神奈川・日吉にある味噌ラーメン専門店「花木流味噌 日吉店」。
神奈川県日吉といえば、慶應義塾大学のお膝元であり、ラーメン店の数も多い激戦区として知られています。そんな日吉でじわじわと話題になっている味噌ラーメン専門店がこちら。
特に味噌好きにはたまらない、クセになる味噌ラーメンがファンの心を掴んで離しません。
オープンは2023年4月14日。
「花木流味噌 日吉店」の店主である甲斐氏は、以前「味噌や 元住吉店」や「味噌や@神保町」などで修業を積んだ後、独立してこの店舗を開業。
店名の「花木」は、漫画『クローズ』に登場するキャラクター「花木九里虎(はなきぐりこ)」に由来しており、店主の名前ではありません。
この“アウトロー感”のあるネーミングが、どこか味噌の力強いイメージともマッチしています。
しかも麺大盛り無料、ライスも無料という超太っ腹。
店舗情報
住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-3-21
アクセス:東急東横線「日吉駅」から徒歩約2分(約130m)
月~木:10:00 ~ 翌1:00
金・土:11:00 ~ 翌2:00
日・祝日:10:30 ~ 23:00
定休日:不定休(訪問前に公式Instagramなどで最新情報をご確認ください)
電話番号:090-1188-8826 公式Instagram:@hanakihiyoshi
2025年4月訪問
場所は日吉駅西口から徒歩2分とアクセス抜群。買い物帰りや学校帰り、飲みの〆にも便利です。
カウンター中心の店内は、決して広くはないものの清潔感があり、回転も早い印象。
男性客が多めですが、女性のひとり客もちらほら。
スタッフの対応もスピーディで丁寧、居心地の良い空気感が流れています。
メニューはざっくり言えば味噌、辛味噌、つけ麺の3パターン。
まず驚くのが、麺大盛り無料&ライス無料という太っ腹サービス。
学生街・日吉という立地を考えても、これは嬉しいポイント。
・辛味噌らーめん 930円
左端に自家製ラー油、上に山盛りのモヤシ、刻みチャーシューと唐辛子が散らされ、見た目からしてインパクト抜群。
まず香り。モヤシはラードで強火炒めされていて、香ばしく、まるで鉄板焼きのような立ち上がりで食欲をそそる。
スープは濃度があり、味噌や動物系のまったりとしたコクに味噌のシャープな風味が合わさり、濃厚なのにしつこくない仕上がり。
相変わらず花木流はバランスの取れた味噌スープを作る。
中太麺は黄色く、もっちりとしてスープを持ち上げる。麺の香りもいい。
チャーシューは味付けしっかりと。噛むたびに味が染み出すタイプ。
ラー油は、最初から混ぜずに少しずつ。
辛さが徐々に広がっていき、スープの表情が変わっていくのが実に楽しい。
スープの辛さがグラデーションで変化。
ただ辛いだけじゃなく、スープの旨味がベースにあるからこそ成立する旨辛バランス。
味噌ラーメン専門店といってもピンキリだけど「花木流味噌 日吉店」はその中でも安定感が抜群。
味噌の深み、炒め野菜の香ばしさ、ラー油の辛味が見事に調和。
特に「辛味噌らーめん」は、単なる辛さ頼みではなく、味噌本来の旨味を軸に据えた構成。
バランス型の味噌ラーメンを探している人にはぴったりの一杯。
無料のライスは、スープにちょんと浸して食べるだけでも美味い。
個人的には、残ったスープにライスを入れてミニ雑炊風にするのもおすすめです。
ごちそうさまでした。
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