京都・十条にあるラーメン店「ラーメン 藤 京都本店」。
京都駅からも近い地下鉄烏丸線・十条駅。その駅前に半世紀以上も愛され続ける老舗ラーメン店がある。
その名も「ラーメン 藤 京都本店」。1972年創業、今や京都南部を代表するご当地ラーメンのひとつとして、多くの常連客や観光客を魅了している。
「ラーメン 藤 京都本店」はどんな店?
昭和レトロな雰囲気を残す本店
「ラーメン 藤」は現在、京都を中心に複数店舗を展開しているが、その原点が十条にある本店。
店内はカウンターのみ、20席あまり。木の質感とネオンの看板が醸し出す雰囲気は、まさに昭和の香りを色濃く残している。
経営母体は「株式会社近藤製麺工場」で、京都市南区に本社兼製麺工場を構えています。
「新福菜館」や「第一旭」などの京都の有名店にも麺を提供しており、「ラーメン 藤」は創業50年以上を誇る直営ブランドとして展開されています。
メニューと価格帯
看板メニューはもちろん「ラーメン」。
京都ならではの豚骨醤油スープをベースにした一杯は、あっさりしつつも背脂の甘みが効いたコクのある味わいが特徴だ。
ラーメン(並)850円前後
特製ラーメン 1,050円前後
味噌ラーメン 900円前後
メンマ入りラーメン 900円前後
さらにサイドメニューも充実しており、餃子(260円)、豚めし(330円)、キムチ(180円)など、財布に優しい価格設定。
テイクアウトも可能で、自宅で「藤」の味を楽しむ常連も多い。
支店の展開状況
現在ラーメン藤は18店舗を展開中。京都市内には複数店舗があり、さらに滋賀、大阪、福井、石川にも広がっています。
伏見桃山にある「大手筋店」は朝ラー対応の店舗として、朝7時から営業する特別な支店です。
以前は店舗数がもっと多かったものの、現在では京都市内には約3店舗、その他の地域にも展開という状況になっている。
ラーメン 850円 2025年8月訪問
こちらは朝10時から営業開始。
この日は平日の10時過ぎに到着空席はあるものの半分以上席が埋まってました。
店内は赤色の長いL字カウンターで、食券機はなく後払い。
口頭で注文すると硬さを聞かれます。
・ラーメン 850円
葱とモヤシがてんこ盛り。盛り付けはワイルド。
豚骨で出汁をとり醤油と合わせた昔ながらの京都ラーメンのスープは出汁よりも塩辛さが際立つ。
ちょっとしょっぱい。出汁がその塩味に負けてる気がします。
野菜を食えと言わんばかりの大量のモヤシと九条葱。シャキシャキと食感いいですね。
近藤製麺の麺はよく京都ラーメンで出てくる定番の中細ストレート。
加水率は低めですぐに柔らかくなる。
細切れチャーシューはペラペラだがわりと量が入ってて麺に絡みます。
こういうチャーシューは東京ではあまり見ないタイプですが店的にはロスが少なそうですね。
いわゆる王道の京都ラーメンで印象はそれ以上でも以下でもありません。ごちそうさまでした。
店舗情報
ラーメン 藤 京都本店
住所:京都府京都市南区東九条南石田町111‑1(地下鉄烏丸線「十条」駅3番出口から南へ徒歩3分ほど)
電話番号:075‑661‑3839
創業:1972年(昭和47年)
営業時間:月火水金土日 10:00~19:00。木曜定休。
※一部情報では10:00~18:00、第2・第3水曜は17:00終了の場合あり(詳細はご来店前にご確認を)
席数:24席(カウンターのみ)
個室:無/貸切:不可
駐車場:有(6台分)
支払い方法:現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可)
予算:~¥999(ラーメンは850円前後)
メニュー例:ラーメン(850円)、特製ラーメン(1,050円)、味噌ラーメン(900円)、メンマ入りラーメン(900円)、豚めし(330円)、餃子(260円)など。テイクアウトもあり