目黒駅周辺には、オフィス街といこともあって老舗の名店から話題のレストランまで、多彩なランチを楽しめる店が揃っている。
和食やイタリアン、中華、ラーメンなどジャンルも幅広く、普段使いから少し特別なランチまで、その日の気分に合わせて店を選べるエリアだ。
本記事では、私が実際に訪問した目黒のランチ店を紹介する。料理の特徴や店ごとの魅力をまとめているので、目黒でランチを探している人は参考にしてほしい。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
ラーメン
麺家 黒

2005年オープン、目黒・権之助坂に構える家系ラーメン店。
新中野武蔵家の系譜に連なる一軒で、濃厚ながら飲みやすい豚骨醤油スープと酒井製麺の麺の家系ラーメンを提供する。
無料ライスのサービスもあり、ランチタイムには行列ができる人気店。
ラーメンはとろみのある豚骨スープに力強い醤油ダレを効かせた、キレのあるしょっぱ旨い味わいが魅力。
酒井製麺の麺が濃厚なスープをしっかり持ち上げ、ほうれん草や海苔とともに家系らしい一体感を楽しめる。
無料ライスに卓上の漬物を合わせれば満足感も高く、目黒で家系ラーメンを味わうなら外せない一軒である。

麺屋 藤しろ

2012年創業、目黒駅西口近くに構えるラーメン店。フレンチやイタリアンを経験し、「麺処 ほん田」で技術を学んだ店主が独立した一軒。
大山地鶏の丸鶏やガラに仔牛の骨、ローストビーフを重ねた鶏白湯を軸に、洋食の技法を取り入れたラーメンを提供する。
鶏白湯ラーメンは、まろやかな鶏の旨味に強めの醤油と塩味を効かせ、濃厚さとキレを両立。
焦がしねぎの香ばしさが加わり、一般的な鶏白湯よりも輪郭のはっきりした味わいとなる。
細麺はザクッと歯切れがよく、力強いスープとの対比も印象的である。

ラーメン二郎 目黒店

1995年創業、「メグジ」の愛称で親しまれるラーメン二郎の直系店。
目黒駅からは距離があるものの、昼夜を問わず行列ができ、かつては小ラーメンを500円で提供していたことでも知られている。
直系の中でも非乳化スープを代表する存在で、一般的な二郎より盛りは控えめ。
小ラーメンは、豚の出汁に醤油のキレを効かせた熱々の非乳化スープが特徴。液体油と背脂は多めだが、ニンニクを加えると輪郭が立ち、力強さが増す。
平打ちの縮れ麺はみっちりとした歯応えがあり、よく煮込まれた豚はホロホロ。二郎らしい迫力を保ちながら、比較的食べ切りやすい一杯となっている。

中華
龍門 目黒店

目黒駅西口近くに構える四川料理店。本格的な四川料理を手頃な価格で提供し、ランチタイムには麻婆豆腐や担々麺を目当てに多くのビジネスパーソンが訪れる。
豊富な定食や麺類を揃え、普段使いしやすい一軒として親しまれている。
麻婆豆腐セットは、胡椒や四川スパイスを効かせた餡に、しっかりとした食感の豆腐と挽肉を合わせたバランスのよい仕上がり。
辛さと痺れは過度になりすぎず、ご飯との相性も良好で食べ進めやすい。玉子スープや卓上の搾菜とともに楽しめる、満足感のあるランチセットとなっている。

カレー
SPICECURRY KERAKU

目黒駅近くに構えるスパイスカレー専門店。「ハルダモンカレー」がプロデュースを手掛け、南インド・ケララ地方をはじめとする各地のカレー文化を独自に再構成する。

複数種のカレーや副菜を組み合わせた一皿が中心で、あいがけにも対応している。
チキンバターカラヒは、さらりとしたルーにフレッシュトマトとヨーグルトの酸味、バターのまろやかさを重ねた穏やかな味わい。
鶏肉はほろりと柔らかく、豆のカレーを合わせるとさらに優しい印象へ変化する。酸味、苦味、旨味を担う副菜と青唐辛子の辛味を混ぜることで、ひと皿の中に緩急が生まれる。

洋食
ハングリーヘブン

2010年オープン、目黒・権之助坂のビル2階に構えるグルメバーガー店。
夜は焼肉店「GYUBIG」として営業する二毛作スタイルが特徴で、ランチ限定で牛肉にこだわったハンバーガーを提供する。
豊富なメニューに加え、ソースやチーズを自由に組み合わせられるカスタマイズ性も人気を集めている。
ダブル&ダブルは、牛100%の粗挽きパティ2枚とチェダーチーズを豪快に重ねた食べ応え抜群の一品。
ふんわりとした特製バンズに甘みとコクのあるヘブンソース、シャキッとしたレタスやオニオンが加わり、濃厚ながらバランスよくまとまる。迫力ある見た目と満足感で、目黒ランチを代表するグルメバーガーの一つ。

とんかつ
うどん・そば
こんぴら茶屋

目黒駅から徒歩約5分、カレーうどんで知られるうどん店。昼時には行列ができることも多く、牛肉や豚肉を使った複数のカレーうどんを揃える。
辛さはレギュラーとホットから選べ、昔ながらの日本式カレーを前面に出した親しみやすい構成。
牛かれーうどんは、粘度の高いカレーに牛肉、玉ねぎ、青ねぎ、蒲鉾を合わせた一杯。
太めのうどんはふわりと柔らかく、濃厚なカレーをたっぷり持ち上げる。ホットは適度な辛さが加わるものの、複雑なスパイス感よりも、誰もが思い浮かべる王道のカレーらしさを楽しめる。

手打ちそば 小菅

1997年創業、目黒駅近くの地下に構える手打ち蕎麦店。
厳選した蕎麦の実を低回転の石臼で挽いた国産粉を使い、香りと喉越しを重視した蕎麦を提供する。
玉子焼きや鴨料理など酒に合わせやすい品も揃い、昼食から落ち着いた夜の食事まで使いやすい。
鴨汁せいろは、繊細な蕎麦の香りと滑らかな喉越しを、塩味を抑えた穏やかなつゆが引き立てる。
脂の乗った鴨肉はしなやかで旨味が濃く、ほろりと崩れる鴨つみれ、焼きねぎ、柚子皮が奥行きを添える。
出汁を利かせた玉子焼きもほんのり甘く、蕎麦前から締めまで丁寧に楽しめる。

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