鰻を食べに文京区の「わたべ」へ。
こちらはミシュランビブグルマン選出店。
基本は背開きの関東風の蒸し焼き鰻だが要望すれば地焼きもやってくれる。
鰻が出てくるまで30分以上かかるため、その間テーブル席でゆったり飲みながら一品料理を楽しむのが至福の時間。
えんま重は白焼きと蒲焼きの両方がのった贅沢メニュー。
以外、いただいた料理。
お通し
鰻の寿司、燻製鰻とチーズ。
特に燻製鰻とチーズに蜂蜜がバッチリ酒のつまみになっていてこれだけで白ワイン進みそうなくらい旨いです。
骨せんべい 700円
ポリポリと食べてる時よりその後の香ばしい香りの余韻を楽しむ。鰻の骨は味があって旨いね。熱燗も合いますな。
レバー焼き 600円
鰻の肝臓だけを串に刺し炭焼きにしたもの。
フォアグラですね。クリーミーでいて燻香が絶妙。
肝焼き 600円
肝焼きに継ぎ足しのタレを。
先程のレバーを含む内臓全部を使った串焼き。
コリコリの食感、ほんのり苦味のある肝にタレの旨味を堪能。
ヒレ焼き 600円
尻尾とヒレを串に刺し蒸し焼きにした。
濃厚で脂もガッツリと。
白焼き 180g 3,700円
関東風で仕上げたフワフワトロトロの白焼き。脂ののりもよく、これはご飯と食べたいという事で後で鰻重に乗っけて贅沢食い。
出汁巻き卵 800円
奥久慈卵を使用したほんのり甘みのある玉子焼き。口に含めばじゅわーっと綺麗な出汁が溢れかえります。
うな重 特上 肝吸い付き 4,800円
250gほどの鰻をまるまる一本使った鰻重。
ご飯は250gで大盛りも無料。しませんけどね。
蒸し鰻で脂は落としてるはずだけどこれでも結構脂のってます。養殖なので安定してこの脂をキープされてるのかな?
身はふわっと軽く、燻香をまとわせ脂と共にトロっと蕩ける。
関西風地焼きのパリっと感はないがこの脂の量だと関東風の方が食べ疲れはなさそうだ。
だけど少量だったら地焼きでも食べてみたいな。
タレは強すぎず炭の香り、鰻の香りとのバランス重視。どれかが突出して主張するわけではなく重の中でうまく均衡を保ってる感じ。
結果、飲みながら一品料理を食べながらだと「特上」くらいが丁度良くいただけた。
岡田製糖所の和三盆アイスクリーム 400円
和三盆を使用しており気品のある甘みにミルキーさがいい感じ。
さて、そこに山椒をかけて。
これが非常にいいアクセントとなりパクパク。
最後まで美味しくいただけた。
本日のお酒
お会計約15,000円。
大将は鰻屋キッチンカーをやられたり、フレンチの技法を取り入れたりかなり精力的。
肝心の鰻もふわトロを極めた様な鰻がいただけます。幅は広い層に愛されそうなお店でした。
ごちそうさまでした。
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