東京・乃木坂にあるラーメン店「会津喜多方RAMEN 二代目 いわいや」。

青山一丁目から乃木坂へ抜けるあたり。
大通りから一本入ったビルの地下、まるで隠れているかのように入口を構えるのが「会津喜多方RAMEN 二代目 いわいや」だ。

階段を降りると、ふっと漂ってくるのは醤油と煮干し、そして動物系のやわらかな香り。
喜多方を掲げるなら、この香りでないと始まらない——そんな原点の香りがする。
東京には喜多方を名乗る店が数多くあるが、二代目いわいやは「本気で喜多方を再現している数少ない一軒」である。
本稿ではその理由を紐解いていこう。
「 二代目いわいや」ってどんな店?
オープンは2025年7月28日。
店主は、会津若松の名店「めでたいや」創業者の息子さん。
本場の作法をどこまで東京で再現できるかというテーマが明確なことだ。
まず麺。
喜多方の心臓部とも言える曽我製麺の多加水中太縮れ麺を直送。
会津の空気を一緒に運んできたようなぷるんとした食感は、東京の喜多方名乗りとは一線を画す。
スープは会津地鶏や川俣シャモのガラ、煮干しや昆布、帆立の旨味を重ねたもの。
「軽いのに奥行きがある」という喜多方らしさを丁寧に引き出している。
2025年11月訪問
この辺はあまりラーメン麺店少ないだよね。

お店は青山一丁目駅からは徒歩10分ほど。
餃子で有名な「赤坂珉珉」の近くですね。

まだできて半年も経っていない新店だ。

地下一階の奥まった場所にひっそりと位置する。

ラーメン店には珍しく靴を脱ぐスタイル。
「ちょっと忙しい時間帯で落ち着くまでちょっとお待ちいただいても宜しいですか?」
という何とも珍しい待たされ方をされた。
店内はカウンターはなく、全席掘りごたつ席なのも珍しい。そうか、会津のお店のイメージしてるのかな?
食券機はなく前払いの口頭での発注。

「いわいや特注麺」も捨て難いが、「手打ち麺」のほうが惹かれるなぁ。
メニューはラーメンの他にも手打ちラーメン、味噌、会津ミニソースカツ丼なども。

囲炉裏?しかしお店はなんとも不思議な作りだ。以前は何だったんだろう?
・手打ちラーメン 980円

具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト。

柔らかな魚介の香り、ほんのりとした甘味、それを支える動物系の存在。

全てのバランスが秀逸でついつい飲みたくなる。

麺は極太の平打ちの縮れ麺。
ツルッとした舌触り、グッと強いコシのある麺は噛めば小麦の香りが開いていく。
あぁ、この麺好きだ。

チャーシューはバラ肉が3枚。
しっかり味が染みてて、赤身はやや硬めだが脂身がそのバランスを取っている。
確かに美味しい喜多方ラーメンだ。ごちそうさまでした。
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店舗情報
• 名称:会津喜多方RAMEN 二代目 いわいや
• 住所:東京都港区赤坂7-5-33 ベルバン赤坂 B1F
• 最寄駅:
青山一丁目駅(徒歩約8〜10分)
乃木坂駅(徒歩約7分)
• 営業時間:11:30〜14:00/17:00〜22:00(L.O 21:00)
• 定休日:不定休
• 席数:掘りごたつ式のテーブル席中心
• 予算:〜1,500円(セットは1,280円前後)
• 支払い方法:現金のみ(カード不可)
• 備考:喜多方の老舗「めでたいや」創業者の息子が運営/麺は曽我製麺直送








