向ヶ丘遊園・登戸は、小田急線沿線の中でも学生街のため、ラーメン店はわりと豊富。
駅間の距離が近く、徒歩圏で行き来できるため、実際には一体のラーメンエリアとして使われることが多い。
家系や二郎系といったガッツリ系から、地元に根付いた個人店まで幅広く揃う。
そこで本記事では、実際に食べた中から本当におすすめできるラーメン店だけを厳選してまとめた。
※新しい店が出れば、このリストは随時更新する。
自家製麺つけそば 九六|都心に行かずに食べられる高完成度の鶏魚介つけそば

和泉多摩川・登戸エリアで「都心に行かなくても成立するつけ麺」を打ち出す自家製つけそば専門店。
都心型の鶏魚介つけそばをベースに、無化調・自家製にこだわった構成が特徴。
丸鶏・鶏ガラに煮干しや鰹、昆布、貝類を重ねた粘度のあるスープに、毎朝打つ高加水の自家製太麺を合わせる。
モチっとした弾力と小麦の香りが前に出る麺と、旨味を重ねた濃厚スープのバランスで成立する一杯。
味噌つけそばや中華そばなどバリエーションも用意しつつ、軸はあくまで鶏魚介。

蓮爾 登戸店|二郎町田店の血を引く、極太麺でねじ伏せる異端のインスパイア

向ヶ丘遊園・登戸エリアで長く支持される二郎インスパイア。
ルーツは閉店した「ラーメン二郎 町田店」にあり、その流れを汲んで独自進化した一軒。
最大の特徴は、うどん級とも言われる極太麺。
通常の二郎系より明らかに太く、ワシワシ、ボキボキと噛み込む小麦の塊のような食感がある。小ラーメンでも麺量は約370gと凶暴で、ミニでも十分なボリューム。
スープは濃厚な乳化系の豚骨醤油で、ニンニクやアブラと混ざることで一気に中毒性がブースト。
豚は日によって印象に差はあるが、ホロホロ系から脂強めまで振れ幅がある。
清潔感や接客も含めて万人向けではないが、ここでしか食べられない異物感がある。登戸・向ヶ丘遊園で二郎系を語るなら、避けて通れない存在。

家系らーめん 登戸家|店炊きスープと高加水麺で組み立てる登戸の家系ラーメン

登戸エリアに構える家系ラーメン店。
店名から工場系を想起させるが、実際はちゃんと店炊きスープで提供する。
スープはとろみのある豚骨醤油で、動物系の丸みとカエシのキレがバランスよく出ている。直系の強い醤油感とは異なり、厚みと飲みやすさがある。
麺はサッポロ麺フーズの高加水寄りで、ツルっとした口当たりとモチっとした食感が特徴。
スモーキーなチャーシューと無料ライスの組み合わせで満足度が高い。

中国家庭料理 神洲之華|現地で30年以上修行の料理人が作る本場寄り中華とタンタン麺

登戸に構える中国家庭料理店で、現地で30年以上修行した料理人による本場寄りの味が特徴。
四川・上海・広東の要素を横断し、日本向けに寄せすぎないバランスで提供する。
看板メニュータンタン麺は芝麻醤のコクに辣油と山椒の刺激を重ねた構成で、日式よりも辛味と痺れが前に出るタイプ。食べ進めるほどにコクと痺れが立ち上がる右肩上がりの味わい。
料理は全体的にボリュームがあり、通常でもしっかり量がある一方でハーフ対応も可能。
海鮮あんかけ焼きそばなどの中華メニューも含め、登戸エリアでしっかり食べたい時に重宝する一軒。
元祖 ニュータンタンメン本舗 登戸店|川崎発スタミナ系タンタンメンと強烈ニンニクの一杯

登戸に構える川崎ローカルの定番チェーンで、1964年創業の「ニュータンタンメン本舗」の登戸店。
鶏ガラスープに溶き卵と大量のニンニク、唐辛子を合わせた独自のタンタンメンで、辛さ調整が可能。
スープは真っ赤な見た目に反して卵で辛味がやや丸まり、ニンニクの主張が強め。
いわゆる担々麺とは異なり、シンプルながら中毒性のある味に寄せている。
麺はモチっとした中太でスープをしっかり持ち上げる。
スープ量が多く、ライス投入前提。
登戸・向ヶ丘遊園エリアで定着しているローカルフード。

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