新宿、渋谷と並ぶ巨大ターミナル・池袋。
駅周辺にはラーメンや中華、和食、洋食、カレーなど膨大な数の飲食店が集まり、安く済ませたい日から、ゆっくり食事を楽しみたい時までランチの選択肢は幅広い。
本記事では、池袋駅から徒歩圏内を中心に、実際に足を運んだ店だけをジャンル別に紹介。価格、料理の特徴、ひとりでの利用しやすさなども含め、池袋でランチを探す際に役立つ一軒をまとめていく。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
ラーメン
➡️池袋のラーメンまとめはこちらから

Japanese Ramen 五感|地鶏と魚介の旨味を重ねた池袋の淡麗ラーメン

東池袋の春日通り沿いに構える「Japanese Ramen 五感」。2023年4月にオープンし、初年度にミシュランガイド東京2024のビブグルマンに選出。
店主は「力の源ホールディングス」で12年間経験を積んだ人物で、現在は完全予約制。
日曜朝に翌週分の予約を受け付けるが、枠の確保が難しいことも多い。
スープには比内地鶏やみやざき地頭鶏、純粋黒豚、天然羅臼昆布、蛤・アサリ・シジミなどを贅沢に使用。
地鶏と貝の旨味に炭火の薫香や青柚子が緻密に重なり、塩は素材の力を繊細に、醤油は出汁と炭火の香ばしさをより鮮明に引き立てる。ラーメンというより「出汁料理」と呼びたくなる一杯。

味噌麺処 田坂屋|濃厚スープと力強い塩気の味噌ラーメン

池袋駅西口から歩いた先にある「味噌麺処 田坂屋」は、「味噌麺処 花道庵」で店長を務めた田坂大樹氏が2023年に開いた味噌ラーメン専門店。
注文ごとに中華鍋を振り、味噌とスープを熱しながらモヤシを香ばしく炒める。カウンター9席のみで、昼時には店外に列ができることもある。
味噌ラーメンはとろみのある濃厚なスープに、かなり強めの塩気を効かせた味。
動物系の旨味が厚いため、尖った塩味にも負けず「しょっぱ旨い」味わい。
もっちりした中太麺も小麦の風味がよく、厚切りのチャーシューはホロッと崩れる柔らかさ。穏やかな味噌ラーメンとは明確に方向性の違う、パンチのある一杯を楽しめる。

麺屋 Hulu-lu|ハワイを感じる空間で味わう淡麗醤油ラーメン

2012年1月24日オープン。池袋駅西口から徒歩10分ほどに構える「麺屋 Hulu-lu」は、護国寺にあった「ちゃぶ屋」の元店長が独立して開いたラーメン店。
店主が好きなハワイをコンセプトに、内装やBGMまで統一された独特の空間をつくり上げている。
醤油SOBAは、吉備黒鶏や丸鶏などをベースにした透明感のあるスープに、ハワイの水で仕込む全粒粉入りの自家製麺を合わせる。
鶏の旨味に柚子の爽やかさ、フライドオニオンや糸唐辛子のアクセントが重なり、硬めで歯切れのいい麺も好相性。大ぶりで分厚いチャーシューも存在感があり、ハワイアンな個性と端正なラーメンを一度に楽しめる。

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋|しじみの濃密な旨味を引き出す塩中華蕎麦

2023年4月、池袋駅北口のアパホテル1階にオープンした「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店」。
ミシュランガイドのビブグルマンにも選出された雑色「琥珀」の3号店で、本店とは異なり予約不要で利用できる。
島根県・宍道湖産しじみをふんだんに使ったスープは、貝特有の柔らかな甘みと滋味深い旨味が持ち味。
特に塩はしじみの風味を素直に感じられ、低温調理のロースや吊るし焼きバラなどのチャーシューも彩りを添える。本店の味を池袋で気軽に楽しめる貴重な一軒となっている
皇綱家|濃厚豚骨醤油と燻製チャーシューで味わう家系ラーメン

