新宿駅は東京屈指の「飲食激戦区」。
和食・ラーメン・寿司・焼肉・中華・カレー・洋食・喫茶店まで幅広く揃い、価格帯も700円台の神コスパから高級店の贅沢ランチまで網羅できる街だ。
が、故に「ランチ難民」にもなりやすい恐ろしい街である。
そこで本記事では私が実際に訪れた新宿駅周辺の27軒を厳選し、ジャンル別に徹底解説。
コスパ、立地、味の傾向、混雑情報まで本当に使える新宿ランチガイドをお届けする。
※今後も新しい店が生まれれば、随時このリストを更新していく。
ラーメン
➡️新宿のおすすめラーメンまとめはこちら

新宿はもちろんラーメン激戦区。数が物凄いから選ぶのも大変だけどこちらを参考にしてもらえれば。
らぁめん 満来

新宿でラーメンと言えばまずは「らぁ麺 満来」。
やはり何と言っても大ボリュームの「ざる」。
よく煮込まれたチャーシューがゴロゴロ入ってる「チャーざる」もいいが、ボリューミー過ぎるので普通の「ざる」でも十分満足できる。
もちろん隣にある「らぁめん ほりうち」(同門)もいいんだけど、麺がツルツルで満来の微縮れ麺とは違う。個人的にこちらの麺の方が自分好みなのであげさせてもらった。
ちなみに池尻大橋の「中華そば 千乃鶏」のつけ麺は満来の「鶏出汁の清湯系のガッツリつけ麺」からも影響を受けている。なんで知ってるか?ってだって社長知り合いなので。

風雲児 新宿本店

2007年オープン以来常に行列ができる。現在はかつての大行列こそなくなったが、いまも昼になると列ができる人気つけ麺店。
はじめて来た10年以上前から来るたびに「しょっぱい」と感じていたスープの塩分が、ここ最近で穏やかになった。
中太微縮れ麺は加水率高めでだいぶ硬めに茹でられ、豚骨の丸みで上手くバランスをとったスープを持ち上げる。
新宿で確実に旨いつけ麺がたべられる店だと確信している。
横浜ラーメン 町田家 新宿南口店

町田に本店がある家系ラーメンラーメンの「町田家」の新宿店。
もともと「本牧家」の流れを汲むお店なので、鶏油の存在感はあれど、動物系による濃度はやや控えめ。
直系に比べると全体的にライトな味わいで万人受けしやすい家系。
酒井製麺の麺箱、麺上げは平ザルと定番の家系要素満載。
横浜らーめん 山本家

こちらはさらに「直系寄り」で、スープは鶏油もそこそこに、動物系のふくよかな旨味がふんだんに出たもの。
粘性もしっかりとしてミルキーなポタージュ感を楽しめ、力強い土台にキリッと濃いカエシがキマってます。新宿で直系を感じられるお店。

横浜家系ラーメン みどり

運営は新宿中をシメてるんじゃないかと思うくらいの「らぁ麺 はやし田」などで知られる「株式会社INGS」の濃厚家系挑戦店。
麺は家系ラーメン御用達の酒井製麺ではなく、菅野製麺所。
醤油の立ち方はマイルドで、どちらかと言えばバランス型の家系。
塩気で攻めるタイプではなく、旨味でじわじわと攻めてくるタイプ。

すごい煮干ラーメン 凪 新宿ゴールデン街 本館

新宿ゴールデン街にあり、しかも24時間営業。
コップには「煮干が嫌いな方、ご遠慮ください」と書いてあるほど、「ザ・煮干し」。
いい意味でエグミすら感じる強烈な煮干しスープに極太縮れ麺が絡む中毒性抜群な一杯。
良くも悪くも「煮干しに塗れられるお店」。

➡️新宿でラーメンを探している方は、こちらの記事も参考にどうぞ

中華
新宿は四川系から町中華系までわりと盛んな場所。
天府舫 (テンフファン)

小滝橋通りから少し入った所にある四川料理店。
メニューはほぼ赤い。
やっぱり抑えておきたいのは麻婆豆腐。激辛好きなら「激辛」推奨。
ここの麻婆豆腐の特徴はとにかく他の中華料理店よりもはるかに辣油の量が大量。
辛さと痺れのバランスがよく、スパイスを含んだ豚挽肉も肉肉しさとかみごたえがある。
なかなかここまでオイリーな麻婆豆腐も珍しい。

新宿の麻婆豆腐まとめはこちらから。
岐阜屋

新宿想い出横丁内にある町中華店。
接客も雑だし、店の作りも雑だし、超旨いというわけではないけど、身近な生活に寄り添うお店。
2軒目、3軒目で寄るのもいいが、昼から飲みながらゆったりランチも幸福度は高い。

