東京・下高井戸にあるラーメン店「煮干そば HIMAWARI」。

下高井戸で静かに存在感を放つ一軒「煮干そば HIMAWARI」は、関西で高い評価を受けてきた煮干しラーメンの名店「煮干しや」の流れを汲みつつ、東京という土地に合わせて再構築された店だ。
「煮干そば HIMAWARI」ってどんな店?

オープンは2023年12月29日。
大阪の人気店「中華そば 煮干しや」が移転・進出した煮干しラーメン専門店。
国産食材にこだわり、作り置きはしないがモットー。香ばしい煮干しと薩摩知覧鶏の旨味が溶け込んだ醤油スープにツルモチの自家製麺、炙りチャーシュー、エリンギなどが特徴。
2024年のTRY新店部門で高評価を得るなど、関西とは一味違う東京の煮干しラーメンとして注目されている。
平日と日曜で提供するラーメンが異なり、日曜限定で「煮干豚骨」も販売。
煮干しそば 1,150円 2025年12月訪問
本日は大阪の人気店が東京進出したラーメン店へ。
場所は下高井戸の甲州街道沿い。
甲州街道といえばかつて二郎系の「らーめん大 下高井戸店」にはお世話になりました。

他にも20年ほど愛される昔ながらの中華そばを提供する「中華そば ばんや」や、JAZZと競輪をこよなく愛する店主が営むうどん店「JAZZ KEIRIN(ジャズ・ケイリン)」などがある街。

同店はTRYラーメン大賞の「2024 Tokyo Ramen of the Year」煮干部門で2位を獲得。
下高井戸駅北口を出て甲州街道をひたすら調布方面に向かうこと10分。
店内はL字カウンター8席のコンパクトな空間。
平日の12時過ぎて客は一名のみ。あれ?意外。

先に食券を購入。
店主のワンオペ営業。

スープのバランスが崩れるので替え玉や大盛り、硬めも行っていない。
「一番いい状態で出したい」というこだりがあるとのこと。

程なくしてやってきた。
・煮干しそば 1,150円

具材はチャーシュー2枚、エリンギ、海苔。

煮干しそばだけど葱がが入ってない。

スープは煮干しの香ばしさとビターな旨味、そして酸味が特徴。
この酸味は煮干しの酸味だろう。
関東の煮干しラーメンとは全く異なる新しい味です。
無化調と聞いていたが、物足りないどころか味わいは強めで「しっかり旨い」。というか人によっては塩味が強いと思うだろう。自分も許容範囲内だけど思ってしまった。

麺は自家製の細ストレート麺。
舌触りはふわりとして柔らかい麺です。コシは弱め。
低加水麺のようなパツパツ感かと思ったら麺も予想外。

大ぶりのチャーシューは2枚。直前に炙ったおかげで香ばしくしっかりと旨みがある。

海外産がほとんどというメンマの代わりにエリンギ。エリンギにもちゃんとキノコの旨味成分はあるのです。むしろほかのラーメン店もメンマじゃなくてキノコ系にしたらいいのにな。

東京用にブラッシュアップしたらしく、新しい煮干しラーメンの形となっている。もっと流行っていいと思います。ごちそうさまでした。
帰りは「おおきに」が聞こえた。
おすすめ煮干しラーメン3選



店舗情報
名称:煮干そば HIMAWARI
住所:東京都杉並区下高井戸2-4-2 椿ビル1F
最寄駅:下高井戸駅(徒歩約10分)
営業時間:
火・水・木・金・土・日
10:30~16:00/18:00~21:00
定休日:月曜日
席数:8席(L字カウンター)
個室:なし
禁煙:全席禁煙
駐車場:なし(近隣コインパーキングあり)
支払い方法:現金のみ(カード・電子マネー・QR不可)
予算:¥1,000~¥1,999
オープン日:2023年12月29日







