恵比寿は、飲み屋街と住宅地、オフィス街が混ざることで、ラーメン需要がかなり強いエリア。
深夜まで営業する店、飲み後に刺さる濃厚系、淡麗醤油、家系、二郎系までジャンルも幅広い。
そして何気に味噌ラーメンも盛んな地域でもあるのが特徴だ。
そこで本記事では、私が実際に食べ歩いた恵比寿周辺のラーメン店から、本当に旨い店だけを厳選。
味、完成度、立地、使いやすさまで踏まえて、恵比寿で外さないラーメン店をまとめた。
※新しい店が出れば、このリストは随時更新する。
➡️恵比寿でランチを探している方は恵比寿ランチまとめをご覧ください。

醤油
手打 親鶏中華そば 綾川|親鶏の旨味を叩き込んだ重厚系中華そば

親鶏の濃厚な旨味と、青竹手打ちによる極太縮れ麺で人気を集めるラーメン店。
特徴は何と言っても親鶏を軸にした重厚感あるスープ。親鶏のモモ肉や皮から抽出した濃密な鶏出汁に、甘みある醤油ダレと鶏油を合わせ、一口目からインパクトのある味わいに仕上げている。
自家製の青竹手打ち麺は極太麺はほうとう級の太さで、不揃いな縮れと強烈な弾力が特徴。
むっちりとした噛み応えで、小麦の風味もしっかり感じるうどんのニュアンスも感じさせる独特な麺である。
鶏チャーシューは部位ごとに使い分けられ、鶏皮やメンマなどの具材も抜かりない。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


荻窪中華そば 春木屋 恵比寿店|深夜でも食べられる荻窪系中華そば

1949年創業の老舗「春木屋 荻窪本店」の味を受け継ぐ「荻窪中華そば 春木屋 恵比寿店」。
鶏ガラと煮干しを重ねたダブルスープに、ラードで蓋をする熱々仕様、中太縮れ麺というスタイルで長年支持され続けてきた。
恵比寿店ではその方向性を踏襲しつつ、駅前立地らしくややライト寄りに調整。
煮干しの香りはしっかり立たせながらも、本店ほどの重厚感や厚みは抑えられている。麺量も少なめで、飲み終わりでも食べやすい仕様。
加えて「油そば」「納豆つけ麺」など、本店にはないメニューも展開している。
深夜まで営業し、キャッシュレス対応でサッと入れる利便性は高く、「春木屋っぽさ」を恵比寿で気軽に楽しめる価値は十分にある一軒だ。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


おおぜき中華そば店|煮干し香る無化調中華そば、恵比寿を代表する人気店

「づゅる麺 池田」の系譜を継ぐ人気ラーメン店。
前身となる「づゅる麺 豚あじ 恵比寿神社前」を大関卓也氏が引き継ぐ形で独立し、現在の店名となった。
無化調ながら物足りなさはなく、煮干し・鶏・豚・昆布・香味野菜を重ねた出汁がじんわりと広がる。
看板メニューの「煮干しそば」は3種類の煮干しを水出しして旨味を抽出。えぐみや苦味を前面に出す最近のセメント系とは異なり、香りと余韻を重視したバランス型。
麺は低加水寄りの細ストレート。パツッとした歯切れがあり、香味油をまとったスープをしっかり持ち上げる。さらに提供前に炙られる豚・鶏2種のチャーシュー、存在感ある穂先メンマなど、細部まで丁寧。
恵比寿で長年支持され続ける理由がよくわかる一軒だ。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


味噌
味噌らーめん 柿田川 ひばり 恵比寿本店|ど・みそ系譜を独自進化させた人気店

静岡県東部で独立した店主が東京進出の場として恵比寿に構えた味噌ラーメン専門店。
店主は「ど・みそ 京橋本店」出身であり、濃厚味噌ラーメンの系譜を受け継ぎながら独自路線へ発展させている。
スープには八丁味噌や江戸甘味噌を中心に5種類の味噌をブレンド。さらに静岡由来の節系魚介出汁と動物系スープを合わせ、重厚感がありながら飲み疲れしない味にまとめている。
麺は浅草開化楼特注の中太縮れ麺。モチモチとした弾力があり、濃厚スープの中でも埋もれない存在感を放つ。
ど・みそ出身らしい力強さを残しながら、本家以上にバランス型へ寄せた一杯。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


