神奈川・武蔵小杉の老舗ラーメン店「ラーメン丸仙」。

再開発で大きく変貌を遂げた武蔵小杉の街。その中で、昭和の香りを残す一杯を守り続けてきたのが 「ラーメン丸仙(まるせん)」 。
1973年頃の創業以来、地元民や学生、サラリーマンに愛され続けてきた老舗ラーメン店。その魅力を探っていきます。
「ラーメン丸仙」ってどんな店?
名物は「支那そば」
創業は1973年。
看板メニューは、澄んだスープが美しい支那そば。
鶏ガラ・豚ガラ・野菜を名古屋コーチンで丁寧に炊き上げ、魚介の旨味を重ねた清湯スープは、シンプルながら深い味わい。ラードが表面を覆い、熱々を保ちながら香ばしさをプラスしています。
麺はストレート細麺。昔ながらの竹柄ざるで湯切りされ、ほどよいコシと喉越しがスープに絶妙に寄り添います。
まさに“昭和の中華そば”を思わせる原点の味わいです。
豊富なメニューと人気の一杯
「丸仙」は支那そばだけでなく、バリエーションの豊かさも魅力。
チャーシューメン:肩ロースチャーシューを贅沢に5枚のせた限定10食。肉の旨味とスープの調和が絶品。 ねぎみそラーメン:北海道味噌に20種の香味をブレンドした特製味噌だれ。シャキシャキのネギと濃厚スープが食欲をそそります。 塩そば・味噌ラーメンなど、気分に合わせて選べるラインナップ。
一度訪れると「次はあれを食べてみよう」と思わせる構成です。
支那そば 800円 2023年6月訪問
外観からザ・昭和を感じられます。
メニューは支那そば、みそ、塩そばなど。
今どき「支那そば」って珍しいよね。南京そば、支那そば、中華そばの流れで呼び名が変わったラーメン。昭和を感じさせます。
ドアは開けっぱなし、ラジオが流れ、年季の入った厨房を眺めながら出てくるのを待つ。
・支那そば 800円
丼が予想以上に熱い。これは嬉しい。
やっぱり熱いものは熱々じゃないといけない。店主のラーメンに対する意気込みみたいものを感じる。
具材は葱、海苔、メンマ、チャーシュー。
凄くシンプルだけど、特にチャーシュは大きくて好感もてます。
漆黒スープは醤油の仄かな酸味とコク、鶏がら、鰹か煮干しが綺麗に鼻を抜ける。旨いなぁ。
細ストレート麺はツルッと舌触り良く、パツッと固茹で。スープの魚介と共に葱の香りも素晴らしき相乗効果。
大ぶりのチャーシューは味付けは優しめだがとても柔らかい。メンマはコリコリっとリズムを刻む。
久々に昔ながらの醤油ラーメンで旨いと思った。こういうのがいいんだよ。ごちそうさまでした。
店舗情報
店名:ラーメン丸仙(ラーメンマルセン)
創業:1973年頃から営業している地元密着型の老舗
所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町3-66、JR・東急「武蔵小杉駅」南口より徒歩約5~6分、法政通り沿い
営業日・時間:
月・火・水・金:11:00〜15:00 / 17:00〜22:30
土:11:00〜23:00(通し営業)
日・祝:11:00〜22:30(通し営業)
木曜定休
席数・構成:カウンター13席のみ(禁煙)
予算目安:ラーメンは1,000〜1,999円(ボリューム満点・リーズナブル)
支払い:現金のみ。クレジットカード・電子マネー不可 予約:不可(並び必至の人気店)
こだわり:名古屋コーチンの鶏ガラ・豚ガラ・野菜を長時間あっさり煮込んだ澄んだスープが自慢。スープ濁さず丁寧な仕上がり、竹柄ざるを使って麺を揚げるのも昔ながらの製法。
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