東京・新富町にある鴨料理専門店「新富町 鴨ゆき」。

本記事では、「新富町 鴨ゆき」についてレポートします。
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「新富町 鴨ゆき」ってどんな店?
2026年5月11日にオープンした鴨料理専門店。

店主はフレンチの世界で20年以上経験を積んだ北島卓人氏。
麻布十番の「kumasan麻布」や「かにじぇんぬ」などを手掛ける株式会社QRAUDから独立した方だ。

青森県産ブランド鴨「銀の鴨」に惚れ込み、その魅力を一羽丸ごと味わうコースを構築。
コースの中心となるのは、日本刀の原料として知られる玉鋼から作られた希少な鉄板で焼き上げる「お狩場焼き」。
高い蓄熱性を活かし、外側は香ばしく、中はしっとりと火入れされた鴨を楽しめる。
コースは鴨コンソメや鴨メンチコロッケ、焼き鴨、鴨鍋、鴨飯、鴨出汁ラーメンまで続く鴨尽くしで、一羽の鴨を多角的に味わえる内容となっている。
実食レビュー【2026年5月訪問】
蕎麦屋に行ってもけっこう鴨そば頼む自分です。どうでもいい?
ってことでつい最近オープンしたばかりの鴨料理専門店へ。
場所は新富町駅より徒歩5分の所に位置し、肉割烹の「WAGYU USHITOMI GINZA」の跡地。


店内は「WAGYU USHITOMI GINZA」時代のほぼ居抜きです。
コースは季節の食材をふんだんに使い、後半にかけて鴨肉が提供される。
店主はフレンチを経験してきた方で、ソースなどもどこかフレンチ要素を感じられるもの。

扱う鴨は青森県産ブランド鴨「銀の鴨」。通常の鴨は2キロサイズくらいだけど、倍の4キロの特大サイズ。

だいぶ迫力があります。これを丸から捌くのは大変そう・・・

鴨肉を焼く玉鋼自体は木炭と砂鉄が多く含まれており、遠赤外線によって鴨肉の旨味をダイレクトに引き出します。
改めて本鴨肉のポテンシャルの高さを知りました。
特にコンソメの旨味。多分鴨出汁ってもっと淡いイメージなんだけど旨味がめちゃ濃かった。
明らかに地鶏の旨味とも異なった「銀の鴨」の魅力を楽しめる。
そして鴨の脂を使った焼き物はまさにこの鴨の醍醐味を堪能できるメニューではないしょうか。
以下、いただいた料理。

ワタリガニは赤酒漬け。
卵は濃厚な旨味に花穂紫蘇の香りが爽やか。

鴨のコンソメ。こんなに旨味があって味がしっかりしてるんだ。
たぶん鴨って言われないと当てられないかも。

時知らずの手巻き。燻製した時知らずに、イクラ、木の芽。
脂は海外産のようなクドさが一切ないのも印象的。

花ズッキーニの中に芝海老とホタテのしんじょ。
仕込みはなかなか細かいことされてます。
ミニズッキーニの方は天ぷらにして。
何気にほうれん草と大葉のソースの爽やかな香りがいい仕事してます。

白甘鯛。下は白味噌、蛤の出汁で作ったヴァンブランソース。
味わっていくとコハク酸による旨味を感じます。

鴨肉のしゃぶしゃぶでこちらはつくね。
大和芋を練り込んでおり、ふっくらとした食感。味わいとしては繊細で出汁の香りで食べさせる。

ロース。サッと火を通した黄ニラとジュンサイと共に。

玉鋼で焼いたロース。
鴨油を塗って焼いており、これが旨味の余韻が長く、インパクトがあります。

もう一枚は薄くカットして。

ササミは地鶏のササミとも違うふわっとした食感でやはり鴨油による旨味がいい。

ヤングコーンもシャリっと甘味があって食べごたえあり。

熟成して糖度を上げたメイクイーン。相変わらず油を吸って相性いいです。

今度は藁焼きにしたロース。
しっとりとして静かな鉄感を楽しむ。

2枚目の方が舌が慣れて旨味の輪郭を掴めるようになります。

骨付もも肉。こちらは噛ませるけど噛めば噛むほど脂のゼラチンの旨みが膨らんでいきます。

前の方のもも肉の方が柔らかい。

まさにさくらんぼのような糖度のあるトマト。

季節を感じさせるトウモロコシの土鍋ご飯。

トウモロコシは鴨油、バター、醤油でソテーしてある。

もっとガッツリな味わいがと思ったらわりとあっさりとしてます。軽やかな旨味とフレッシュな甘味でご飯を食べさせる。

〆は鴨ラーメン。スープは鴨そばのつゆのようなニュアンス。

作りたてのわらび餅と苺。



ご飯から〆のラーメンまでだいぶ満腹にさせてくれます。
確かに青森の「銀の鴨」は美味しかった。鴨だけでコースを構成するかと思われたが、そこは無理せず季節の野菜や食材などでうまくバランスが取られていた。
鴨はクセを嫌がる人もいたり、でもそのクセが長所と捉える人もいたりなかなか難しい食材だけど、クセと香りのバランスをうまく両立されていた印象です。
まだオープンして間もないとのことでこれからどんどん深化していくことでしょう。ごちそうさまでした。
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店舗情報
・名称:新富町 鴨ゆき
・ジャンル:鴨料理・焼鳥・日本料理
・住所:東京都中央区新富1-15-13 AXAS銀座アジールコート1F
・最寄駅:新富町駅 徒歩5分、八丁堀駅 徒歩4分
・営業時間:18:00~20:00/20:30~22:30(完全2部制)
・定休日:日曜日・祝日
・オープン日:2026年5月11日
・予算:20,000円~30,000円前後
・支払い方法:カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、UnionPay)、電子マネー可、QRコード決済可
・席数:7席(カウンター7席)
・個室:なし
・貸切:可
・禁煙・喫煙:全席禁煙
・駐車場:なし
・電話番号:03-5244-9007
・予約:完全予約制(当日予約は電話対応)








