明大前駅周辺は、明治大学のキャンパスを抱える学生街として、手頃な価格でしっかり食べられる店が集まるエリア。ラーメンや定食をはじめ、カレー、洋食、カフェなどランチの選択肢も幅広い。
本記事では、明大前駅から半径800mに絞って実際に訪れた店をジャンル別に紹介。料理の特徴や価格帯、ひとりでも利用しやすい店など、それぞれの魅力を実食ベースでまとめていく。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
ラーメン
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中華そば きび|びぜん亭の流れを汲む淡麗中華そば

2015年12月17日オープン。飯田橋「びぜん亭」で修業した店主が2001年に開いた「支那そば きび 神田本店」から続く系列店。明大前店では中華そばとつけそばを中心に提供する。
中華そばは鶏、豚、野菜を使った澄んだスープで、コクがありながら口当たりは円やか。
こってりを選ぶと背脂が加わるが重さはそれほどなく、もちっとした中太縮れ麺ともよく合う。
一方のつけそばは甘味と酸味がかなり強く、池袋大勝軒を思わせる方向性で、個人的にはやや味が強く感じられた。

もみじ屋|富士丸の流れを汲むワシワシ自家製麺

2010年創業。明大前の住宅街にある二郎インスパイアで、店主は北浦和の「富士丸」で腕を振るった経歴を持つ。
富士丸の流れを汲みながら、豚骨醤油スープと極太の平打ち自家製麺で独自の一杯を作る。
スープは背脂の甘みと強めのカエシが重なり、飲み進めるほど塩分と脂が舌に残る濃い味。
主役は低〜中加水のワシワシ麺で、簡単には切れないほど噛み応えが強く、小麦の香りもしっかり感じられる。
クタ気味の野菜が濃いスープの合間にちょうどよく、直系二郎とは違う富士丸系らしい個性が出ている。

武蔵家 明大前店|無料ライスと楽しむ濃厚家系ラーメン

明大前駅近くの「武蔵家 明大前店」は、新中野武蔵家系列の家系ラーメン店。
スープは粘度のある乳化タイプで、序盤は重さを抑えながら、飲み進めるほど豚骨のコクが強く感じられる。ライスは無料サービス。
酒井製麺の中太麺は武蔵家の中ではやや細めで、もちっとした食感。
スモーキーでしっとりしたチャーシューも印象がよく、海苔をスープに浸してライスを巻けば満足感もしっかり。濃厚ながら食べ始めは比較的入りやすい一杯。
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中華
麻婆STAND明大前|高井戸から広がった麻婆料理の2号店

2024年8月28日オープン。2017年創業の「高井戸麻婆TABLE」に続く2号店で、中華料理店などで経験を積んだ根岸正泰氏が手がける。麻婆豆腐を中心に、麻婆麺や担々麺、ラーメン、一品料理まで揃う中華酒場。
麻婆豆腐は柔らかな絹ごし豆腐に、豆板醤の辛さと花椒の香りを効かせたオイリーな仕上がり。
強烈な辛さや痺れで押すタイプではなく、挽肉の旨味もしっかり感じられる。ライスにのせて辣油を染み込ませれば相性もよく、四川の陳麻婆豆腐とは少し違った個性を楽しめる。

そば・うどん
JAZZ KEIRIN|ジャズと競輪を愛する店主が作る創作うどん

2003年4月オープン。下高井戸の「JAZZ KEIRIN」は、ジャズと競輪をテーマにした創作うどん店。
讃岐うどんをベースに、定番のカレーうどんから季節ごとに変わる創作メニューまで揃える。
黒カレーうどんは、和風出汁を効かせたカレーに黒ゴマを加えた一杯。辛さは穏やかで、もちもちしたうどんは中心にしっかりとしたコシが残る。
味そのものは比較的オーソドックスで安定感がある一方、この店らしさを味わうなら季節の創作うどんにも挑戦してみたい。

イタリアン・洋食
PIZZA SALVATORE CUOMO 明大前|薪窯で焼く香ばしいナポリピッツァ

1995年、東京・中目黒に1号店をオープン。イタリアから薪窯を持ち込み、本格的なナポリピッツァを広めてきた「PIZZA SALVATORE CUOMO」は、現在では全国に店舗を展開するイタリアンブランド。
明大前店でも400〜450℃ほどの薪窯を使い、ピッツァを短時間で焼き上げる。
生地は外側がパリッと香ばしく、中はもっちり。定番のマルゲリータをはじめ、イタリアから仕入れる水牛モッツァレラを使ったピッツァも揃う。
全国展開するチェーンながら、薪窯で焼いたナポリピッツァをランチで気軽に楽しめる。
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