多民族国家シンガポールの料理は、中国系・マレー系・インド系などの食文化が混ざり合って生まれたものである。
海南鶏飯やラクサ、肉骨茶をはじめ、香辛料やココナッツミルクを巧みに使った多彩な料理がそろっている。
本記事では、東京で訪れたシンガポール料理店を実食内容とともに紹介。料理の特徴や味わい、ランチでの利用しやすさなどを踏まえ、それぞれの店ならではの魅力をまとめていく。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
CHATTERBOX CAFE|1971年創業。シンガポールの名門レストランが日本初上陸

2026年1月26日、丸ビル5階にオープンした「CHATTERBOX CAFE」は、1971年にシンガポールの「マンダリン・オーチャード・シンガポール」で誕生した名門レストラン「CHATTERBOX」の日本旗艦店。
香港や台湾、マカオ、フィリピンなどにも展開するブランドで、本場の味を日本でも楽しめる。
シンガポール料理店の中でもトップクラスに高級な部類で庶民の味をレストランに昇華したスタイルで会食にもピッタリ。
名物はブランド発祥の「マンダリンチキンライス」。
鶏の旨味を移したジャスミンライスと、しっとり蒸し上げた鶏肉を、本店と同じレシピで提供している。
濃厚でコクのあるラクサや骨付き肉の薬膳スープのバクテー、串刺し肉料理のサテなどシンガポールの代表料理も充実し、現地の味を幅広く堪能できるいま東京を代表する一軒。

威南記海南鶏飯 日本本店|シンガポールの名門が手がける本場の海南チキンライス

2015年7月28日、田町グランパーク内にオープンした「威南記海南鶏飯 日本本店」は、1989年創業のシンガポールの名店「Wee Nam Kee」の日本本店。
現地では政府要人をもてなす店としても知られ、本場の味をそのまま日本で楽しめる。
お店は席数が非常に多く、テラス席もあってそのテラス席はまさに東南アジアに来たかのような雰囲気だ。
名物の海南チキンライスは、鶏の旨味を移したジャスミンライスと、しっとり柔らかなスチームチキン、そして香ばしいローストチキンの2種類を用意。
特にローストは現地では結構あるが、日本で定期する店は少ないので貴重だ。
キレのある生姜、ニンニクが効いたチリ、ダークソイソースで味の変化を楽しめるほか、ココナッツが効いたマイルドピリ辛ヌードルのラクサなどシンガポールの定番料理も充実している。

海南鶏飯食堂 恵比寿|本場シンガポールの海南鶏飯を味わえる人気店

2005年9月2日、恵比寿駅東口から徒歩約5分の場所にオープンした「海南鶏飯食堂 恵比寿」。
当初はチキンライス専門店だったが、ラクサやバクテー、ホッケンミー、シンガポール風焼きそばなど、現地の多彩な料理も提供しており、シンガポールの食文化を幅広く楽しめる。
名物の海南鶏飯は、胡麻油で和えてありしっとりとした鶏肉と鶏の旨味を吸ったジャスミンライスが特徴。
手作りの強めの生姜ソース・全く甘くないチリ・ガッツリ濃厚甘辛のダークソイソースを組み合わせて味わう一皿。
恵比寿で現地のシンガポール料理を気軽に味わいたいときにおすすめ。

獅天鶏飯|海南鶏飯が名物のシンガポール×中華酒場

2022年4月7日、渋谷駅から徒歩約2分の場所にオープンした「獅天鶏飯」は、シンガポール料理と中華料理を融合させたエスニック酒場。
昼はランチ、夜は酒場として利用でき、海南鶏飯を中心に本格的なアジア料理を提供している。
名物の海南鶏飯は、低温調理でしっとり仕上げた鶏肉は潤いがありモイスチャー。鶏の旨味をまとったジャスミンライスが主役。
サッパリとした生姜、甘さと辛さのチリ、濃度の高い甘辛のダークソイソースの3種類を組み合わせることで味の変化を楽しめる。
ほかにも中華のエッセンスを取り入れた料理が揃い、シンガポール料理を気軽に味わえる一軒として人気を集めている。

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