千駄ヶ谷は、国立競技場や東京体育館を擁し、北参道や新宿御苑にも近いエリア。駅周辺には定食、ラーメン、中華、カレー、イタリアンなどが点在し、ひとりで気軽に食べられる店から、ゆっくり過ごせるレストランまで選択肢がある。
本記事では、千駄ヶ谷駅から半径800m程度を目安に、実際に訪れたランチ店をジャンル別に紹介。平日はもちろん、土日にも利用できる店やリーズナブルな店、おしゃれな一軒まで、実食をもとにまとめている。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
カレー
ヨゴロウ

北参道と原宿の間に構える「ヨゴロウ」。2009年創業のカレー専門店で、濃い緑色のほうれん草カレーと、熱々の鉄鍋で提供されるキーマカレーが名物。
実食した「ビンディキーマ」は、オクラをたっぷり入れたキーマカレー。
細かな挽肉にオクラのトロトロ、ネバネバとした食感が絡み、酸味が全体を引き締める。辛さは比較的穏やかで、ややオイリーながら重さはそれほど感じない。
店内は13席と小さく、行列覚悟ではあるが、北参道・千駄ヶ谷エリアで個性的なカレーをいただけるお店。日曜・祝日が定休日。

ラーメン
MISO HANAMICHI 本店

北参道駅から徒歩数分、千駄ヶ谷や国立競技場からも歩ける「MISO HANAMICHI 本店」。
長く親しまれた「味噌麺処 花道庵」がリニューアルして誕生した味噌ラーメン専門店で、味噌のコクと動物系の旨味を重ねた濃厚なスープを軸に、辛味噌ラーメンや油そばなども揃える。
辛味噌ラーメンは、ラードの香りをまとったシャキシャキの炒め野菜に、濃厚な味噌スープと程よい辛さを合わせた力強い一杯。
つるっとした平打ち太麺がスープをしっかり受け止め、極厚メンマや肉感のあるチャーシューも存在感がある。定休日はなし。

イタリアン
トラットリア タンタボッカ

北参道駅から徒歩1分、千駄ヶ谷からも徒歩圏内にある「トラットリア タンタボッカ」。
2008年創業のイタリアンで、A5黒毛和牛の炭火焼きを軸に、生パスタや前菜、魚介料理まで揃える。
ランチはパスタを中心に比較的手頃で、開店直後から満席になることもある。
実食したのは、揚げ茄子と自家製リコッタチーズのトマトソース。モチモチとした太めの生パスタに、トマトの酸味とふくよかなリコッタチーズが重なり、トロトロの揚げ茄子がソースをたっぷりと抱え込む。
肉料理を得意とする店ながらパスタもしっかり作り込まれており、千駄ヶ谷周辺で少し充実したイタリアンランチを楽しめる一軒。定休日はなし。

Casa Bella

外苑前駅から徒歩8分、千駄ヶ谷からも徒歩圏内に構える「Casa Bella」。
わずか8席ほどの小さな店で、ローマを軸としたイタリア郷土料理をコースで楽しめる。
ランチも基本はコースで、店を代表するのが埼玉「たかはしたまご」を使った「究極のカルボナーラ」。
卵の力強いコクと甘みに2種類のチーズを重ね、濃厚でありながら塩味まで緻密に整えた一皿に仕上げる。
前菜や肉・魚料理などを組み込んだコースの中で、このカルボナーラを昼からじっくり味わえるのが魅力。席数が少ないため、ランチも事前予約をして訪れたい。休みは不定休。

エスニック料理
バンダラ ランカ

四谷三丁目駅から徒歩8分ほど、千駄ヶ谷からも足を延ばせる「バンダラ ランカ」。
スリランカ出身の店主が手掛ける専門店で、住宅街に現れるリゾートのような空間も印象的。
ランチは赤米とイエローライスに、チキン、レンズ豆、カボチャ、ポルサンボル、大根のスパイス炒め、ビーツなどを盛り込んだスリランカプレートが中心となる。
まずはそれぞれを単体で味わい、少しずつ混ぜていくのが醍醐味。現地で食べたシャバッとしたカレーよりも粘度と味の密度が高く、スパイスの辛さをココナッツの丸みや野菜の甘みが受け止める。
最後にすべてを混ぜれば香りも旨味も一気に複雑さを増す、千駄ヶ谷周辺でスリランカ料理を楽しめる貴重な一軒。定休日は月曜日。

うどん・そば
うどん屋 新堀

代々木駅からほど近く、千駄ヶ谷からも徒歩圏内にある「うどん屋 新堀」。
2020年にオープンした店で、福岡産を中心に数種類の小麦粉を独自配合し、「打ちたて・切りたて・茹でたて」で提供する。福岡うどんの要素を取り入れながら、しっかりとしたコシを持たせた独自の麺が特徴。
実食した親子天ぶっかけは、艶のあるやや細めの麺ながら弾力はかなり強く、しなやかな舌触りとむっちりとした食感が印象に残る。
揚げたてのかしわ天も衣はサクッと軽く、鶏肉は柔らかくジューシー。注文後に仕上げるため待ち時間は出やすいが、千駄ヶ谷周辺で本格的なうどんを食べるなら押さえておきたい一軒。日曜・月曜日が定休日。

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