東京・銀座にあるラーメン店「支那麺 はしご 本店」。
銀座の歌舞伎座裏に佇む「支那麺 はしご 本店」は、深夜まで通し営業し、透明感ある清湯(ちんたん)スープに自家製細麺を合わせた担々麺や、カレー風味の排骨(パイコー)担々麺を看板に持つ、知る人ぞ知る名店だ。
観光客はもちろん、終電を逃したビジネスパーソンや深夜の〆を求めるシメラーにも支持され、歌舞伎座や銀座シックスからも徒歩圏内という好立地が魅力。
「支那麺 はしご」とはどんな店?
創業者 初代店主・橋悟氏は、戦後間もない時期に「中国の汁あり担々麺」を間近に知る数少ない日本人として、その味を東京で再現すべく醤油清湯のスープと細麺を組み合わせた独自スタイルを確立。これが「支那麺 はしご」の原点となった。
昭和39年(1964年)、「橋悟(はしご)」の屋号で銀座5丁目に1号店を開業。
以来、醤油ベースの清湯スープに芝麻醤(ゴマダレ)を効かせた日本式担々麺「だんだんめん」を看板に、60年近くにわたって銀座の夜を支えてきた。
支店展開
本店(銀座6丁目)を筆頭に、都内6店舗を展開。
・銀座四丁目店
・赤坂店(赤坂見附・赤坂駅近く)
・入船店(新富町エリア)
・新小岩店(葛飾区新小岩)
看板メニュー解説
だんだんめん(担々麺) ¥1,000
四川料理特有の味つけで冬はあたたまり、夏は食欲を増進させる少し辛い味つけで、芝麻醤・醤油を中心としたあたたかいつゆそば。
透明度の高いスープは最後まで飽きずに飲み干せる 。自家製の加水低め細ストレート麺はコシが強く、ツルリとした啜り心地とスープの絡みの良さが特長 。
排骨担担麺(ぱいこうだんだんめん) ¥1,200
一口大に切った豚あばら肉を下味をつけてからカレー風味を効かせて揚げた排骨をトッピング。香ばしい衣の軽やかさとジューシーな豚肉が、担々スープにボリュームと深いコクを加える 。
しゅうまい(焼賣) ¥400
豚の上肩ロースと豚バラ肉を使った手作り4個入り。軽く炙ることで脂の甘みが引き立つ、ラーメンとの相性抜群の一品 。
ざあさい麺(搾菜麺) ¥900
豚肩ロースそぎ切りと搾菜(ザーサイ)を炒めた具がのる、あっさり醤油スープの中華そば。肉の旨みと搾菜の程よい塩気・食感が楽しめる 。
鶏絲涼麺(ちいすいりゃんめん) ¥1,200
中国直送の蒸し鶏をほぐした鶏絲をのせた冷やし麺。夏季限定で、さっぱりめの醤油ダレとコシ強い細麺が心地よい冷製麺 。
実食レビュー 2025年7月訪問
突如大雨に打たれた銀座の夕方。はしごで雨宿り。
服も濡れている。風邪引くの嫌だなーも思いながらクーラーがガンガンと効いた店内へ。
優雅に飲んでる方も、晩飯をササっと食べに来る人も、老若男女問わず愛されるはしご。
ご飯無料なんだけど毎回飲んだあとorビール飲んじゃうから一度も頼んだことない。
・ぎょうざ 900円
豚上肩ロースを時間かけて練り上げた肉汁。皮は厚めで中身結構肉肉しいです。
・しゅうまい 400円
ここに来たら外せない。豚の上肩ロースと豚上バラ肉がたっぷり入った手作りシュウマイ。
・だんだんめん 坦々麺 激辛 1,000円
大辛じゃ物足りないから今回は激辛をお願いした。
いわゆる胡麻の濁った担々麺ではなく、鶏ガラと豚骨を丁寧に下処理した無化調の清湯醤油スープがベース。
スープはあっさりながら、何故か尾を引く味わい味覚です。
日本で浸透している担々麺ではなく、もはや「はしご」のオリジナルな味と言った感じ。
自家製の芝麻醤(練りごま)を溶き込むことで、まろやかな甘みと奥行きのあるコクを演出。
また幾つものスパイスにより奥行きあるスープとなっており、清湯の透明感を損なわないバランスが特徴だ。
激辛?
中本食べ慣れてる人なら全然物足りないんだけど。
細ストレート麺は加水率低めでしっかりとしたコシがあり、スープをよく持ち上げる。
軽快な喉越しと、噛むほどに小麦の甘みが広がる食感が、だんだんめんならではのすっきりコク深い一杯を支えている 。
チャーシューはしっとりと。ご飯といただくのが良いんだろうけどビールに餃子、シュウマイいったらいらんね。ごちそうさまでした。
店舗情報
所在地:東京都中央区銀座6-3-5 第二ソワレ・ド・ビル 1F
電話番号:03-3571-1750
最寄駅:
東京メトロ銀座線/丸ノ内線「銀座駅」A3出口 徒歩2分 東京メトロ日比谷線「日比谷駅」B3出口 徒歩4分 JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」徒歩5分
営業時間:
月~金 11:00~翌5:00(L.O.4:30)
土・日・祝 11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 無休(年末年始を除く)
席数:30席(カウンター・テーブル)
予約:不可
決済:現金のみ(カード・電子マネー不可)