群馬県館林の鮨屋「鮨 おばな」。

群馬・館林で続く老舗鮨店「鮨おばな」。
とにかく豊洲でも上質のネタを仕入れることで有名。(ここと関内の「なか條」、銀座「青空」はネタが間違いない)
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「鮨 おばな」ってどんな店?


創業は1958年。二代目店主・尾花輝氏は15歳から銀座「久兵衛」や渋谷で修行を重ね、その後館林へ戻り家業を継承。
33歳のときに「どこにでもある町寿司のままでいいのか」と自問し、町寿司からの脱却を決意。
そこから2日に1度築地へ通い、猛者が集う市場で揉まれながら目利きを徹底的に磨いた。
やがて仲卸から一目置かれる存在となり、最高の状態のネタのみを仕入れる体制を築いている。
名物はいくら。徳島の漁師から直接仕入れる筋子を使用し、締めのコンディションが完璧なものだけを提供。海外からもこれを目当てに客が訪れるという。
さらに塩の使い分けも独創的。
つまみには「新月の塩」、シャリには「満月の塩」。月の満ち欠けによる潮の干満の考えを取り入れ、味わいの設計にまで哲学を宿す。
8席のみの小さな空間、完全予約制、一斉スタート。地方都市にありながら、その中身は東京トップクラスと肩を並べる本格派。
ちなみに銀座の「鮨 とかみ」は当初、尾花親方がやっていた。

「とかみ」という名前は「おばな」の奥さん、鮪卸の「やま幸」の奥さん、シンガポールの「青木」の奥さんの三人の奥さんの名前の頭文字から。
実食レビュー【2026年2月】春の鮨おばな、至高。
もはやロンTでも良いのではないかというくらいポカポカ陽気のとある祝日、私のオンラインサロンでの貸切会。
久々に見た尾花さんは痩せてた。単純に夜飯食べなくなっただけで病気ではないそうだ。


白魚ってこんなデカいサイズあるの?ってくらいデカい白魚の漬け。しっかりと味や苦味もある。白魚も魚だと認識させられる。
何気に唯一無二のつまみであるあん肝ポン酢漬けは極上の旨味と酸味のキレが見事なバランス。

金目鯛から始まった握りは満月の塩がキマッており、どのネタもクオリティはトップレベル。

イクラ様も圧巻。

マグロは五貫。春らしい佐渡の定着から赤身と中トロの二貫。

茨城の波崎の中トロ、分かれ身と段々と香りや甘味が濃くなっていく。

最後は福井県敦賀の定着でめちゃくちゃミルキーで余韻が長いもの。間違いなく本日のマグロのMVPである。
他にもペーストにした甘海老と生の甘海老の食感の違いを楽しむハイブリッド鮨や鰆の漬け、焼き感香ばしい穴子も素晴らしかった。
本記事も一万文字を超えてしまったのでこれ以上むやみやたらと写真を載っけるのは控えていこうと思うので今後も絞ってお届けしたい。
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実食レビュー【2024年3月訪問】海なし県で鼻腔と舌がエクスタシーで、果てた。
群馬・館林の鮨屋「鮨 おばな」。

しかし今回もの感動の嵐だ。
現在は一見お断り、常連だけ。
ありがたいことにずっと通わせてもらっているので今回もサロンメンバーと共に。












これだけの軒数行って尚、感動するという経験はなかなかあるもんじゃない。
そしてそれが全てにおいてしっかりと感動ポイントがある。



















やま幸の鮪、今日は定着祭り。もう素晴らしすぎる。鼻が喜んでたまらない。
こんな経験、滅多にできない。
ここに来たらフルフルコース以外あり得ない。
今回の動画は僕がひたすらエクスタシーで震えてるAVのようだ。ごめんなさい、そして最高です。
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実食レビュー【2023年9月訪問】2023年9月の最高峰。
半年ぶりの群馬・館林にある「鮨 おばな」。

遠いけど何度も通ってるお店。
今回はIKKO’S FILMSオンラインサロンメンバーを連れて。
今回は久々に電車での訪問。いやぁ、めちゃ遠く感じる。やはりここは車で来るべきだ…














