東京・新宿にあるラーメン屋「風来居 新宿店」。
新宿西口エリアの路地裏に、静かに暖簾を掲げるラーメン店があります。
その名も「風来居 新宿店」。
2000年1月の創業以来、山頭火の流れを汲むとんこつ塩ラーメンを看板に掲げ、ラーメン好きから根強い支持を集めてきました。
「風来居」はどんな店?
2000年1月、らーめん山頭火創業者によって名付けられた「風来居」。
その由来は、山頭火が一時期暮らしていたという「庵(いおり)」の名前から。
新宿駅西口から徒歩5分、新宿西口駅からは約290m。道順は信号を渡って、銀行の角を曲がると少し入り組んだエリアにあります。
カウンター12席のみのこぢんまりとした空間。
国産豚骨を2日間じっくり炊き、香味野菜の香りが溶け込んだ丁寧な豚骨ベーススープ 。
「塩なのに味噌のような濃厚さとコク」があるとの評価もあり。
豚バラ厚切チャーシューは創業以来つぎ足しの醤油ダレで煮込まれ、非常にジューシーで評判高し。
店舗展開状況
「風来居 新宿店(本店)」は2000年1月オープン。ラーメン「山頭火」の味を継承。
2014年3月17日には「風来居 神田秋葉原店」がオープン。
「風来居 渋谷店」もかつて存在しましたが、現在は閉店。2017年には姉妹店「中華そばコヨシ 渋谷店(姉妹ブランド)」としてリニューアルされました。
ちなみに煮干しベースの中華そばを提供する姉妹店「中華そば コヨシ」は2017年12月に市ヶ谷駅近くにオープンしています。
「風来居 大宮店」も同様に現在は閉店。
しおらーめん 1,000円 2025年8月訪問
新宿西口の小滝橋通りから入って奥まった場所。「つけそば 黒門」の近く。
通し営業で平日の16時半に訪問したら客は0。
店員は2名。2人とも外国の方だ。
デフォは1,000円から。
しょうゆ、みそ、旨辛しお、まぜ麺など、メニューの幅も広い。
・しおらーめん 1,000円
具材はチャーシュー、メンマ、葱、胡麻、キクラゲ。
白濁した塩スープは豚骨や野菜の丸み、甘味が際立つクリーミーマイルド系。口当たりよく適度な動物系のトロミがしっかりと胃袋を覆う感覚。
重すぎず、軽すぎの絶妙なバランス。
麺は小林製麺。中細ストレート麺は硬めに茹でられ、スープをしっかりと持ち上げる。
何気に胡麻が香りのいい役割を担う。
キクラゲは珍しくカットしていない状態。
食感がサクッサクッで他店にはないアプローチ。
チャーシューが特にイノシン酸がまわりきったワイルドな香りと旨味が感じられ、むしろ丼の中で少し浮いている。
今となっては目新しさはないが、トータル美味しいラーメンなのは間違いない。
この感じだと他のメニューも食べてみたい。ごちそうさまでした。
基本情報
住所:東京都新宿区西新宿7‑19‑18 セードル新宿ハイツ 1F 電話番号:03‑3368‑3223
営業情報
営業時間:毎日 11:00~23:00(通し営業) ※スープがなくなり次第終了の場合あり 定休日:無休
アクセス・交通
最寄り駅:
東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅:徒歩約3分(約210 m)
都営大江戸線・JRなど 新宿西口駅:徒歩約4〜5分(約290–300 m)
道順(食べログより): 新宿駅西口からは地上に出て右へ。信号を渡ってさらに左へ渡り右折。東京都民銀行の角を左折し、最初の角を右折して直進、3分ほど歩くと到着