東京・品川にある「ラーメン二郎 品川店」。

独特の立ち位置を保ち続けてきた「ラーメン二郎 品川店」。
学生街の二郎とは客層も空気も違い、仕事帰りのサラリーマンや飲み会後の客が多い。
品川店は、二郎の中でも少し異なる時間が流れる店として語られてきた。

品川店について
オープンは1997年10月訪問。
品川店は、有限会社ジローフードシステムが関わって運営された店舗で、「ラーメン二郎」という名前を使って営業していた。
つまり品川店は三田本店で修業して独立した、いわゆる王道の流れとは違う形で始まった店舗。

転機は2001年。
この年に三田本店へ再入門し、正式に「直系ラーメン二郎」として認められることになる。看板が外れる前後のタイミングで体制が変わり、ここから現在につながる品川店の二郎像が固まっていく。
このフーズ系店舗の一つが本部直営体制に移行する流れは「新宿小滝橋通り店」などと同じ流れである。

2010年には店舗を全面改装。
隣接していたカレー店がなくなり、壁を取り払ったことで店内は以前の倍近い広さになった。かつては二郎の中でも特に古く、狭い店として知られていたが、この改装を経て、現在では二郎の中でも屈指の清潔感を持つ店舗として知られている。
味の方向性も品川店ならではだ。
スープは乳化が控えめでの微乳化傾向。ほんのり甘め。
脂も比較的おとなしい。豚は小ぶりで、全体として重さよりもバランスを重視した一杯。
小ラーメン 700円 2014年8月訪問
場所は品川駅から徒歩10分。最寄りで言えば「北品川駅」。

いつも行列だけどこの日は早めの時間帯なのでノー行列。
・小ラーメン 700円

あれ?前よりも乳化具合が弱くなってる。二郎あるあるだけどよく日によって味がブレる。
たまたまこの日だけなのか。
ヤサイはシャキシャキ。標準よりやや少なめ。
微乳化スープは甘口。
麺は平打ち麺。小麦香るこの麺がスープと合う。
印象としては標準二郎よりもやや細め。
豚は小ぶりでジューシーで味染みは抜群。
味醂による甘味があり、動物系はライト。
小ラーメン 2011年4月訪問
品川駅から遠い。都内二郎は駅から遠い。
店も狭いな。
・小ラーメン

スープは甘口の乳化系。

麺は太くて微縮れ麺。

豚もしっかり味が染みてて食べ応えがある。
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二郎全店制覇の動画
店舗情報
名称:ラーメン二郎 品川店
住所:東京都品川区北品川1-18-5 サンサーラ品川
最寄駅:京急本線 北品川駅(徒歩約5分)/JR品川駅 港南口(徒歩約10分)
営業時間:
月・火・水・木
10:00~14:00(L.O.13:30)
金
10:00~14:00(L.O.13:30)/17:00~21:00(L.O.20:30)
土
10:00~14:00
定休日:日曜・祝日
※土曜は月2回休みあり
席数:10席(カウンターのみ)
支払い方法:現金のみ(カード不可/電子マネー不可/QRコード決済不可)
予算:1,000円~1,999円
禁煙・喫煙:全席禁煙
駐車場:あり(隣接敷地にコインパーキング・15分300円)
備考:入口右手に食券販売機あり/ドリンク持ち込み可
オープン日:1997年10月








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