時間ができたのでランチで銀座の「鮨竹」へ。
三年ぶりだ。
12時半到着。
昼の閉店まで残り1時間だったので握りのみでお願いする。
なんたって鮨竹のネタの切りつけとシャリは大きい。
だけど決してバランスが悪いのではない。
女性大将にも関わらず武骨というかダイナミックというかまさに「握り食ってる感」が半端じゃないのだ。
もしかしたら親方の清水大将の握りに最も近かったりして。
赤酢の硬めのシャリは一見酸が目立つが徐々にまろやかさの方が印象に残るから不思議。
以下、いただいた料理。
先付け
平目
まずは白身魚で久々の鮨竹のシャリとご対面。
最近小さい握りばかりだったからなんかテンション上がる。
墨烏賊
切れ目は入れずしっとりと柔らかく。
赤身
大トロ
だんだんこの酸のあるシャリに慣れてきた頃に大トロの脂の甘み。
特にこのシャリはトロと合います。
小肌
天草。〆過ぎずふっくらと食感を残すタイプ。
香りもいいです。
小肌、シャリとトータルの酸は強めで目がさめる。
赤貝
甘み香り共にいい感じだけど閖上の強烈なものまではいかず。
関西の方の赤貝ですって。
鰤
鰆
秋の鰆でしっとり艶かしく。
品のある脂とシャリの酸とのバランスを堪能。
シャコ
北海道。これも香り抜群。ツメ。
秋刀魚
少し炙ってる。脂ものってます。
やっぱり秋刀魚も切りつけ大きいと食べ応えあるな。
イクラ
イクラとにかくボリューミー。
鯖
北海道。これからもっと脂のるけど個人的にはこの位がベスト。
しっとりとした肌感を感じながら〆具合と個性的な香りを堪能。
シャリの酸と脂の甘み、コクと調和。
咀嚼する度に感じる幸福感。
今日一はこの鯖だな。
車海老
デカイ。45gくらいあるかな?
カットしてるけど二つ分食ってる感覚。
甘み、むっちり感がたまらない。
バフンとムラサキ
鮨竹では一貫に2種類の雲丹を乗っける贅沢盛り。
口いっぱい種類の異なる雲丹を食べるとは何という爽快感だろう。
雲丹もこうして食べると美味い。
穴子
カットしてツメと塩の2種類。
ほんのり甘めに味付けされておりクリーム系のきめ細かさすらある。
脂もあって美味。
茗荷の味噌汁
塩味は控えめな赤だし。
追加 鯖
二貫目もやっぱり美味い。
追加 干瓢
ツーンとした山葵がまた目がさめる。
酒は半合づつ
・山口県「貴」
・山形県「洌(れつ)」
お会計は19,000円。
握りだけだったけど案の定大満腹です。
奇をてらうことはせずに王道系をひたすら淡々と握る。
軸がしっかりしてるが故の王道。
新ばし しみづのDNA感じる握り、堪能しました。
ごちそうさまでした!
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