2020年、池袋駅西口にオープンした家系ラーメン店「皇綱家(きづなや)」。
野方「輝道家」の直系で、店主は輝道家や王道家で修業を重ね、池袋で力強い豚骨醤油ラーメンを提供している。
スープは醤油のキレを前面に押し出し、濃厚な豚骨のコクがその鋭さを支える攻撃的な味わい。
王道家製の中太麺に、スモーキーなチャーシュー、ほうれん草、海苔を合わせた家系らしい構成で、濃いめのスープはライスとも好相性。
池袋駅西口から徒歩1分ほどとアクセスもよく、深夜まで営業している使い勝手の良さも魅力となっている。

➡️池袋のラーメンまとめはこちらから

うどん・そば
うちたて家|強烈なコシの極太麺を味わう武蔵野うどん

2002年オープン、池袋東口に構える武蔵野うどんの専門店「うちたて家」。
打ち立ての極太麺をつけ汁で味わうスタイルで、食べログ「うどん百名店」にも選出されている。
麺は表面がゴワッとして一本一本に重量感があり、すすって食べるというより、しっかり噛んで小麦の甘みを引き出すタイプ。
ピリ辛つくね汁は鰹出汁を効かせたすっきりしたつゆに、辛味とほのかな甘みが重なる。讃岐うどんとは対照的な、武蔵野うどんならではの力強い食感を池袋で楽しめる一軒となっている。

あんぷく 池袋店|創作メニューも揃うもちもち食感のうどん専門店

2009年創業の、道場六三郎氏のもとで腕を磨いた安江勇治氏が手がける創作うどん店。
名物のカルボナーラうどんをはじめ、和食の技法に洋食の発想を組み合わせた多彩なうどんを楽しめる。
実食した「桜海老と唐辛子の灼熱ペペロンチーノ」は、ニンニクの風味に桜海老の香りと旨味を重ねた旨辛仕立て。もちっとした麺には適度なコシもあり、強い塩味に頼らず最後まで食べやすくまとまっている。
定番のうどんとはひと味違うランチを楽しみたいときに是非。

カレー
火星カレー|肉料理を豪快に盛り付ける池袋の個性派カレー

池袋西口の地下に構えるカレー専門店で、ゲーム『ぼくのなつやすみ』シリーズで知られる綾部和氏がプロデュースしている。
水をほとんど使わず、野菜の水分と肉の旨味を凝縮した独自の無水キーマ風カレーを提供。
特徴的なのが肉の選択肢で、鶏や豚のほか鹿、羊、鴨などのジビエも楽しめる。
実食した「鹿カレー」は、ニンニクとスパイスを効かせた粘度の高いカレーに、大ぶりで柔らかな鹿肉をたっぷりと合わせた一皿。鹿肉はクセが少なく、初めてジビエを食べる人でも挑戦しやすい。
濃厚なカレーそのものの完成度が高く、肉の種類やトッピングを変えて楽しめるのも魅力。

洋食・イタリアン
PIZZA BORSA|薪窯で香ばしく焼き上げる本格ナポリピッツァ

2014年、池袋にオープンした「PIZZA BORSA(ピッツァ ボルサ)」。
小麦・水・塩・イーストのみで仕込んだ生地を24時間以上熟成・発酵させ、高温の薪窯で一気に焼き上げるナポリピッツァの専門店となっている。
生地は薄くもっちりとして、縁はふっくら。マルゲリータは薪窯による香ばしい焦げに、モッツァレラの塩味、トマトの酸味、バジルの香りが重なる。
カジュアルな店構えながら本格的なピッツァを楽しめ、ランチで気軽に立ち寄れるのも魅力の一軒。

エスニック
フォーティン トーキョー|ベトナム・ハノイ発祥の牛肉フォー専門店

2019年、池袋にオープンした「フォーティン トーキョー」。
ベトナム・ハノイで40年以上続く「Pho Thin」の世界2号店として誕生し、メニューは基本的に牛肉のフォー一本に絞っている。
牛骨を8時間以上煮込んだスープに、柔らかな米粉麺、牛肉とたっぷりの青ネギを合わせたシンプルな構成。
ニョクマムやチリソース、にんにく酢、ライムを加えることで味が締まり、自分好みに変化させながら楽しめる。本場ハノイのフォーを池袋で気軽に味わえる一軒。

関連記事












