2024年4月25日、都内某所にていまや木場の予約困難店となったイタリアンレストラン「commedia (コンメディア)」と「WAGYUMAFIA」との一日だけのポップアップイベントが開催された。
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お客様に心を重ねて食事をはじめる時からおえる時までを想像し、突きつめて、考えて、感じて、ひとつひとつの料理に手間を惜しまず、おいしさを追求するイタリア料理店「commedia(コンメディア)」。
オーナーシェフの山口大輔氏は、20歳の時に代官山の「トラットリア サルサマーレ」に入店。文字通り皮むきから料理人としてスタートする。
イタリアから帰国後、麻布十番にあった『アロマフレスカ』で原田シェフ、『カーザ・ヴィニタリア』で笹川シェフに師事。退店後、都内イタリア料理店で研鑽を積み、再び銀座アロマフレスカにて活躍する。
独立後は木場にて「commedia」をオープンさせ、2023年12月にはセレクテッドレストランとしてミシュランガイドに掲載さる、今最も話題のレストランの1つと言えるだろう。
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今回は、そのcommediaがコラボするのは、「ニッポンの和牛を世界へ」と掲げる東京・赤坂の「WAGYUMAFIA」とのイベント。
圧倒的なパフォーマンスと極上の和牛で、世界中のゲストを虜にする「WAGYUMAFIA」とのコラボイベントはどのようなものになるのか!?
と言うことでさっそくイベントに潜入。
思った以上にね、山口シェフ楽しそうでした笑
このイベントにあたって山口シェフは「普段のcommediaはエンタメ要素が全くないのでイメージをぶっ壊したい」と意気込みを語る通り、本人自体が全力でイベントを楽しんでいた。
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前菜は和牛と雲丹、キャビアからスタート。
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タン元の煮込みはホロホロ。コクのあるソースと共に。
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和牛のハチノスとギアらをトマトで煮込んだトリッパ。山口シェフの丁寧な掃除が光ります。
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ただふざけてるだけじゃない。マジメにふざけてるのです。
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カラスミトリュフの贅沢パスタ。山口シェフの、トリュフを削る演出も本気でした。
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実はイタリアンの世界にはパスタを作りたくて入ってきた山口シェフ。なかなかパスタを作らせてもらえなく、料理人を辞めようと思った時期もあったんだとか。
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だけどね、輝いてます。いまとても輝いてますよ。
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骨太な濃厚ボロネーゼは和牛の旨みをたっぷりと絡めて。
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金粉と戯れる山口シェフ、輝いてます。
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和牛のテールスープには花山椒たっぷりと。
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熟成神戸ビーフサーロインはジャスパーオープンでド派手に焼き上げる演出も映えまくり。
シンプルに、そして肉の旨みは力強い。
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ハイボールはアルコール度数9%で気づいたら酔ってるやつ。音楽ガンガン。酒も進む。
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イベント終了後、
「やりきることしか考えてなかった。ひるんだら負けだな」、と何かが吹っ切れたかのように山口シェフは語ってみせた。
まさにこの日、この場所にいた人間のみが、commediaの新境地を見ることができたのだった。
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