東京・神保町にあるラーメン店「神保町 可以」。
神保町駅A4出口から徒歩1分、サンエスビル1Fの路地にひっそりと佇むラーメン店。
2010年3月2日にオープンし、「櫂」の当て字を店名に掲げる通り、新しい味覚へのチャレンジ精神が息づいています。
「神保町 可以」はどんな店?
高田馬場の名店「渡なべ」の系列店として2010年3月2日にオープン。
「渡なべ」と言えば最近だと「桜上水 船越」もバズりましたね。
店内はL字カウンター12席のみで落ち着いた雰囲気。
麺はすべて自家製手打ち、毎朝仕込み場で打ち上げるこだわり派です。
看板メニューは、煮干し中華そばと生姜醤油ラーメンの二大巨頭。
煮干し中華そばは数種の煮干しを丁寧に炊いたクリアながらも旨味豊かなスープ、生姜醤油は醤油ダレに生姜の爽快感を効かせたキレの良い一杯です。
定番のほか味玉や焼豚トッピング、濃厚つけ麺も用意。
営業時間は11:00~20:00で通し営業。
煮干し中華そば 980円 2024年12月訪問
この日は平日の12時に訪問で外待ちは5名。神保町はオフィス街で12時過ぎるとどこも列を成すので仕方がない。
ちなみに神保町A4出口と言えば焼き鳥屋の「とりアロマ」の近くです。
入り口に食券機が設置。
店内はL字カウンターのみ。
・煮干し中華そば 980円
中華そばは噂によると山形の「ケンちゃんラーメン」のインスパイアらしい。
けど、海苔がないね。
スープは煮干しの淡い香りが鼻腔をくすぐる。
動物系が過度に出るわけでも、煮干しガツンでもない。じんわりとした奥行きのある旨みだ。
このバランスはまさに山形のアレ。
掴みかけてもスッと離れていく複雑さがあり、何人もの職人が再現するのに頭を悩ませてきたケンちゃんラーメンのスープ。
ホームページみてもそれをうたってるわけじゃないがこの麺を見て確信する。
麺は激しめの縮れ。
すすった時にしっかり麺の香りがする。
硬めに茹でられ口内で適度に暴れてくれる。
本店は加水率超低くて食べてる間にどんどん伸びていくがここはギュッと小麦の密度の高さを感じさせる。
チャーシューは細切れのものも。本家っぽく脂部分はカットしてありサッパリと。
何気に東京でもケンちゃんラーメンインスパイア増えてきましたね。今度は他のメニューでも。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都千代田区神田神保町2-2-12 サンエスビル1F
アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線「神保町駅」A4出口より徒歩約1分
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休
座席数:カウンター12席(禁煙)
支払い方法:現金のみ(券売機制)
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