仕方がない。
スープは非乳化で液体油多め。
豚の出汁と醤油を合わせたもので化調もよく効いてる。とにかく熱くて火傷しそうだ。
メグジは豚が美味しいので豚増しに。
よく煮込まれていてホロホロ。余計な脂身もなくレベルが高いもの。

麺は平打ちの縮れでみっちりとした食感はまさに二郎の麺。
昔来た時はデロのイメージだったけど今回はいい具合の硬さ。
豚は増したけどそこまで多くはない。
サイズ感もちょうどよく麺に絡めていただく。
ニンニクの量は多め。
液体油が思ったより多くスープは若干味がボヤけるがニンニクと合わさることによってキレが加わり旨味倍増。
ニンニクを入れてはじめて完成するスープなのかも。
背脂もたっぷりで罪悪感MAXスープ。
量は他店よりも少なめ。
自分としてはかなりちょうどいい量。
正直この量で十分だ。
接客はさておきやはりメグジは美味い。
前回来た時は下ブレでガッカリしたけど今回は間違いなく今までのメグジで一番だった。
ブレは大きいけどここは今後も通いたいお店だ。
それにワンコインでこれほどの質を提供できるのは素直に凄いと思う。
接客の概念を覆すメグジはいまの過剰なサービスが過ぎる日本ではやはり「異端」と言わざるを得ないのかも。
ごちそうさまでした!
2014年6月訪問

2011年2月訪問





店舗情報
住所:東京都目黒区目黒3-7-2
アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒駅」西口より徒歩約12分
営業時間:11:00~16:00/18:00~23:00
席数:8席(カウンターのみ)
予算:~¥999
決済:現金のみ(クレジットカード・電子マネー・QRコード決済不可)













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