原宿から渋谷方面へ歩いて左に小道を入ると一気に静かな通りに。この辺は人が少なくていい。
しばらく歩くとありました。
なんとも上品な外観。
というか一見、何の店かわからない。
外に待合室があって海外からのカップルが1組待っていた。
その後もいかにも日本好きそうな海外の方が次々と来店。
ミシュラン効果って凄い。
ってか店員さんも英語勉強しなきゃね。
ガンガン英語で話しかけられてた。
海外の方が「アリガトゴザイマス!」って日本語で返してたのには少しホッコリした。
あらかじめ電話で予約してたが少し店内で待たされた。
ここは予約必須の様です。
(予約しないでいくとかなり待たされます)
店内はシックで落ち着いた和の空間。
まずはビールで1人乾杯。
さて、つまみを。
メニューはこんな感じ。
そばがき 半分 900円 (通常1,600円)
一人だと多いので半分にしてくれた。
半分なんだから800円にしてくれてもいいのに若干割高。
熱々で湯気が出てます。
当然だけど蕎麦の香りが鼻から抜ける。
トロンとして蕎麦粉を感じる。
うん、ビールが進む。
紀土 1,000円
和歌山県のお酒。フルーティだけどキリッとしててあまり料理の邪魔をしない。
つまみにしん 半分 (通常1,300円)
こちらも1人だと多いらしいので半分にしてもらった。
6日間炊いたもの。甘みがあってホロホロ。
とても上品で美味しいです。
それにしても店内は英語が飛び交っている。
蕎麦屋なのに異空間。江戸時代に一体誰がこんな事態になると予想したのか。
江戸のファーストフードは現代では「世界のSOBA」になった。
粗挽きせいろ 1,000円
蕎麦の登場。
しょっぱなの感想=少ない。
とにかく量が少ない。もはや一口だ。
からかっているわけではない。これがこの店の蕎麦の量だ。
なぜいいところの蕎麦はいつもこんなに量が少ないのか?
確かに蕎麦粉の香りが鼻から抜ける。
粗めで自分好みの蕎麦だ。
正直、美味しい。だがこの量はいかがなものか。
特筆すべきなのは蕎麦湯。
とろみがかっていて美味い。
蕎麦湯だけ飲んでも美味しいです。
お会計4,644円
確かに一品一品美味しかった。
けど金額はなかなかします。
これならアラカルトよりもコースのほうが色んな料理を楽しめていいのかもと思いました。
にしんとか半分だけど普通に一人前取られてないすか?
うーん、ちょっとこれどうなんでしょうね…
コメント
ミシュランらしく海外旅行客向けなんですかね?
旅行だと5000円近くでも味がそこそこ良ければ量が少なくてもまぁいいかと思っちゃいますよね。
そういえば海外というか欧米諸国では日本食料理屋(寿司・鉄板焼き等)は腐るほど見る割にSOBAってあまり見ないですね。