新月、満月の満潮時にとれる塩で作られる肴と握りはもうどれも絶品。
こんなにもコースを通して素材の持ち味を強く感じる料理は滅多にお目にかかれない。
どれがではなく、全てだから尚更凄い。
















料理だけでなくご夫婦の接客も素晴らしい。
尾花さんは優しいけど信念がある。
そしてそれをサポートする女将さん。
女将さんの細やかな接客や穴子の焼き加減、最後の最中も最高。
あとは遠いのだけが難点。
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実食レビュー【2023年2月訪問】日本最高峰の鮪連続6貫・生を超えた唯一無二の冷凍イクラ
「シャリの塩が変わった」ということで約2年ぶりに群馬県館林市の「鮨 おばな」へ再訪。

こちらは電車より車で来る方が早いです。本日は焼鳥界のえらい人に運転してもらいました。渋谷から1時間ちょい。

こちらは僕が生涯通い続けたいと思う店の一つ。本当、尾花さん、女将さん共に最高の料理と接客なんです。
親方: 尾花輝さん

二代目。中1の時に親父さんが倒れ、15歳から鮨職人に。東京で修行し、二十歳の時からこの地で33年間鮨を握る大ベテラン。
以前からシャリの塩を変えたそうで満月の満潮時にとれた塩を使用。満月と新月でとれる塩って違うんです。細かい原理は一番下に貼ってある僕の動画を参照ください。
結果から言えば満月にとれた塩は塩味が強く、少量でもパンチのあるシャリに仕上がるそうだ。
そして相変わらず尾花さんが仕入れる魚は全てがトップクラス。さらにそのネタを使い、独自の料理、握りに昇華されている。
スペシャリテの雲丹パフェ、生を超えた冷凍イクラ、さらに今回やま幸の鮪が6貫とそのどれもが素晴らしい。ここまで旨いが続くと他の店に行けなくなりそうなので年に一回くらいとする。
以下、いただいた料理。
イエローミミ、アスパラ菜

ボラのカラスミ

ガチ親子やん。
鰆

雲丹パフェ

もう、尾花さんのところの雲丹は別物。
蛸

明石の4.5kgというバケモノ級のサイズ。しかもこんなに味の濃い蛸には滅多に出会えない。
ぶどう海老

牡丹海老は日本海側、こちらは太平洋側でとれる幻の海老「ぶどう海老」。醤油漬けの卵と共に。粘度、濃度、甘味全てがパーフェクト。
牡蠣
ナガスクジラ
この上はシロナガスクジラなので捕鯨禁止。血の感じや脂で蕩ける感じはまるで上質な鰹。
コノシロの茶碗寿司

贅沢に尾花さんのイクラも乗ってるじゃん。シャリの酸味もなんとも心地よい。
わさびの茎と葉

ツンと鼻を抜ける辛さ。いい口直し。
あん肝ポン酢漬け

ポン酢をかけるならよくあるがポン酢で漬けたおそらくここにしかない一品。余市のあん肝のまろやかさと酸味とのバランスが本当に素晴らしい。
つまみだけでここまで感動させてくれるとは。
シラカワ

満月の満潮時の塩を使用。満月の塩は塩味が強いため、使用量は少ないがパンチのあるシャリとなっている。これ、凄いな。そもそもこのシラカワのポテンシャルも凄い。
イクラ

スペシャリテにして冷凍。もはや、これはイクラなのか?素晴らしき新たな食べ物。美味しいイクラはプチプチしないのです。
小肌

この小肌こそ、尾花さんの技術が詰め込まれてる。塩して酸味のまわし方、ふっくらとした身質、小肌の旨味。全てが完璧。
天身

超繊細な舌触り。舌に馴染むしっとりとした身質。こんな柔らかさの鮪にはなかなか出会えない。
血あいぎし

きめ細かさ、香りが尋常じゃない。
分かれ身

脂で誤魔化されない鮪の味。
背中の筋の間

大トロ

筋も旨味。そもそも筋が柔らかいからストレスなし。噛む喜びを与えてくれる鮪である。
大トロ

気仙沼。
墨烏賊

包丁入れず一点の曇りもない新烏賊の様な食感。
サヨリ

しっとり柔らかく味も濃い。
鰆の漬け

カイワレ大根の昆布〆

鯖

北寄貝

香りの開きが尋常じゃない。
雲丹

穴子

女将さんの素晴らしい仕事も光ります。
玉

日本酒モナカ

一人約40,000円。こうなると安すぎると感じる。これまでの僕の経験をざっと振り返ってもかなりお得なのは間違いない。またきます。ごちそうさまでした。
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実食レビュー【2021年2月訪問】3回目にして日本屈指の名店だと確信した夜
3回目の鮨 おばな。


