原宿・明治神宮前駅や北参道周辺も含めて都内でも店のジャンルが幅広いランチエリアである。
老舗から実力店まで揃い、安く使える店から満足度の高い名店まで点在している。
そこで本記事では、実際に食べ歩いた中から本当に使える原宿ランチを厳選した。
※新しく良い店が出れば、このリストは随時更新する。
カレー・エスニック
みのりんご|原宿を代表するキーマカレー、伸びるチーズと高密度キーマが名物

原宿を代表するキーマカレーの人気店「みのりんご」。
名物はとろけるチーズをたっぷりかけたキーマチーズカレー。
粗挽き肉の旨味に玉ねぎの甘み、果物由来のコク、しっかりしたスパイス感が重なり、土台のキーマがちゃんと旨い。
温玉が途中で溶けて味が変わる仕掛けもあり、一皿の中で変化もある。
チーズの話題先行で見られがちだが、実際はキーマの完成度が高い。

MOKUBAZA|チーズキーマで知られる、原宿を代表するキーマカレーの人気店

原宿・北参道にて2004年に創業した。キーマカレー一本で磨いてきた専門店。
看板メニューの「チーズキーマ」はこの店を語るうえで欠かせない。
キーマカレーをモッツァレラチーズが覆い、真ん中に卵黄が可愛らしく鎮座している。
卵をスプーンで割り、カレーにもスプーンを入れれば濃厚な卵黄がその割れ目に沿って流れていくエロカレー。
小麦粉、化学調味料、人工添加物などは不使用。
20時間以上かけて仕込むキーマは、モッツァレラチーズの香り、卵黄、水分残った挽肉の旨味、弾けるスパイス、硬めのご飯と見事な口内調理。

ヨゴロウ|オクラ入りキーマという独自性で外せない、原宿カレーの個性派

原宿の人気カレー店「ヨゴロウ」。
この店はオクラ入りの「ビンディキーマ」が看板メニューで、細かな挽肉にオクラのトロみを重ねる独特の食感が特徴。
スパイスの刺激だけで引っ張るのではなく、オクラの食感と酸味、挽肉の旨味で食べさせる。
変わり種のイロモノではなく、キーマカレーとしてしっかり旨い。
原宿駅から少し歩く立地にもかかわらず行列が絶えないのも実力の証明。

洋食・ハンバーガー・ピザ
ピッツァ ケベロス 明治神宮前店|SAVOY出身、軽さと塩で食べさせるナポリピッツァ

原宿・明治神宮前で人気のピッツェリア「ピッツァ ケベロス」。
名店「SAVOY」出身の小原直氏による店で、SAVOY譲りの塩を効かせた輪郭ある味づくりに、24時間発酵・熟成の高加水生地による軽い食後感を重ねた一枚が持ち味。
マリナーラはトマトの酸味、ガーリック、焦げのほろ苦さが重なり、生地の旨さもよくわかる。
明治神宮前という立地で、このレベルのナポリピッツァを気軽に食べられる価値もある。

ピッツェリア カンテラ|北海道産全粒粉の香ばしさが光る、原宿で外せないナポリピッツァ

北海道産全粒粉「春よ恋」を100%使った生地が特徴の一軒。
一般的なナポリピッツァより香ばしさと粉の風味が強い。単なるモチモチではなく、噛むほど小麦の輪郭が出る生地で生ハムやチーズの塩気を受け止める力もある。
さらにQ Plaza 9階のテラスと夜景、ナチュラルワインまで揃い、景色だけで終わらず料理でもちゃんと着地しているのが強み。

中華
四川料理 龍の子|原宿を代表する四川料理、麻婆豆腐で外せない老舗

原宿・明治神宮前で四川料理といえば「龍の子」。
1977年創業の老舗で、創業者・安川哲二氏の系譜を受け継ぎ、自家製の豆板醤や甜麺醤、本場四川の香辛料を使った味づくりが長く支持されてきた。
看板メニューの麻婆豆腐は、辛さだけで押さず、花椒の痺れと肉の旨味、香りの重なりで食べさせる。
原宿で麻婆豆腐、あるいは本格四川を挙げるならまず入ってくる一軒。

そば・うどん
玉笑|竹やぶ仕込みの粗挽きと蕎麦湯まで旨い、原宿の名店

原宿を代表する蕎麦の名店「玉笑」。
名店「竹やぶ」出身の浦川真洋氏による一軒。
玄蕎麦の自家製粉、粗挽きの力強い香り、ザラリとした食感に系譜の個性が色濃く出ており、濃度ある蕎麦湯まで旨い。
全体的に割高ではあるが、確実にクオリティの高い蕎麦がいただける。
店は神宮前の奥まった静かな立地にあり、蕎麦と向き合う空気がある。量より密度で食べさせ、原宿エリアで蕎麦を挙げるなら外せない存在。

手打蕎麦 松永|北参道の行列蕎麦、二八で香らせる実力店

北参道の人気蕎麦店「手打蕎麦 松永」。
二八は喉越しに寄りやすい一方で香りが弱くなることもあるが、ここはしっかり蕎麦の香りを出していること。
北参道の住宅街という静かな立地で、昼営業のみ・売り切れ終了という営業スタイル。
加えて、店を切り盛りするのは元アイドル・立花理佐さんのご主人という点もこの店ならでは。
量も江戸蕎麦系ほど少なくなく、満足感があるのもいい。香り、コシ、立地、営業スタイルまで含めて、北参道を代表する蕎麦店の一つ。

因幡うどん ハラカド店|博多うどん文化を原宿で体験できる、出汁を主役にした一軒

1951年創業の福岡・因幡うどんの流れを引く老舗ブランドで、羅臼昆布や煮干しを効かせた出汁が特徴。
この店は麺よりまず出汁を味わう店として見ると輪郭が掴みやすい。
加えて、茹で置き由来のやわらかな博多うどん、丸いごぼう天と甘辛牛肉を合わせる肉ごぼう天まで含め、東京ではまだ珍しい博多うどん文化そのものを持ち込んでいるのが特徴。

ラーメン
蝋燭屋 表参道ヒルズ店|痺れを軸に麻婆麺を打ち出す、表参道で外せないシビレ系ラーメン

表参道で麻婆麺ならまずこちら。
花椒の痺れを主役に置いた麻婆餡がこの店の核で、一般的な辛さ偏重の麻婆ラーメンではなく、香りと痺れの立体感で食べさせるのが特徴。
高粘度の麻婆餡と中太麺を合わせる独自性があり、ラーメンと四川麻婆の中間を狙ったような一杯として個性が立っている。
加えて表参道ヒルズという立地で入りやすさがありながら、ちゃんと尖っているのも強み。

関連記事











