これって昔、島田紳助が「できる人は何周目、できないやつは一周目」っていう話をしててそれを松本人志がラジオで話してたのを思い出した。
確か放送作家の高須光聖とのラジオ「松本人志の放送室」。
多分バカリズムはその話をモチーフに話を使ったんだろうと推測する。
しかし物語と会話のテンポがおそろしく悪い。「女性の会話ってあんなんだよ」と一緒に観てた嫁の感想。
確かにこれら1話目の会話が物語全体の伏線になっているんだけど、にしてもオチが全くない会話を淡々と聞かせられるのは非常にしんどい。
ここで挫折する人は多いだろうな…
おそらく男性が観るのと女性が観るのとでは印象が異なるんだろうな。
あの小学校時代のシール交換とか僕からすれば意味不明ですもん。
本作はいわゆる「もしもシリーズ」というかタイムリープものの設定。
一周目で起きた出来事を二周目では徳を積むために良い行いをしていって変えていく。
この「徳を積む」という設定のせいで主人公は特に悪さをできない。「ギャンブルで大儲け」とか。だからどうしても優等生過ぎて物語としてはあまり面白味がない。
でもこれさ、そもそもタイムリープができる人とできない人の差って何だろう?
人間って死んだら全員タイムリープできるのか?
人生をまっとうしたらあの白い部屋には行かないのか?
そもそもあの白い部屋はどういう人がいくのか、この世に未練があるからか、人生をまっとうすればいいのか非常に定義というかルールが曖昧でその辺はボヤッとされてるので非常にモヤモヤが残る。
キャストはまぁまぁ豪華ですね。浅野忠信とか無駄遣いな気がする。
最後になっていきなり怒涛の展開。だけど全体地味な印象はぬぐえません。
制作費の関係か最近のドラマはやたらとテレビ局を取り上げるものが多いなぁ。
恋愛模様とか話的にももっと掘り下げて色っぽくもできそうだけど安藤サクラだからまぁ仕方なし。パターン変えて別の俳優バージョンも観てみたいかも。それこそ安藤サクラの元彼役の年商10億の松坂桃李バージョンとかね。
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