群馬県館林までの移動がネックだったが今回は鮨博士が車を出してくださるという事でそれにがっつり甘える形になった。
銀座から約一時間程で到着。17時少し前に入店。
店内は感染対策のため目の前、横の客同士とそれぞれアクリル板を設置。
久々の大将もアクリル板越しとなんだか寂しい気持ちもあるが仕方がない。
この日は何と言っても特別に岩手県大船渡の定置網と静岡県下田の延縄の鮪7貫食べ比べだろう。
それに加えもう終わりかと思っていたおばなさんのイクラを頂けて感無量。
以外、いただいた料理。
白魚

サイズが大きくシャキっとした歯応えにほんのりビターさが春っぽさを感じさせる。


村広一さんの産直の黒鯛は綺麗な飴色。しっとりとして柔らかくフワッと綺麗な香り。
鮑同士で味付けをした驚くほど味の濃い鮑。

鰆の身はもっちりと旨味強く、藁のスモーキーな香りが相乗効果となる。

シャリで和えたシャリ飯の上に雲丹を乗せた定番の雲丹パフェ。
こんなにわかりやすい直球の甘さも久々だ。
本日は北方四島。甘さ、コクとシャリの酸との対比が見事。




ここにきてのこの蛸。どこ産なのかは言えないがこんなにも味が濃く、香る蛸を食べたことがない。
鮑の肝醤油で煮た鮑の肝。卵が濃厚なヤリイカ。
余市のあん肝をポン酢に4、5日漬けたもの。余市ならではの綺麗な滑らかさ、コク、そしてポン酢の酸味もしっかりと。

ネギトロ巻きはシャリ小。口の中で溶けまくるジュースの様。ここで海苔が非常にいい香りの役割を果たす。
茶碗鮨
このわたの上にシャリ、その上に玉子の地、上には野菜のあられ。
ツルっとした食感とザクっとした食感の掛け合わせ。このわたの塩味も絶妙。
山葵の茎と葉
お店で漬けたもの。 鼻にくる辛さ。
牡蠣

出汁と青海苔も美味いんだけど柚子胡椒の辛さが凄くいいアクセント。
アスパラ菜と苺の漬物
どちらも館林産。
苺は鰹、昆布、蜂蜜、トリュフ塩で漬けていて食べたことない独特な味わい。
ガリ
白甘鯛

ずばり香り。一貫目からなかなか強烈です。
しっかり目に握られたシャリとの調和も見事。
鰤
香り+脂のW攻め。
脂がのったネタによくありがちな「残る」ものとは異なりスッと綺麗に流れていく感覚。
平貝
色が黒っぽくて他で食べる平貝よりも味がある。
小肌

皮も柔らかい。
そしてここから特別に鮪7貫。
大船渡の定置網、下田の延縄。
一貫一貫の感想は長くなるので割愛するが、真冬の鮪から季節の変わり目にある春の入口を感じさせる鮪の食べ比べだった。
特に脂の旨味の冬から、香りと酸の春に変わりゆく中で、下田と三陸のこの季節の組合せの鮪を定置の扱いを熟知されている尾花大将の鮨で味わえた事に幸福を感じざるを得ない。
赤身 大船渡 定置網
赤身 下田 延縄
中トロ 大船渡 定置網
中トロ 下田 延縄
大トロ 大船渡 定置網
大トロ 下田 延縄

背中の剥がし
墨烏賊
あんだけ鮪食べた後なのに旨味の存在感がしっかりと。
サヨリ
淡白になりがちなサヨリだけど味が濃いです。身質もしっとりとしている。
特に鮪の後なのにちゃんとその存在感を発揮している。
鰆の漬け
漬けによる脱水、後に残るのは強烈な甘みと香り。
赤貝
閖上。パーっと瓜系の爽やかな香りが広がる。
しめ鯖
二時間ほど酢で〆てるのに鯖のもつ力や脂が強く、海苔も相乗効果に。
蛤

