東京都三田にあるラーメン店「むらさき山」。
三田といえば真っ先に思い浮かぶのがラーメン二郎。
だが実は二郎だけでなく何気にプチラーメン激戦区として密かに注目されているエリア。
「むらさき山」は慶應義塾大学のキャンパスからも近く、学生からサラリーマンまで幅広い層に愛されている。
看板メニューはラーメンだが、暑い日にはつけ麺派も多い。「つけめん 950円」の食券を買おうとした瞬間、目に飛び込んできたのが「旨辛つけめん変更 +100円」の文字。たった100円で旨辛になるなら試すしかない。
店舗情報
住所:東京都港区芝5-23-8
アクセス: 都営三田線 三田駅 A3出口 徒歩約2分 JR山手線 田町駅 西口 徒歩約4分
電話番号:03-3455-8966
営業時間:11:30~23:30(L.O.23:30)
定休日:年末年始(要確認)
座席数:カウンター14席
支払い方法:現金のみ(クレジットカード不可)
禁煙・喫煙:全面禁煙
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
細麺×旨辛魚介スープの新感覚つけ麺
・旨辛つけめん 1,050円
魅惑の赤スープの方にはチャーシューがこんちにわ。いかにも旨いオーラを放っている。
見た目からしてうまそうな雰囲気を放っている。
そして最大の特徴が、博多ラーメンを彷彿とさせる細麺。一般的なつけ麺の太麺とは対照的で、これがむらさき山の個性を際立たせている。このタイプのつけ麺ってあるようでなかなかないから嬉しい。
硬めに茹でられた麺をスープにくぐらせて一口すすれば、口いっぱいに広がるのは鰹の香りと、動物系のコク。
Wスープならではの深みがありながら、辛さがしっかり立っていて、ただの辛いだけとは一線を画す。バランスが絶妙でちゃんと旨辛になっている。
辛さは適度。辛過ぎず、辛くなさ過ぎず。個人的にはもっと辛くしてもらいたいがバランスってものがあるのでしょう。
胡麻の香りがアクセントに
スープには胡麻がたっぷりと浮かび、これがまたいい仕事をしている。香ばしさとまろやかさを加え、スープ全体の印象をまろやかにまとめてくれる。細麺に絡みやすく、さらに香りが広がる。胡麻さん、名脇役じゃん。
スープには胡麻がたっぷりと浮かび、これがまたいい仕事をしている。香ばしさとまろやかさを加え、スープ全体の印象をまろやかにまとめてくれる。細麺に絡みやすく、食感の変化も楽しめる。
スープ割りで〆まで満足
食べ終わったあとに欠かせないのがスープ割り。
魚介の香りがさらに際立ち、辛味がまろやかに変化することで、また新たな味わいに。ここでようやく、「この一杯、完成度高いな」と実感する。
こりゃクセになりそうだ。
つけ麺はどうしても重くなりがちだが、細麺×旨辛スープの組み合わせが軽やかで、最後まで飽きずに食べ進められるのも魅力のひとつ。ごちそうさまでした。
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