調布駅周辺は、「日常使いで本当に使える店」が揃うエリアだ。
ラーメン、定食、そば、町中華、カレー、洋食とジャンルは一通り揃い、駅周辺で完結する導線の良さも強み。実際に足を運ぶと、通いたくなる店が点在しているのが分かる。
そこで本記事では、私が実際に通った調布駅周辺の店の中から本当に使えるランチを厳選。
味、コスパ、立地まで踏まえたリアルな調布ランチガイドをまとめた。
※新しい店が出れば、このリストは随時更新する。
ラーメン
たけちゃんにぼしらーめん

先代の店主・坂本鐐一氏は2トンワゴンの屋台でラーメンを売り始めたことがスタート。
1994年にた調布市・深大寺の神代植物公園近くに常設の店舗を構え、2006年11月に調布駅東口すぐに移転。
らぁ麺のスープはバッチリと煮干しの存在感があり、ややエグみを感じる。
このエグみは個人的にはネガティブなものではないが、人によっては苦いと感じることもあるでしょう。
無化調だけど全く物足りなさはなく、塩味が控えめな分、実は優しい味わいなのに気づく。

そらまめらぁめん本舗

1980年代創業から続く老舗ラーメン店であり、看板メニューは八丁味噌をベースにした「味噌担々麺」。
スープは味噌のコクに動物系などの出汁がよく出た濃厚でパワフルなもの。
辛さも激辛対応まで可能。
個人的におすすめなのが「味噌大肉麺」。よく煮込まれた甘辛の肉塊が二つ乗っておりボリューミーで満足度が高い。

鶏そば十番156 トリエ京王調布店

麻布十番の「鶏そば十番156(ICHIKORO)」が調布に出店。
店内はBAR寄りで、広めの席配置、テラス席、ソファ席まで備え、ラーメン店っぽくないオシャレ空間。
国産鶏ガラと野菜を6時間丁寧に炊き上げた純鶏白湯スープはコラーゲン感のあるもったりクリーミーで旨味の余韻がいい。
塩味も適度に聞いており白湯スープとしてのバランスも優れている。
鶏そばだけでなく、濃厚豚骨魚介のつけそばや汁なし担々麺など、麺のバリエーションも豊富。

ぶっ豚 調布店

調布で二郎系と言えば、調布市に本拠を置く「株式会社ニーズアンドクリエイト」が運営する「ぶっ豚」も外せない。
同運営はかつて二郎系ブランド「郎郎郎(通称・さぶろう)」を展開しており、その流れを汲む形で再構築された。
微乳化のカエシのキレのあるスープに、むっちりとした小麦の風味がある極太平打ち麺。
店名の通り、豚肉に力が入れてあり、分厚い豚はホロっとよく煮込まれている。
らーめんの他にも、油そば、台湾油そば、つめ麺、魚介、旨辛系など幅広い。
隣には同運営の家系ラーメン店「ぶっ家」がある。

中華
渝園 (ゆえん)

1953年創業の老舗中華店。ビルの8階に位置し、店内からは調布の街並みが見える。
町中華とは異なり、家庭料理の要素を取り入れた、味わい深い本格中華を提供。
豚肉や鶏肉料理は、しっかりとした甘辛いタレで仕上げられており、名物の油淋鶏や種類豊富な「エビチリ」、火力の効いた香ばしい炒め物が人気。
80席の広さを活かした宴会利用にも対応。

桃園

1962年創業で昭和の空気が流れる町中華店。有楽町・交通会館にあった「桃園 (2016年に閉店)」の流れを汲む支店。
看板メニューは長崎ちゃんぽんと皿うどんで、野菜の甘みとあっさりとしたスープのバランスが特徴となっている。
ちゃんぽんはモヤシ、キャベツ、人参、ニラ、椎茸、錦糸卵、うずらの卵、鶏肉、ミートボール、むき海老、蒲鉾、浅利と具材の種類が豊富。
割り箸くらいある太麺はモチっとしてて柔らかいわけではないけど、硬いわけでもない不思議な食感。
地元客を中心に長年支持されてきた。チャーハンや各種中華料理も揃い、価格帯は1,000円前後と手頃。
そば
出雲そば やくも