カイワレ大根
野菜が入ると口直しに。ちなみに館林産ではない。
海老丼
十何年継ぎ足しの海老のタレで漬けたもの。
数百匹分の海老なんだとか。
とにかく香り、強烈です。
一番の雲丹
雲丹
いくら
まさにこれぞ宝石箱。時期的に最後。
ドロっとしてコクがあり旨味あり。後味はいくらにあらず。言語化不可能。相変わらず唯一無二。
穴子
脂ガッツリ。ただ柔らかいだけでなく香りもある。
玉子焼き
芝海老の玉子焼き。
味噌汁
魚の出汁の分厚さを感じる。
貴醸酒モナカアイス
女将さんの手作り。
なんと甘みの絶妙なことか。
甘さは一瞬。その儚さとモナカの香りが相まってなんとも言えない余韻となる。
お会計はなんと約39,000円。あの鮪7貫にこの金額は出血大サービスしすぎです…
つまみの時点でクオリティが半端じゃないのにさらにそれを超える握りの完成度。
村公一さんの鯛、澤井さんスペシャル、◯◯産の蛸、鮪7貫食べ比べ、尾花さん珠玉のいくらなど今回はまるでベストアルバムの様な集大成的な回だった。
いやはや、恐ろしい鮨屋である。
遠いのだけが辛い…また来ます。ごちそうさまでした!
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実食レビュー【2019年11月】館林におばなあり。大本命 のイクラがマジで唯一無二で凄すぎた!
本日は約5ヶ月ぶりの「鮨 おばな」へ。
前回訪問時に尾花大将より「是非秋に食べさせたいものがあります」と仰ってたので予約を。
ネタのクオリティもそれを引き上げる技術も確かだが大将や女将さんの人柄もよく全てにおいて印象がいい「鮨 おばな」。
この度、約二時間ほどかけて都内より群馬県館林へ楽しみにして参りました。
館林駅東口から徒歩15分位。大通りをゆっくり散歩しながら腹を空かせる。
館林うどんのお店を左折するとモダンな白い建物が見えてくる。ここだ。
相変わらずカッコいい外観。


