立川は商業施設と飲食店が密集する多摩エリア屈指のグルメエリアであり、ジャンル・価格帯ともに選択肢が非常に多い街である。
特に駅周辺は選択肢が多すぎるがゆえに、実際に使いやすい店を見極めるのが難しい。
そこで本記事では、実際に食べた中から、価格・居心地・入りやすさのバランスが取れた立川のランチを厳選してまとめた。
※新しい店が出れば、このリストは随時更新する。
ラーメン
鏡花|劇場型空間の計算された醤油ラーメン

立川に構える2000年創業の立川では古株のラーメン店。
薄暗い店内に照明を効かせた劇場型の空間が特徴で、丼にスポットが当たる演出もオシャレ。
醤油ラーメンは、鶏出汁の旨味に魚介の香りを重ねたすっきり系。煮干しよりも節系を思わせる風味で、厚すぎず軽すぎないバランスにまとまっている。
麺は多加水の中太縮れ麺で、ツルッとした舌触りとモチッとした食感が特徴。
低温調理チャーシューやメンマ、海苔まで含め、立川で完成度の高い醤油ラーメン。

麺処 井の庄 立川|辛辛魚つけ麺で食べる濃厚豚骨魚介×唐辛子の旨辛系

立川駅南口すぐ、「らーめんたま館」内にある井の庄の支店。
石神井公園本店の流れを汲み、濃厚豚骨に魚粉を合わせた重厚なスープを軸にしている。
辛辛魚つけめんは、豚骨の丸みに魚粉と唐辛子を重ねたドロ系つけ汁が特徴。見た目ほど鋭い辛さではなく、魚粉と動物系のコクで旨辛にまとまる。
中太ストレート麺はツルッとした舌触りと強めのコシがあり、濃厚つけ汁とのコントラストが出る。立川で駅近の濃厚つけ麺を食べたい時に使いやすい一軒。

ラーメン二郎 立川店|再始動した直系二郎、乳化スープとデロ麺の現在地

長期休業と再開を繰り返し、2023年に店主交代で再始動した立川の直系二郎。
南口から徒歩圏で、多摩エリアの二郎として長く知られてきた存在。
現在の一杯は乳化スープながら重すぎず、カエシも控えめでバランス型。
麺は柔らかめのデロ寄りで、中心に弾力を残す独特の食感。
以前よりパンチは穏やかになった印象で食べやすさに振れた印象。

中華
陳建一麻婆豆腐店 グランデュオ立川店|駅直結で食べる王道ど真ん中の四川麻婆豆腐

立川駅直結のグランデュオ内に構える、四川料理の名匠・陳建一氏プロデュースの麻婆豆腐専門店。定食スタイルで提供され、買い物や仕事帰りでも使いやすい立地。
看板メニューの麻婆豆腐は、花椒の痺れと唐辛子の辛さ、挽き肉のコクが重なる王道タイプ。
クセを抑えたバランス型で、いわゆる「教科書的な麻婆豆腐」に仕上がっている。
ご飯・スープ付きでおかわりも可能。辛さ調整もできるため、初心者からしっかり辛さを求める層まで幅広く対応できる、立川で安定して使える中華の一軒。

カレー・エスニック
レインボウスパイス|駅近くのカウンターで食べる本格インドカレー

立川駅徒歩1分にあるカウンターのみのインドカレー店。
日本人が手がける丁寧なスパイスカレーで、ランチは2種あいがけも選べる使いやすい一軒。
チキンカリーはトマト由来の酸味を含んだ軽やかな味わいで、スパイスの刺激も穏やか。
ポークビンダルーは酸味がしっかり立ち、ホロホロの豚肉と脂の甘みが重なる。
玉ねぎのアチャールや卓上スパイスで味変も可能。立川で駅近かつ手軽に本格インドカレーを食べたい時はココ。

洋食・ハンバーガー
オールドニューダイナー|ガチでハイレベルな王道アメリカンダイナー系ハンバーガー

駒沢公園「エーエスクラシックスダイナー」出身の店主による一軒。50年代アメリカンダイナー風の空間で、肉を焼く香りまで含めてバーガー気分を高めてくれる。
ベーコンチーズバーガーは、強めに焼かれたバンズのサクッとした食感と中のもっちり感が印象的。
粗挽きパティは肉の筋を感じるほどワイルドで、自家製ベーコンの薫香、チーズの濃厚さ、野菜のみずみずしさが一体になる。
バンズ、肉、野菜、チーズ、見た目のボリュームまでバランスが良く、立川でハンバーガーなら外せない一軒。

そば・うどん
蕎麦懐石 無庵|石臼挽きの挽きぐるみ蕎麦と静かな空間

立川に構える蕎麦懐石の一軒で、古民家風の外観とJAZZが流れる落ち着いた店内が特徴。
酒と蕎麦をゆっくり楽しむ方向の店で、昼でもその空気感は変わらない。
せいろは石臼挽きの挽きぐるみで、ホシが立つザラっとした舌触りと均一な細打ち。出汁の効いたつゆは塩味が強すぎず、香りと喉越しを引き立てる仕上がり。
量はかなり控えめで満腹目的には向かないが、丁寧な仕事を味わう一枚として成立している。
立川で静かに蕎麦を楽しみたい時に。

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