新宿は飲食店の数が圧倒的に多いエリアであり、カレーにおいても実力店がひしめく激戦区である。
欧風カレー、スパイスカレー、インド系までジャンルの幅が広く、店ごとに個性がはっきりしているのが特徴だ。
そこで本記事では、実際に足を運び、食べて分かった新宿のカレー店を厳選してまとめた。
※新しく良い店が出れば追記していく。
フィッシュ|スパイスのキレと構成力で食わせる新宿屈指の実力店

新宿・小滝橋通りに構える人気スパイスカレー店。昼時は常に賑わう実力派で、チキンやキーマを軸にしたコンボスタイルが主流。
特徴はスパイスの切れ味。特にチキンカレーは辛さの輪郭がはっきりしており、鋭い刺激と旨味が同時に押し寄せる。
一方でキーマや副菜と合わせることで味が立体的に変化し、単調にならず最後まで引っ張る構成。
パパドやアチャール、マッシュポテトなどの付け合わせも含めて一皿として完成度が高く、新宿カレーの中でも安定して薦められる一軒。

ガンジー|酸味が食欲を引っ張る、シャバ系欧風カレーの老舗

新宿三丁目で長年支持され続ける欧風カレーの一軒で、看板メニューはビーフカレー。
ルーはシャバっとした質感ながら、トマト由来の酸味とじんわりした辛さが印象的。
重たい欧風カレーとは違い、食べ進めるほどに食欲が増していくタイプで、最後までダレずに食べ切れる。
牛バラ肉はシンプルだが存在感があり、甘めの福神漬けが全体のバランスを取る。
欧風カレーの中では軽やかな後味が特徴の一軒。
チキュウマサラ|間借りで展開する「旅するカレー」の完成度高い一皿

写真家でもあるエドワード・ヘイムス氏が手がける間借り型のスパイスカレー店。新宿三丁目の雑居ビル内にひっそりと構える。
看板メニューは「あいがけ」やプレート系。インド料理を軸にしつつ、レバノンや欧州の要素を織り交ぜた構成で、副菜やアチャールを重ねて一皿として成立させる。
スパイスは前に出しすぎず、酸味やハーブでまとめることで食べやすさに振っている。
派手な辛さではなく、バランスと構成で食わせる現代的スパイスカレー。

東京ドミニカ|札幌系スープカレーを新宿で再現する定番店

新宿三丁目駅すぐの地下に位置する札幌「ドミニカ」の系譜を引くスープカレー専門店。
5種のスープと辛さ調整。黄・赤・黒・白・濃黄と方向性が分かれており、好みに合わせてカスタムできるのが特徴。
ベースは和出汁の旨味にスパイスを重ね、刺激一辺倒ではなく奥行きで食わせ、骨付きチキンや揚げ野菜など具材のボリュームもあり、満足感は高い。

バンタイ|歌舞伎町で本場タイ料理と濃厚カレーを味わう老舗

1987年創業。歌舞伎町の雑居ビル3階に構えるタイ料理店で、スタッフ・厨房ともにタイ人中心。
本場感のある空気と味をそのまま持ち込んだような一軒。
カレーはマッサマンカレーとプーパッポンカリーが主軸。マッサマンはココナッツミルクの甘みとスパイスの香りが重なるマイルド系で、ナッツや牛肉のコクがしっかり出る。
一方プーパッポンは卵とカレーでまとめた濃厚タイプで、甘み寄りながら日本人にも食べやすい仕上がり。
料理全体の完成度も高く、タイ料理をまとめて楽しみたいときに強い店。価格帯はやや高めだが、内容的には納得感のある一軒。

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