陳麻婆豆腐 麺飯館 新宿京王モール店

新宿駅近で気軽に陳麻婆豆腐を食べるならここ。
かなりの濃度と粘度とオイリーさ。
麻婆餡は辛さ、痺れこそ控えめだがしっかりとスパイスが効いており、ご飯が欲しくなる塩味と味付け。豆腐はやや硬め。
駅直結の地下一階という最強の立地。

カレー
新宿はカレー店が多く、その中でもうまくジャンルがばらけてくれているのが特徴。
➡️新宿のおすすめカレーまとめはこちら

フィッシュ

間違いなく「新宿で旨いカレーは?」と言われればここを紹介します。
大辛はスパイシーでかなりソリッドな辛さ。
チキンはホロホロで柔らかく、チキンカレーだけでも刺激的で中毒的な旨さがあります。
スパイスを使ったカレーと言う方向性は同じでも複数のカレーを混ぜる事で味わいが立体的に膨らんでいく。
パパドや茹で玉子、パクチー、マッシュポテトなんかも総じて皿を盛り上げる。

チキュウ マサラ

新宿はカレー屋が多いが、スパイスカレーの店は貴重。
女性店員さんのワンオペ営業で、女性客からも支持されるお店。
全体的にスパイスで口内ホットホットな状態になるわけではない程度で、全体的に食べやすく万人に好かれる味。

ガンジー

新宿の人気欧風カレー店。具材は牛のバラ肉のみとシンプル。
ルーはシャバ系でコクはあるものの塩味は穏やかで品を残す。
トマトによる酸味の主張が印象的でスパイスによる辛さはじんわりと心地よい程度。
食べてるうちに酸味でさらに食欲をブーストさせるカレー。
東京ドミニカ

札幌に本店を構える人気スープカレー店「ドミニカ」の東京支店。辛さは10段階から選べ、5辛までは無料。
8種の野菜はどれも大ぶりで、存在感抜群。まさに「野菜を食べるスープカレー」。
昆布や鰹のような和出汁の旨みに重なるように多層的なスパイスの香りが広がる。
辛さの中に奥行きがあり、単なる刺激ではない。まさにクセになる味覚。

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うどん・そば
何気に新宿はそばよりもうどんの美味しい店が多い。逆にそばは少し元気ない印象。
うどん 萬田次郎

福岡・薬院に本店を構える「萬田うどん」の東京初進出店。
「豊前裏打会」系のうどんを提供しており、ざっくり言えば、麺が細くて、透明感があるつるつるもちもちの独特な食感。
手打ちだけど博多うどんとは違う新しいスタイルの流派という感じ。
うどんはフワっとした舌触りにもっちりとしてのびやか。讃岐とも異なるこの食感が虜になる。

うどん 慎

インバウンドで外国人も並ぶ人気店。
つゆにいりこを使わず、香川県でも関西でもない、新宿で本物のうどんを体験できる数少ない店。
盛り付けはネジネジ。コシはそこそこ、もっちりとした食感でみずみずしく小麦を感じる。
かしわ天は揚げたてでサクサクで美味。

切麦や 甚六

新宿御苑前駅から徒歩2分にあるうどん店で、ミシュランビブグルマンにも掲載されている実力店。
打ちたて・切りたて・揚げたてを徹底した一軒。
うどんは国産小麦の自家製麺で、みずみずしさとムチっとした弾力、小麦の甘みがしっかり出るタイプ。
ざるで食べるとその質の高さが分かりやすく、無添加にこだわった出汁と揚げたての天ぷらも安定して強い。冷奴や鴨など一品料理も揃い、昼はうどん、夜は軽く飲んで締める居酒屋使い方までできる。

手打蕎麦 渡邊

新宿西口で手軽に食べられる蕎麦屋。
店の真ん中にガラス張りになってる蕎麦部屋で蕎麦を打ってるところを見ることができる。
北海道や栃木の蕎麦粉を使用した蕎麦は細打ちながらグッとコシを残し、手打ちらしい密度を持たせているため、冷たいせいろはキリッと締まり、のど越しは滑らか。
つゆは甘味を抑え、カエシの鋭さを活かした江戸前寄りのやや濃いめの味わいで鰹出汁がよく香る。

