東京・目黒にある味噌ラーメン店「純米味噌らーめん なかむら」。

JR目黒駅から徒歩約3分、権之助坂沿いのビル1階にある一軒の味噌ラーメン専門店。
味噌ラーメンと言っても様々。
「純米味噌らーめん なかむら」は、味噌そのものを主役に据え、過度な演出を加えない構成を選んでいる。
店名が示す通り、軸はあくまで味噌。
その方向性を確認するために足を運んだ。
さて、その感想は?
「純米味噌らーめん なかむら」ってどんな店?

オープンは2023年1月17日。
一言で「味噌」といっても使う麹によって味わいが異なり、「米麹」を使ったのが「米味噌」、「麦麹」を使ったのが「麦味噌」、大豆のみを原料とするのが「豆味噌」。
同店の味噌ラーメンは味噌の香りが強い「米味噌」を使い、数種類の調味料や鶏・豚のうま味で味付け。
熱を加えながら長時間練り合わせてタレを作っている。
麺は特製中太麺。チャーシューは肩ロースを低温でしっとり食感に仕上げたもの。
焦がしラードとニンニクが効いたパンチのある味わいで、炒め野菜や、白髪ネギがたっぷり乗っているのが特徴。
2025年12月訪問
この日はたらふく酒を飲んで〆の味噌ラーメン。
場所は目黒一丁目。家系ラーメン店の「麺家 黒」や「焼肉 うしみつ一門 目黒店」のすぐ近くです。この辺りも飲食激戦区ですな。



日曜の18時到着。客は我々含めて三名。落ち着いてていい。

食券機はタッチパネル式。
基本は味噌ラーメンのお店なので味噌のバリエーションは多め。
初訪問なのでまずはデフォをオーダー。相方は「旨辛」を。
店内カウンター6席、テーブルは11名。

調味料。胡椒、七味、ニンニク、酢など。

「激辛注意」と書かれた高菜。こえぇな。
・味噌らーめん 900円

チャーシューは肩ロースで低温調理。丼の半分を覆っててインパクトある見た目。

他に具材はモヤシ、キャベツ、にんじん、ニラ、玉ねぎ。

数十種類の調味料を練り込んだ味噌ダレと、焦がしラード、ニンニクが効いたパンチのあるとろみのあるスープ。
圧倒的じゃないラインで留まっており、もっとガッツリいこうと思えばいけるのに後味はスッキリ系で着地したもの。

麺は三河屋製麺の太縮れ麺は食べ応えがあります。

ラードの香りと共にスープによく絡む。

チャーシューはしっとりと舌に馴染むクオリティ。シャキシャキの野菜との食感コントラスもいい感じ。

めちゃ濃厚か?と言われればそうでもないが、飲んだ後のちょうどいい〆に相応しい味噌感なら間違いないかな。
・旨辛味噌らーめん 980円

こちらは本日の相方の辛味噌。

スープをいただいたがシンプルに辛さが加わっただけで「特にこれじゃないといけない感」はなかった。

低温調理チャーシューはやはり店の推しのようだ。ごちそうさまでした。
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店舗情報
名称: 純米味噌らーめん なかむら
住所: 東京都目黒区目黒1-4-15
最寄駅: 目黒駅
営業時間: 11:00〜01:00
定休日: なし(変更の場合あり)
席数: カウンター席あり
予算: ¥1,000〜¥1,999
支払い方法: 現金のみ(カード不可/電子マネー不可/QRコード決済不可)
禁煙・喫煙: 全席禁煙
駐車場: なし
オープン日: 2023年1月17日







