東京・立川にある「ラーメン二郎 立川店」。
立川駅南口から徒歩5分。何度も休業・再開を繰り返し、ついには店主交代を経て2023年に再始動。
店舗情報
住所:東京都立川市柴崎町2-10-1
アクセス:JR立川駅 南口から徒歩約5分
営業時間: 昼:11:30~14:30 夜:17:30~21:30 ※スープ切れ次第終了、日祝休みの場合あり
定休日:水曜日・日曜日
席数:カウンターのみ
立川店の歴史
2008年4月 立川店オープン
とにかくこの当時の立川店は盛りが凄かった。
西東京の二郎はやっぱこれだよね。みたい。
麺もデロ気味です。
しかし2014年ごろから徐々に休みの日が続いた。
次第に1週間で1日だけしか営業しない日が続き、誰しもが「閉店」を覚悟した。
が、いつまで経っても屋号が変わらず、ラーメン二郎 立川店はシャッターが閉まったまま約4年が過ぎた。
この間家賃を払い続けていたのかな?本当に謎だ。
2018年2月営業再開
そして、2018年2月20日、突然営業再開。
まさに1450日ぶりの再開となった。
盛りは相変わらずハイテンション。
微乳化のスープにこのボリューム。
麺は相変わらずのデロ麺。
バラの豚はジューシーで美味かった。
2020年6月 再び休業(約2年半)
2023年1月29日
店主交代によりリニューアルオープン。
新店主は「よしお」氏(環七一之江店などで修行)
2023年1月のリニューアルオープン時には、告知なしでの営業再開にもかかわらず、深夜から多くのファンが行列を作るほどの注目を集めたのも記憶に新しい。
実食レビュー|味はどう変わった?
訪問は2025年5月某日、平日12時半頃。
並びは1名のみで比較的スムーズに入店。
ラーメン 830円
見た目はしっかりとした乳化スープに、もやしとキャベツがこんもり。豚の存在感もある盛り。
乳化スープだけど重すぎず、カエシも強すぎずバランスがいい。
油は多いのに何故かクドさはそんなにないのは不思議。
味は悪く言えばパンチに欠け、少しボヤッとした味わい。
麺は標準的な太さで、柔らかい。
柔らかいけど中心はクッと弾力がある。これはまぎれもなくコシだ。不思議な麺だ。
昔のままだ。
豚はパサ気味。正直大きいだけ。味染みも弱い。
これは前の方がまだジューシーで美味だった。
食べてるとどうしても量が多くて途中でだれてくる。
うーん、最後まで食べられる二郎と飽きる二郎って何が違うんだろう?
ひとまず久々の再会を堪能した。
2025年の立川店
立川店は、再開・店主交代というドラマを経て、今も静かに営業を続けている。
味に尖りはないが、安定した構成力とバランスの良さは十分感じられた。
コアなジロリアンにはやや物足りないかもしれないが、二郎ビギナーにとっては、入り口としても最適な一杯かもしれない。ごちそうさまでした。