日曜の昼の12時半予約でオープンと同時に入店。
本日も一番お高いコースでお願いする。
生ビール
アサヒビール。
タラの白子
まずはタラの白子をポン酢でさっぱりと。いい酒の当て。
鱸
日本一の漁師 村公一さんの産直の鱸。
塩とスダチと山葵でいただく。
噛んでいくうちにとても上品な香りがしてくる。
鮑
こちらは鮑同士の煮た汁で味付けしたもの。
鮑を鮑で味付けされてるので味もとても濃い。
凄くシンプルなんだけどちゃんと仕事がされている。
鰹
藁で軽く燻してあるりトキガラシ醤油でいただく。
脂ものってはいるが燻すことによるスモーキーな香りと鰹本来の香りのバランスが素晴らしい。
やりすぎないこの香り付けの塩梅が絶妙。
牡丹海老
ここまで大きい牡丹海老も珍しくプリッとした食感とねっとり具合がたまらない。
なにより甘みがかなり強く自然の甘みに脱帽。
オクラの漬物
箸休めとして館林産のオクラ。
このお店で漬けているんだとか。
穴子の白焼き
軽く塩をふって焼いてある。
口内での身のほぐれ具合、パリッと香ばしい皮、脂ののりと甘み、どれも素晴らしい。
後で出てくる握りの穴子との違いも楽しみだ。
穴子の肝
コリコリっとして臭みは皆無。
醤油漬けにしているので酒のいい当て。
鰻の肝に似ている。
本日の鮪は塩釜産・巻き網漁
かなりの迫力だ。後で出てくるのが楽しみ。
蝦蛄
かなり立派な大きさの蝦蛄。
ホワホワで軽い。
もはや蟹を食べてる様な…甲殻類の旨味を存分に楽しむ。
女将さんから京都のお酒なので京焼のお猪口を用意してくれた。
雲丹パフェ
もはや定番のメニュー。
雲丹を裏ごししてシャリと混ぜ、さらに上に雲丹が乗った贅沢なパフェ。
牡蠣
牡蠣を高温で火入れをし、煮た汁と青海苔が下にひいてある。
プリッとしたいつもの牡蠣とは全く別物でねっとりとして濃厚。
生臭さも皆無。ひたすら牡蠣のクリーミ―な旨味が口内に広がる。
真鯛
竹岡。皮付き。この皮のおかげで驚くほど甘味を感じる。
特に〆たりはしてないそうで真鯛の皮から甘さが出たようだ。
握りはしっかりめに握られており今多い口内でホロリと崩れるといったものではなく咀嚼するごとに旨味が増していくもの。
個人的には柔い握りよりもこの様なしっかりとした握りが好きだ。
シャリは硬めに炊かれており前回よりも硬さは増しているのは咀嚼することによる味の広がりを重視されているからか。
赤酢のコクと酸味もバランスよくネタを一層活かす。
鰤
北海道余市の鰤。真鯛からのひたすら攻めの一貫。
見た目通り上がってくる香りもハンパじゃなく思わずニンマリ。
赤貝
閖上の赤貝。大将曰く「まだ少し身が薄目かな」とのこと。
いやいや、何を仰る。
赤貝特有の心地いい食感、強烈な香りが口内中に広がりをみせ質が高いことがわかる。
これでさらに身が厚くなったらどうなっちゃうのよ。
小肌
ジューシーで脂ののりもいい。
〆具合もまさにベスト。
赤身
塩釜産。舌触りよく身質のきめ細かを感じる。
ねっちりとした鮪の味も濃くまさにこの赤酢のシャリとの相性も抜群。
中トロ
甘味、香り、コクと全ての要素が完璧。
鮪の背
鮪の背中の筋を剥がした部分でトロトロのフワフワ。
非常にコクがあるがとても軽いのであっという間に口内でとろけていく。
大トロ
今度はガッツリスジがはいったもの。
しかしこのスジも噛んでいくと味があっていい。
決してストレスを感じさせない。
墨烏賊
塩とスダチで。歯切れのいいサクサクっとした食感がなんともいい。
墨烏賊はサイズで食感が異なる様だ。
春子鯛

めちゃくちゃ身質が柔らかい。
身は厚いもので、温度も上げ、〆方でこの柔らかさになるそうだ。
タラバガニの内子の軍艦
タラバガニの内子を醤油漬けにしたもの。
つまみでなら食べたことがあるがこうして軍艦として食べるのははじめてだ。
海苔とも相性がいい。
ミル貝
サクサクッと歯切れのいい食感、甘みも強く噛んでいくと香りもあがってくる。
食感、甘み、香りの三要素。
鰆の漬け
中にカラシが挟んである。
もう強烈に美味い。
漬けにすることで鰆の旨味がさらに引き立った。
こないだの「鮨 さかい」で食べた鰆は絶品だったがこの鰆も負けていない。
カイワレ大根
館林産のカイワレ大根を昆布締めにしたもの。サッパリしててちゃんとした一貫となっている。
しめ鯖の海苔巻き
鯖って味が強いのでそこに香りが強い海苔を巻く事でうまく調和している。
香りが強いもの同士だけど海苔と鯖は相性がいい。
蛤
噛んでいくと蛤、山葵、ツメと味の変化がいい。
そして最後にはシャリの酸。
イクラ
本日のお目当のイクラ 。
見た目から異質なオーラを放っている。
皮が薄くてグニュっと崩れるイクラを予想していたがこれが全くの予想外の味。
究極的にドロっと濃厚。
中でも極上の濃ゆい卵黄といった感じ。
こんなの食べたことがない。
前回の蛸も衝撃的だったが今回のイクラも間違いなく味蕾に刻まれた。
海老丼
タレは17年継ぎ足しで食べる前から海老の香りがしてくる海老エキスたっぷりのもの。
茶碗一杯いきたいくらい美味すぎる。
赤雲丹
大分の赤雲丹。
時期的には終わってるがいいものを分けてもらったそうだ。
さすが尾花さん。このお店の雲丹のクオリティは相変わらず高い。ハズレがない。
穴子
対馬。かなり高温だ。焼き目のパリパリ感と香ばしさ。
ツメ甘さとホワホワの食感全てが素晴らしい。本当に美味い。
玉子焼き
芝海老入りの江戸前の玉子焼き。
追加 イクラ
今度は冷静に味わってみる。
プチッとはじけるものではなく、ドロっと。
なんというか熟成されたようなコクもある。
本当に一体どうやって仕込んでるんだ…
唯一無二でここでしか食べることができないイクラだ。
味噌汁
色んな魚の骨を煮出しているので旨味も半端じゃない。
お菓子
女将さんが作ったモナカアイス。砂糖は使わず日本酒の甘みだけなのが素晴らしい。
仕事は基本的に素材の味を活かしてあげるもの。
素材の香りが強いものはあえて手を加えなかったりさらにひと手間仕事を施したりと緩急は見事。
名物のイクラなどこのお店でしか食べることができないというのは最大の魅力だろう。
さらに利き酒師の資格をもつ女将さんの洒落のきいた日本酒の出し方と説明など大将と女将さんのチームプレーは相変わらず。
(細かい仕事などは女将さんがしているそうだ)
店を出て「やっぱ美味かったなぁ」と長く余韻に浸れる素晴らしいお店。