九十九ラーメン 恵比寿本店|深夜に食べたい「禁断のチーズ味噌ラーメン」

「粉チーズ味噌ラーメン」という唯一無二のジャンルを築いた恵比寿ラーメン界の名物店。
現在では国内外の店舗展開を縮小し、実質的に恵比寿本店がブランドの中心的存在となっている。
看板メニューは「元祖まる究チーズラーメン」。
豚骨ベースの白湯スープに味噌ダレを合わせ、その上から北海道産チェダーチーズを雪山のように大量に削りかけるスタイルで、一時代を築いた人気メニューだ。
見た目はかなり重そうだが、実際の味噌スープは意外にも軽め。チーズが溶け込むことを前提に設計されており、混ぜることで一気にコクとミルキーさが広がる。
麺は太縮れ麺。ドロッとした味噌チーズスープをしっかり持ち上げ、絡め取るという表現がぴったりな一体感を生み出す。
ジャンク感、背徳感、そして中毒性を武器に、今なお深夜の恵比寿で強烈な存在感を放っている。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


らぁ麺屋 つなぎ|ど・みそ出身の濃厚味噌ラーメン店

「ど・みそ」出身の店主が恵比寿で独立した味噌ラーメン専門店。恵比寿駅から徒歩3分ほどという立地ながら、深夜帯まで営業しており、飲み後の味噌ラーメン需要を長年支えてきた一軒。
特徴は、6種類の味噌をブレンドした濃厚スープ。
熟成黒味噌や仙台味噌を軸に、動物系と魚介系の出汁、さらに背脂を合わせることで、パンチがありながらもどこか丸みを感じる味に仕上げている。
味噌のコクと背脂で口当たりをマイルドに整えているのが印象的だ。
麺はモチモチ感の強い自家製中太麺。濃厚味噌スープをしっかり持ち上げ、炒め野菜や辛味とも一体化する。
辛味噌系は唐辛子の刺激がかなり強めだが、単なる激辛では終わらず、味噌の旨味と土台の厚みがしっかり残るのが「つなぎ」らしさでもある。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


その他
ラーメン豚山 恵比寿店|乳化スープと極太麺で食わせる人気二郎系

株式会社ギフトホールディングスが展開する人気チェーン「豚山」系列の一店舗。乳化系スープとワシワシ麺を軸にしながらも、直系ほど尖らせ過ぎない食べやすさで支持を集めている。
「二郎系に興味はあるけど直系は少し怖い」という層の入口としても機能している存在。
スープは豚の旨味を前面に押し出した乳化系。ミルキーさと醤油ダレのキレが共存し、重厚感がありながら飲みやすい。
野菜はキャベツ比率が高めで甘みもあり、極太麺は小麦感の強いワシワシ系。チェーン店ながら、麺・スープ・豚のバランスは非常に安定している。
コールや注文導線も整理されており、初心者でも入りやすいのも特徴。
実際に食べると、下手なインスパイア店以上に完成度が高く、「チェーンだから」と侮れない。
▶名店の味を自宅で「宅麺」

しゅういち 恵比寿店|カレーつけ麺とカレーらぁ麺で支持される駅近ラーメン店

西麻布に本店を構える「しゅういち」系列のカレー麺専門店。カレーつけ麺、カレーらぁ麺、カレー油そばなどを揃える、恵比寿では貴重なカレーラーメン系の一軒。
スープは17種類のスパイスにミルクを合わせたクリーミーな仕上がり。
カレーというと重く濃厚なイメージがあるが、実際はサラッとした飲み口で、動物系のコクとスパイス感がじんわり広がる。クセは強すぎず、飲み後でも入りやすいマイルド系の味わいだ。
浅草開化楼の太縮れ麺はモチモチとした食感で、カレースープに負けない存在感がある。
ランチはライスサービスもあり、残ったスープに入れてリゾット風に楽しめるのも魅力。
月曜から土曜は翌5時まで営業しており、恵比寿で深夜にカレー麺を食べたい時にも使える定番店。
▶名店の味を自宅で「宅麺」


関連記事










