東京・表参道にあるうどん店「博多うどん 中村にぼし」。

東京・表参道の路地に、朝10から湯気を立ち上らせる一軒のうどん屋「博多うどん 中村にぼし」。
福岡・博多の空気をそのまま運んできたような、やわらかく、ふわりとほどける麺と、澄んだ出汁の香りが特徴だ。
いま都内で「博多うどんらしさ」を正面から味わえる店として、静かに支持を集めている。
「博多うどん 中村にぼし」ってどんな店?
2025年11月11日、自称「うどんの日」にオープンした「博多うどん 中村にぼし」。
博多発の「日本一高額な居酒屋」として知られる「田中田」系列が東京・表参道で展開する新ブランド。「立ち食いうどんのブラッシュアップ」を掲げた一杯を提供。
博多うどんの特徴である「やわらかく、ふわもちした麺」はここでも健在。
強いコシを特徴とする讃岐とは真逆のアプローチで、歯がスッと入るやさしい食感が魅力。
また、出汁はにぼしの香りがほのかに立つすっきり優しい系。
かけうどん温 590円+とり天 290円 2025年12月訪問
東京で「博多うどん」が静かに流行ってるのか?
近くのエリアだと今年の4月、明治神宮前に博多うどんの店として「因幡うどん ハラカド店」がオープンしたばかりだが、この11月にも表参道に同店がオープン。

同じ表参道だと「手打 しまだ」や「蕎麦きり みよた」など、わりとこの辺うどんに活発な地域。

こちらは「日本一高い居酒屋」で知られる博多の和食店「田中田」の系列によるお店。東京だと西麻布にお店がありますね。

場所は表参道駅A2出口から徒歩3分ほど。Apple Storeの裏側、「とんかつ まい泉 青山本店」方面、「麺 銀座おのでら 本店」の目と鼻の先。

食券機はタッチパネル式。
温か冷か悩むが、「博多うどんは出汁が命」だと思ってるのでここは温かけうどんを選択。

壁には描かれ箸を加えた女性が描かれている。
「これからうどん食べるよ!」みたいな表情。

水はセルフだと知らずに店員さんに声かけてしまったが、親切にも持ってきてくれた。
調味料は天かす、にぼし油、山椒など。
程なくしてやってきた。
・かけうどん温 590円+とり天 290円

やってきました。天ぷらは卓上の皿に置かれます。

かけうどんはうどんとネギのみ。レンゲがついてます。

清らかな出汁は煮干しの香りが嫌味なくすっきりとしてて沁みる。
やっぱり博多うどんの出汁はいいなぁ。

そして平打ちの太めのうどん。

舌に触れると、ふわっと究極的に柔らかく、まるで舌に馴染んでいくような感覚。
もちろんコシはないが、この舌触りには驚かされる。
博多の「弥太郎うどん」やこないだ食べた原宿の「因幡うどん ハラカド店」のものとも異なるなかなかの新感覚。

とり天はサクッと食感よく、肉質もかなり締まってます。
なんの鶏肉だろ?ジューシーというよりはさっぱり胸肉っぽく、噛み締めると味が出る。

卓上の天かすを入れるとふわっと青海苔の香りが。へぇ、嫌味なく香りの幅が広がります。
つゆに油も広がりコクが増していく。
試しににぼし油を入れたが、せっかくの出汁が一気に変わってしまったので、出汁を楽しみたい方は入れない方がいい。
博多うどんのなかでもかなり好みであり、是非とも博多うどんに触れたことがない方におすすめしたいお店です。ごちそうさまでした。
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店舗情報
名称:博多うどん 中村にぼし 表参道
住所:東京都港区北青山3-5-40 PRYME CUBE表参道
最寄駅:表参道駅 A2出口より徒歩約2分(197m)
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休 席数:14席(ハイカウンターのみ)
備考:完全キャッシュレス(タッチパネル券売機)
支払い方法:
・カード可(VISA / Master / JCB / AMEX / Diners)
・電子マネー可(Suica / iD / QUICPay)
・QR決済可(PayPay / d払い / 楽天ペイ / au PAY)
オープン日:2025年11月11日






