東京・六本木ヒルズにある人気イタリアンレストラン「la Brianza」。
月曜の昼からマダム達はヒルズで楽しくランチ。はい、格差は確実に存在しますね。
本日は私のオンラインサロンの貸切会。
オーナーシェフである奥野義幸さんはイタリアの8つの州の料理を作れる凄い方。
「この時期のオススメの州の郷土料理だけでコースできます?」って話したら、イタリア北西部にあるリグーリア州がオススメとのこと。
という事で「リグーリアの郷土料理特別コース」をいただきます(通常のコースでは受付けていません)。
さて、リグーリア料理はいわゆる地中海料理で海の幸と山の幸がバランスよく使われている。
香りのいいバジルを使った「ジュノベーゼペースト」、野菜と魚介類がふんだに使われたサラダ「カッポン・マグロ」などが有名。
さて、一体どんな料理が出てくるのか。
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牡蠣
「先端」という種類の牡蠣で潮味が一層滋味深さを引き立てる。
フォカッチャ
フォカッチャってリグーリアのパンなんだって。
ジューシーなオリーブオイル、じゃが芋の甘味とパンのモッチリ感。塩味も凄く効いてて病みつきになる。
ファリナータ
ひよこ豆を1日水でもどしてあげてオーブンで焼いたもの。
ひよこ豆の味と香りに「疲れたチーズ」と呼ばれるストラッキーノチーズはモチモチとして仄かな酸味が特徴。
バッカラ マンテカート
じゃが芋と合わせた干し鱈。
リグーリア産のオリーブ、リグーリア産のアンチョビ、リグーリア産のオリーブオイルを使用。ふくよかな旨味と酸味、アンチョビの塩味、鱈の食感がこのうえない完璧なバランスを形成している。
メスチュア
簡単に言うと豆のスープ。三種類の豆、アーティチョーク、白いんげん豆、グリーンピース、キャベツなどにオリーブオイルと豆の滋味深い味。
生シラスと卵
シラスのオムレツを揚げたイメージ。フワフワでシラスの旨味がシンプルに出た料理。
チュッピン
さっきのじゃが芋入りのフォカッチャを魚の出汁で染み染みにした料理。
魚の出汁がめちゃ濃厚です。まるでチーズの様で最初カラスミかと思ったくらい。
パンソッティ
胡桃のソース。胡桃、チーズ、トマトのソースでラビオリっぽいものの中に海老を詰めた奥野シェフのアレンジ料理。ラビオリの様な生地の中には海老を詰めて。
胡桃独特のナッツっぽい甘さのあるソース。トマトのおかげか意外と重くない。密かに奥野シェフは軽やかにしてるのかも。
トリリエのスープ
トリリエはリグーリアで一番愛される魚。
水、アンチョビ、じゃが芋、オリーブオイルと一緒に煮たシンプルなスープ料理。
ジュノベーゼペースト
マリタリアーティ(ショートパスタ)
濃厚で香り高く、ニンニクによるコクもあるジュノベーゼペーストに口触りのいいテロンテロンのパスタが絡む。もう完璧。
アバッキオ(仔羊)
白ワインであるヴェルメンティーノ、バター、香草、ローズマリーなどで蒸し煮にしてある。
クレミーノ
パンナコッタの様なものだが、ココナッツが入っており、食感は寒天が少ないのでトロっと溶けるような感覚。
小菓子
生焼きチョコレート
イタリアンの新しい世界に全員興奮。
お会計は約15,000円。
伝統を重んじながらも、奥野シェフによってブラッシュアップされたリグーリアの郷土料理。
素晴らしき、リグーリア料理を堪能しました。次は何州の料理をいただいこうか。ごちそうさまでした。
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