ハンバーガー
もっとグルメバーガーがあっても良さそうだけど意外と新宿という街には少ない。
ショーグンバーガー 新宿店

老舗焼肉店「大将軍」がプロデュースするハンバーガー店。
WAGYUの文字につられた外国人が多数。
ダブルチーズバーガーはだいぶ標高たかめ。映え要素抜群です。
バンズは裏っ側も焼かれカリカリで香ばしく、パティは冷凍をせず、様々な部位をブレンドした超粗挽きタイプで肉を食ってる感が強い。
確実に新宿で美味しいグルメバーガーをいただけるお店。

eggslut 新宿サザンテラス店

「エッグスラット」とはロサンゼルス発祥の卵料理のこと。ここはロサンゼルス発の卵料理専門店で日本一号店となる。
フェアファックスサンドは、クリーミースクランブルエッグ、チェダーチーズ、キャラメライズドオニオン、シラチャーマヨをブリオッシュでサンド。
フワフワトロトロ。世界共通で好まれる味と食感。ハイカロリーだけど本当に美味い。

和食
新宿は大衆的な店が多く、高級割烹などの高級店はあまり盛んではない。
すし岩瀬

つまみと握りを交互に出す「すし匠」の流れを汲むお店。
夜は30品以上出てるが、ランチは少しコンパクトなコースとなる。
少量多品目でだがかなりテンポ良く出てくる為飽きる事がない。

新宿割烹 中嶋

魯山人ゆかりの名門「星岡茶寮」につながる系譜の割烹店。
昼はいわし料理専門、夜は本格割烹という二つの顔を持つ特異な一軒。
ランチはいわしの刺身定食、フライ定食、煮魚定食、柳川鍋定食があり、全ていわしで構成。
ご飯は2杯までおかわりサービスで存分にいわしに向き合える。なんでいわしなのか?は記事をご覧ください。

天ぷら 天秀

「天兼」をルーツに持つ老舗の天ぷら屋。
ランチは「かき揚丼」「天重」「天ぷら定食」のみ。
天重の具材は海老、穴子、いか、ピーマン、茄子、玉葱。
衣は薄く、タレにくぐらせているがまだサクッとした食感もある。
タレは甘くないタイプで、丸みのある醤油ダレが適度で素材を活かしている。これが1,650円(2025年11月当時)
接客も良く、終始気持ちよく過ごせる。

天ぷら 船橋屋 新宿本店

創業明治19年の老舗天ぷら店。店名は初代が船橋村(現在の世田谷区船橋)から新宿に出てきたことに由来する。
コースは何種類かあり、全体的に価格帯が安めなので素材は最高品質というわけではないが、熟練の技で火入れもなかなか。ごま油で揚げており衣はサクサク、ほんのり香ばしい。
コースの最後はご飯と赤だしも出され、かき揚げも出る。
サクッとお手軽に江戸前天ぷらを食べたい時には使い勝手がいいお店。

沖縄料理やんばる 新宿総本店

新宿のど真ん中に存在感のある沖縄料理屋がリニューアルオープンした。前までは沖縄料理店と居酒屋が分かれていた。
店内は昼から沖縄の空気が漂い、通し営業なのもありがたい。
料理は無難。だけどそれもまたいい。

洋食(イタリアン・欧風料理)
めちゃめちゃ数があるわけではないが良店がちらほらと。
PIZZERIA CAPOLI

新宿で唯一の真のナポリピッツァ協会認定店。
生地はもっちりとしてナポリピッツァ特有のふっくらとした縁は健在。
焦げ感は絶妙で苦味も味わいの一つとなっている。
新宿で間違いなく美味しいピッツァをいただける。

Katsuプリポー

「東京肉しゃぶ」がプロデュースするとんかつ屋。
一斉スタートのため予約しといたほうがいい。
艶っぽいピンク色残る赤身肉、サクッと軽やかな衣が崩れる音と共にラードの香り、豚肉の甘い香りが鼻腔内に広がる。
最後に出汁を持ってきてくれ、茶漬でしめる。
とんかつって最後が重いんだけどそれを茶漬けで解決。
揚げ方も勿論見事だが徹底されたサービスと食べさせ方がある。

エスニック料理
バンタイ

エスニック料理店もちらほらあるが自信を持って勧められるお店は少ない印象。
新宿の有名なタイ料理専門店。店名はタイ語で「タイの家」。椅子やテーブルなどもメイドインタイ。
店員さんはほぼタイ人。作ってる方もタイ人なので、新宿でタイを感じられる。
プーパッポンカリー、マッサマンカレー、コームーヤーンと定番も楽しめ、日本にはない独特な味覚を味わえる。

考察
新宿は店が多すぎて、誰もが一度はランチ難民になる街恐ろしい街だ。
ラーメンもカレーも和食も名店が密集し、選択肢が多すぎて迷う。
だからこそ迷った時は、まず今回のまとめから選べば間違いない。すべて実際に訪れて「また行きたい」と思えた店だけを厳選した。
今後も新しい店が生まれれば、随時このリストを更新していく。
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