沖縄そばは、沖縄を代表する郷土料理のひとつだ。
一口に沖縄そばといっても、あっさりとしたかつおだしを生かした一杯や、豚骨の旨味を効かせた濃厚なスープ、自家製麺にこだわる店など、その個性は実にさまざま。
本島各地には、地元で長年愛される老舗から行列のできる人気店まで数多くの名店が点在している。
そこで本記事では、私が実際に訪問した沖縄本島の沖縄そば店の中からおすすめ店を厳選。
旅行中のランチはもちろん、わざわざ足を運ぶ価値のある本当におすすめの沖縄そば店をまとめた。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
那覇エリア
OKINAWA SOBA EIBUN

2016年創業、那覇市壺屋に店を構える沖縄そば専門店。
伝統的な沖縄そばをベースにしながら、新たな発想を取り入れた「ネオ沖縄そば」の先駆けとして全国的な人気を集めている。
鰹出汁と豚骨を丁寧に合わせたスープは、すっきりとした飲み口の中に奥深い旨味が広がり、自家製麺との一体感も抜群。
看板メニューの「BUBUNそば」は、本ソーキや三枚肉など異なる部位の豚肉を贅沢に盛り込み、それぞれの食感や旨味を一度に楽しめる満足度の高い一杯。
伝統を尊重しながら新しい沖縄そばを追求する一軒として、沖縄そば好きなら一度は訪れたい名店。

すーまぬめぇ

2002年創業、那覇市国場の住宅街に佇む沖縄そばの人気店。
築60年以上の古民家を改装した趣ある空間で味わう一杯は、沖縄らしい雰囲気も大きな魅力となっている。
鰹の風味を生かした優しい出汁に、三枚肉やかまぼこ、生姜を合わせた王道の沖縄そばは、どこか懐かしさを感じる味わい。
名物のソーキは圧力鍋を使わずじっくり煮込まれ、繊維がほぐれるほど柔らかな食感に仕上げられている。
古民家ならではのゆったりとした時間を過ごしながら、本場の沖縄そばを楽しめる一軒として、地元客と観光客の双方から高い支持を集めている。

金月そば 那覇店

恩納村で誕生した人気店が、現在は牧志駅近くに店を移転。

鰹やカタクチイワシなど8種類の魚節を重ねた出汁は、あっさりとした口当たりの中に豊かな魚介の旨味が広がり、最後まで飲み干したくなる味わい。
自家製の平打ち麺は独特のくぼみを持たせた形状で、もちもちとした食感とスープの絡みの良さを両立。
数量限定の本ソーキは骨付き肉ならではの旨味と柔らかな食感が楽しめ、甘辛い味付けが出汁の風味を引き立てる。
伝統を大切にしながら独自の一杯を追求する、沖縄本島を代表する沖縄そばの人気店。
どらえもん

国際通り近くで宮古そばを味わえる人気店。
豚骨と鰹節を合わせた出汁は、沖縄そばとしては珍しくしっかりとした味わいで、あっさりしながらもコクのあるスープに仕上げられている。
自家製の平打ち麺はもちもちとした食感でスープとの相性も良く、宮古そばならではの素朴な風味を楽しめるのが特徴。
甘辛く柔らかく煮込まれたソーキや三枚肉、てびちなどの具材は伝統的に麺の下へ隠して提供され、最後まで飽きずに味わえる。
宮古そばを気軽に楽しめる一軒として、地元客はもちろん観光客からも親しまれている。

南部エリア(豊見城・糸満・南風原・八重瀬など)
南部そば

1984年創業、糸満市を代表する沖縄そばの人気店。
強烈な鰹の旨味・香りを力強く引き出した濃厚な出汁と、店内で手もみする極太自家製縮れ麺を組み合わせた一杯は、従来の沖縄そばのイメージを覆す完成度を誇る。
名物の「てびちそば」は、箸で崩れるほど柔らかく煮込まれたてびちの旨味がスープに溶け込み、濃厚な鰹出汁と見事に調和。
コシのある麺が存在感を発揮し、最後まで飽きることなく食べ進められる。
沖縄の概念を覆す一杯なため、純粋な沖縄そば好きからすると少し違うかもしれないが、自分には大ハマりした一杯。

中部エリア(浦添・宜野湾・北谷・沖縄市・読谷など)
西海岸・恩納村エリア(恩納村・金武町など)
名護・本部エリア(名護市・本部町・今帰仁村)
きしもと食堂

1905年創業、本部町で100年以上暖簾を守り続ける沖縄そばの名店。
現在では数少ない木灰水を使った伝統製法の「木灰そば」で知られ、沖縄そばの歴史を語るうえで欠かせない存在となっている。
木灰水で打つ平打ち麺は独特の風味と素朴な食感が特徴で、鰹と豚を合わせた優しい出汁と調和。
甘辛く煮込まれた三枚肉や、肉の煮汁で炊き上げる沖縄風炊き込みご飯「じゅーしー」も人気を集める。
100年以上受け継がれてきた伝統の味を求め、地元客から観光客まで多くの人が足を運ぶ、沖縄本島を代表する老舗である。

やんばるエリア(大宜味村・東村・国頭村)
関連記事










