タッカンマリは、鶏の旨味をそのまま引き出したシンプルながら中毒性の高い韓国料理である。
そして日本には「なんちゃってタッカンマリ」がはびこっている。
そのため、本記事では「タッカンマリ専門店」に絞って実際に私が食べ歩いた中から満足度の高いタッカンマリだけを厳選した。
※新しい店が出れば、このリストは随時更新する。
【新大久保】コリア タッカンマリ|東大門式で食べる丸鶏一羽の本格タッカンマリ

新大久保に構えるタッカンマリ専門店。
韓国・東大門スタイルをベースに、丸鶏をそのまま煮込みハサミで切り分けて食べる本場式で提供。
スープは鶏ガラにニンニクのコクを効かせつつ、飲み口は比較的軽め。序盤はあっさり寄りだが、煮詰まるにつれて鶏油や具材の旨味が溶け出し、後半にかけてコクがしっかり増していく。
ジャガイモの澱粉が溶けることで厚みも出てくる。
韓国醤油・酢・カラシ・タテギを自分で調合するスタイルで、シンプルなスープに対して味を組み立てながら食べ進めるのが前提。
〆はカルグクスで出汁を回収。個人的に一番美味しいと思ったのがこちらのお店で、何度も通ってます。
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【新大久保】タッカンマリ食堂|鶏出汁が後半に伸びるタッカンマリ

運営は株式会社ポトマック。新大久保駅徒歩2分という韓国料理激戦エリアの中で、タッカンマリに特化した専門店。
看板メニューはもちろん丸鶏を使用したタッカンマリで、鶏ガラを7時間以上煮込んだスープがベース。
最初から強く押し出すタイプではなく、火入れとともに鶏の旨味が徐々に溶け出し、具材を取り出していく過程で食べ進めるほど味に厚みが出る。
味付けは卓上の出汁醤油・酢・カラシを合わせたタレで調整するスタイル。
餃子みたいに自分なりの好みのタレを作っていただくのが最高。
サイドは店内仕込みのキムチやナムルなど韓国料理の定番が揃い、〆は韓国春雨「タンミョン」。
私がタッカンマリに向き合うきっかけになった店であり、今もこの味が自分のなかのベース。
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【新大久保】明洞タッカンマリ 日本本店|東大門発の濃厚スープと丸鶏を味わう専門店

韓国・東大門の「明洞タッカンマリ」の味を日本で再現する、新大久保の専門店。
国産生鶏を一羽丸ごと使い、長ネギ、じゃがいも、トッポギと煮込む韓国現地に近い構成で、店員が鶏をハサミで切り分けて仕上げる。
スープは比較的濃いめで分かりやすい旨味がある一方、鶏出汁の厚みはもう少し欲しく、部位によって肉にややパサつきも感じられた。
専用ダレは最初からタテギを合わせた店独自の配合で、自分で辛さや酸味を細かく調整したい人には好みが分かれそうだ。全部やってほしい人にはいいかもしれない。
63席の大箱で、タッカンマリ以外にもチムタクやチヂミ、ポッサムなど韓国料理が揃う。
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【新大久保】まいうKOREA 駅前店|3種類から選べるタッカンマリが名物の韓国料理店

2003年創業の「まいうKOREA 大久保本店」の系列店。
タッカンマリは日本向けのオリジナル、本場韓国式、マーラーの3種類から選べるほか、サムギョプサルやスユクハンサン、チュクミなど韓国料理も幅広く揃える。
本場韓国式は鶏肉、ネギ、じゃがいもに絞ったシンプルな構成で、スープはニンニク以上に生姜の香りが強く、胡椒も効いた輪郭のはっきりした味わい。
鶏肉はプリッと柔らかく、煮込むほど出汁に旨味が増していく。酸味のある専用ダレも特徴的で、キムチ、タテギ、酢、ニラなど薬味の種類も多く、自分好みに細かく味を変えながら楽しめる楽しみがある。
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【月島】韓灯|澄んだ鶏出汁がじわじわ深まるタッカンマリ

1987年に北九州・小倉で創業し、2005年1月に月島へ移転。
母・金順貞氏の味を、息子・英徳氏が引き継ぐ韓国料理店。
タッカンマリは前日予約制で、店の主軸メニューとして扱われている。
丸鶏を使い、味付けは塩とブラックペッパーのみ。序盤は軽やかだが、火入れとともに鶏の旨味が溶け出し、食べ進めるほどスープの厚みが増していく。
途中で赤唐辛子や青唐辛子を加えて味を締め、〆はラーメン。シンプルな構成ながら、丸鶏の出汁を段階的に引き出していくタッカンマリとして完成度が高い。
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