かなり日本酒をいただいたのでお会計は約36000円。
そりゃ飲んじゃうよ!ごちそうさまでした!
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実食レビュー【2019年5月】海なし県だけど超ハイレベル!最高峰のネタと熟練の技を堪能!
新宿から湘南新宿ラインで久喜まで約1時間。久喜から特急りょうもう号に乗り換え館林まで約20分。
館林駅からは徒歩15分位(タクシーで1メーター)のところ店はある。
11時半に館林駅到着。まだ時間があるのでブラブラ歩いて向かう。
日曜日なのに歩いている人が少ない。新宿からなんだかんだで2時間くらいで店に着いた。
予約は12時半から。
外観はなんか、モダンだ。
以下、いただいた料理。
左)蛍烏賊、右)ワサビのくきと葉っぱ

蛍烏賊は富山湾産。
軽くスモークして漬けにしてある。
燻すと味がしっかり浮き上がってくる感じがする。
ワサビの茎と葉っぱは漬けてあり辛さは全くなく風味がなんともいい。
真鯛 2種類
手前は鳴門の伝説の漁師 村公一さんからの産直。
香りは磯の香りはない。身質が柔らかくしっとりとしている。
それに対して奥は豊洲で仕入れた明石産。プリプリの食感が残っている。
同じ真鯛だけど全然違うんだな。
鮑
宮城の蝦夷鮑。鮑を大量に煮て出汁をとったもので味付けしてある。
要は鮑だけで成立した一品。これが本当に味が濃くて美味しい。
鮑だけでここまで味が出るものなのか。
鰹
カラシ醤油でいただく。皮目が炙ってあり香ばしさがいい。
あっさりとしているが肉厚で食べ応えもある。
ボタンエビ
3日寝かせてある。
これは凄い。めちゃめちゃねっとりとして甘みもかなり強い。こんなに甘い海老ってなかなかないぞ。
蛸
正直ビックリした。塩茹でしているだけでここまで味が濃くなるのか。さらに香りも凄い。
「蛸って食感だけ」と思ってる人はこれを食べたら本当に驚くと思う。
どこ産なのか聞いたが内緒で。
雲丹パフェ
雲丹は北方四島産。雲丹とシャリを混ぜた雲丹シャリの上にさらに雲丹を乗っけた「雲丹パフェ」。
お酒はペアリングで半合づついただくことにした。奥さんはなんと唎酒師の資格をもっているそうだ。
鯵
脂ものっていて香りも強い。鯵はこれからの季節さらに楽しみだ。
ホタテ
表面だけ火入れして4日漬けこんだもの。火入れが絶妙で火を入れすぎると硬くなってしまうんだとか。
とても柔らかくスッと歯が入っていく感覚が気持ちい。味も染みていて甘さと辛子の辛さがいい。
下の海苔はホタテを煮た汁をあえてある。
太刀魚
究極的にホロホロであがってくる脂がたまらない。
ここから握りへ。
カンパチ

