日本橋人形町は、江戸時代から続く老舗と昔ながらの飲食店が残る一方、新しい専門店も増えている食の街。甘酒横丁を中心に、親子丼や洋食、そば、中華など幅広いランチが集まっている。
本記事では人形町駅から半径800m程度を目安に実際に訪れた店を厳選。安い店から、ひとりで入りやすい店、おしゃれな店、土日に使える店までジャンル別に紹介する。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
ラーメン
拉麺 はま家

小伝馬町駅から徒歩2分、人形町からも徒歩圏内にある「拉麺 はま家」。
2017年に仙台で創業し、その後は六本木での間借り営業を経て、現在は日本橋小伝馬町に店を構える。
軸となるのは、桑名産の蛤と国産丸鶏を合わせた貝出汁スープ。蛤由来の旨味と甘味がしっかりと感じられ、北海道産「春よ恋」を使った細麺はパツッと歯切れがよい。
紫蘇油を合わせた「しそ塩そば」では、食べ進めるにつれて爽やかな香りがスープに広がっていく。
低温調理チャーシューや味玉、ほうれん草、あられなど具材の組み合わせも特徴的。定休日は日曜日。

和食
天ぷら 中山

人形町駅から徒歩3分ほど、1930年創業の老舗天ぷら店。
ランチでは天丼や海老天丼、穴子天丼などを提供し、なかでも創業以来継ぎ足してきたタレを使う「黒天丼」で知られている。
天丼は海老や魚、野菜の天ぷらを黒々としたタレにしっかり浸した独特の仕上がり。甘辛さの奥にほのかな苦味と香ばしさがあり、ごま油の風味と重なって、一般的な天丼とは異なる味わいが特徴。
タレを吸った衣はしっとりとしており、素材以上にタレとご飯の一体感を楽しむタイプ。人形町で長く受け継がれてきた、老舗ならではの天丼を味わえる一軒。定休日は土日祝。

おが和

人形町駅から徒歩2分ほど。1936年創業の「おが和」は、昼の焼鳥重を目当てに開店前から行列ができる老舗焼鳥店。
ランチは基本的に焼鳥重のみで、肉増しにも対応する。
大ぶりの鶏肉を炭火で香ばしく焼き、海苔を敷いたご飯にたっぷりとのせる。鶏肉は柔らかく脂が控えめで、サラッとした甘辛いタレは見た目ほど濃くない。
炭火、タレ、海苔の香りが重なり、ボリュームがありながら最後まで重さを感じさせない仕上がり。定休日は土日。

うどん・そば
讃岐うどん 谷や

水天宮前駅から徒歩1分、人形町駅からも徒歩圏内にある「讃岐うどん 谷や」。
香川県高松市出身の谷和幸氏が「もり家」で8年間経験を積み、2010年に開業した讃岐うどん専門店。
「打ちたて・切りたて・湯がきたて」の三たてを徹底し、麺はもちっと伸びるような弾力と力強いコシ、小麦のほのかな甘味が持ち味。
麺をひし形に切ることで太さにムラが生まれ、ひと口ごとに異なる食感も楽しめる。無添加・無化調のいりこ出汁は角がなく、麺の風味を邪魔しない穏やかな仕上がり。
ランチタイムには店内待ちが出ることも多いが、並・中・大が同一料金なのも嬉しいところ。
神保町・御茶ノ水の「直白」を輩出した店でもあり、人形町周辺で本格的な讃岐うどんを食べるならおすすめ。定休日は不定休。

おにやんま 人形町店

人形町駅から徒歩1分という便利な場所にある「おにやんま 人形町店」。五反田に本店を構える讃岐うどん店の支店で、朝7時から営業しており、手頃な価格でサッと食べられるのも魅力。

うどんは表面が柔らかく滑らかで、噛むと中心にしっかりとした弾力を感じる独特の食感。
いりこ出汁を効かせたつゆとの相性もよく、とり天やちくわ天を添えればボリュームも十分。冷たいぶっかけでは、麺の伸びやかさとコシをよりはっきり楽しめる。
人形町で安く、早く、しっかり食べたいランチに重宝する讃岐うどん店。無休。
エスニック料理・異国料理
B by The Brooklyn Brewery

日本橋兜町「K5」の地下1階にある、ブルックリン・ブルワリー世界初のフラッグシップ店。
約20種類のクラフトビールとメキシカンフードを楽しめる。
土日・祝日は13時から営業し、タコス3種またはタコライスにブルックリンラガーが付くランチセットを用意。スパイスを効かせたタコスと、爽やかな苦味のビールは相性がいい。
人形町から少し足を延ばして、昼からクラフトビールとタコスを楽しめる休日向けの一軒。
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