島根から取り寄せたそば粉を使用した本格出雲そばを提供する「出雲そば」専門店。
出雲そばは一般的な更科や江戸前とは異なり、そばの実を殻ごと挽くため色は黒く、香りとコシが強い。
こちらでは3段重ねで、つゆを上からかけて薬味といただく「割子そば」が有名。
黒いそばは荒々しい歯触りと強い弾力、そして玄妙なるそば粉の香り、渋み、そしてじわじわと甘味を感じられる。
つゆはかなり濃いめで甘さがあり、鰹の風味、香りがしっかりと。
調布駅周辺で旨いそばを食べるならまずはココ。
調布 清水

地元・調布出身の店主が「地元に本物の蕎麦文化を根づかせたい」との思いで開業。
蕎麦粉は契約農家から仕入れた国産のそばの実を店内の石臼で自家製粉。その日の気温や湿度を見極め、十割で打ち上げる。
細打ちの麺は角が立ち、口に含めば豊かな香りがふわりと広がる。
十割ながら驚くほど滑らかで、歯切れと喉越しの良さを兼ね備える。
つゆは本枯節・宗田節・鯖節をブレンドした辛口仕立て。甘さを抑え、出汁の深みで蕎麦を引き立てる。
食後はとろりと濃厚な蕎麦湯で締める。つゆを割った瞬間に立ち上る香りは、まさに至福の余韻。
端正で実直なそばをいただける。

洋食
イル フロッグス

店主・村上慎一郎氏は「AS CLASSICS DINER」「Sun2Diner」での勤務を経て、2019年2月に地元・調布に開業。
注文したのは「ベーコンチーズバーガー」。
表面をカリッと焼き、中はもちっとしたフランス粉を配合したオリジナルバンズは、噛んでいくと甘みが広がっていく。
和牛とUSビーフを使用した超粗挽きパティは噛む醍醐味があり、筋までも旨味に昇華する。
ベーコンはやたらと厚みがあり、ささやかな薫香もいいが、脂がパティに滲み出すことで存在感を放っている。
食べ応えと食感のレタス、トマトの酸味と全体的なまとまりと満足度がすこぶる高い。

ヨーロッパ料理
カンテラ 調布店

武蔵野エリアを中心に展開する株式会社MOTHERSが手がけるナポリピッツァ業態。
開放感と清潔感ある店内にはピザ窯があり、高温で一気に焼き上げるピッツァをはじめ、パスタ、肉料理なども人気。
やはり王道の「マルゲリータ」は必食。縁はしっかりと焼かれ絶妙な焦げ感と小麦の風味が豊か。
トマト、モッツァレラ、バジルの黄金比で誰が食べても美味しいピッツァがいただける。

エスニック料理
エムス キッチン

インド料理をベースに、その他様々な多国籍料理が味わえるお店。
月曜日のランチでは「麻婆豆腐」を提供していたり、麻婆ソースをかけた「山椒カレー」なるものがあったり、スパイシー好きな層にもしっかり刺さりそう。
「キーマカレー」はわりと汁っぽく、トマトによる酸味やキレが印象的。
挽肉は豚肉で肉肉しさとネパール山椒や唐辛子の刺激がやたらと心地よい。
副菜が面白くて、ビーフンや五目炒めなどが盛られており、完全にインド料理から外した構成で逆に清々しい。
甘味のあるナン、日本米のライスはおかわり自由。

カオマンガイ12号

商業施設の「トリエ」の一階に位置するタイ料理店で、店内はテラス席もあるオープンキッチン。
メニュー数はかなり豊富。
炊き込みご飯の上に皮付きのしっとり蒸し鶏とガーリックが乗った看板メニューの「カオマンガイ」。
タイの味噌ベースの調味料でレモンの酸味が強いが、ご飯の上のガーリックや唐辛子、パクチーと合わせていただくとこれが複合的な刺激と香りで化ける。
その他、ナンプラーやオイスターソース、醤油ベースの味付けされた肉肉しい挽肉とライスでいただく「パッガパオラーカオ」など王道のタイ料理を味わえる。

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