40キロと巨大で味が濃い。11日目だけどさらに寝かせられるとのこと。
シャリは赤酢がメインで米酢をちょっと。やや硬めで旨味ををしっかり感じられるもの。
口内でのほどけ具合が絶妙。
赤貝
閖上。大ぶりな赤貝は食べ応え抜群。上品な香りと甘みが共にあがってくる。
小肌
身質も良く旨味が凄い。ほんのりと脂も感じる。
赤身
佐渡の定置網。初物でさっぱりとして酸も感じる。
中トロ
若干赤身よりだろうか。こちらも脂を感じるものの香りもいい。
というかこの部位かなり好みだ。
背中の筋の間の鮪
こちらは勝浦産。トロンとした滑らかな食感。
なんて上品で脂の甘みが凄いんだろう。まさしくトロけた。というか「飲み物」。
大トロ
再び佐渡産。当然だけど脂の種類が個体によって全然違うことがわかる。
味も強く、脂の甘味、コク全て完璧。
静岡県のお酒なのでおちょこが富士山。こういう女将さんの合わせるセンスが素敵。
アオリイカ
薄くスライスした烏賊を何枚か重ねている。包丁を入れるとより甘くなる性質を活かした一品。
春子鯛
本鱒の漬け
山形産。脂っこくなくいくらでも食べられそうだ。川魚なので一度冷凍しているらしい。
カイワレ大根の昆布締め
変わり種。シャキッとした食感と酸が立ったシャリとの相性もさっぱりとしていい。
粘りは昆布。
煮蛤
ずっと醤油だと単調になるということで甘いツメネタ。
ツメが甘い分、山葵効かせて味の変化を楽しむ。
とり貝
まだとり貝は出たて。プリプリで柔らかいく口内が貝の旨味で満たされた。
海老丼
上には海老の殻と頭でとったタレがかかっている。
このタレ、なんと17年継ぎ足しているそうだ。海老のエキスたっぷり。とにかく香りが物凄いく相当甘い。
海老なしでタレご飯だけでもいいくらい。
紫雲丹
ムラサキでこんなに甘いのか…
どこの物かを教えてくれたけど内緒で。さすが「おばな」はいいもの仕入れてるなぁ。
穴子
しっとりとして柔らかくツメも濃厚。ホロホロと口内で唾液とともに溶け出す。
玉子焼き
芝海老入りの玉子焼き。中心にいくにつれてしっとりと。
一応これでコースは一通り。
実はもう一つ紫雲丹があるとのことで追加で雲丹を頼む。
紫雲丹
こちらも粒が大きくて上物だ。とことん上品な甘味がたまらない。
アイス
生醸酒入りのアイス。ほぼ甘味のない味は酒好きにはいい。こちらも奥さんの手作りだそうだ。奥さんもすげぇ…
お会計約32,000円。
ちなみにいただいた名刺に「サーファー」の文字が。サーフィンが趣味だというから意外だ。
大将が言ってた言葉で印象的だったのが
「地方の鮨屋は特にオリジナリティがないとだめ。東京で食べてるのと変わらないからわざわざ来てくれてないんです」
遠くてもわざわざ訪れたいお店だと思った。秋にまた食べさせたいものがあるということで秋にまた来ます。ごちそうさまでした!
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【鮨 おばな】の動画
店舗情報
• 名称:鮨おばな
• 住所:群馬県館林市大手町5-1
• 最寄駅:館林駅 徒歩約15分(約924m)
• 営業時間:
火〜金(2部制)17:30/19:30
土曜 17:00
日曜(2部制)12:00/15:00
祝日 12:00
• 定休日:月曜(祝日の場合営業あり、他臨時休業あり)
• 席数:8席(カウンター席+個室テーブル1室)
• 個室:あり(2〜3名)
• 予算:40,000円〜49,999円
• コース:
① 27,500円(税込)
② フルコース 35,000円〜43,000円(税込)※仕入れにより変動
• 支払い方法:カード可(VISA、JCB、AMEX、Diners、Master)
電子マネー不可/QRコード決済不可
• 禁煙・喫煙:全席禁煙
• 駐車場:あり(約7台)
• ドリンク持込:可(1本3,300円税込)
• 予約:完全予約制(新規は予約専用サイト経由)
• キャンセル料:7日前30%/3日前50%/前日当日100%
• オープン日:1968年11月3日










































































































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