東京都稲城市は、車移動が前提になることも多く、ラーメン店選びでは駐車場の有無も重要になるエリア。
一方で、地元に根付いた実力店も点在している。
そこで本記事では、実際に食べた中からおすすめできる稲城市のラーメン店を厳選してまとめた。
※新しい店が出れば随時更新する。
南多摩
稲城 大勝軒 五一|ボムリューム満点の永福町大勝軒系ラーメン

南多摩にある永福町系大勝軒の流れを汲むラーメン店。
ラードで覆われた熱々のスープは、煮干しの旨味がじんわり広がるバランス型。
過度な主張はなく、昔ながらの安心感ある味わいに仕上がっている。
麺は柔らかめの中細麺で、2玉近いボリュームが特徴。
さらにワンタンやチャーシーを加えれば満足度は一気に上がる。永福町大勝軒の味を味わえる普遍的な一杯。
駐車場は店舗裏手に4台分有あるものの、常に1台は使用中なので実質3台分のみ駐車可能である。

ラーメンショップ 稲城店|本部直系ラーショの濃厚豚骨醤油

南多摩にあるラーメンショップの本部直系店。
豚骨醤油をベースに、ブレない味を提供し続ける地域密着型の一軒。
スープは出汁というより調味料主導のパンチ系で、塩味や旨味がしっかりと効いたいかにもラーショな仕上がり。
細かな背脂とともに、ジャンク寄りの満足感を生む。
主役はやはり大量の白髪ネギ。胡麻油の風味と合わさり、全体の味を牽引する存在となっている。
流行とは無縁だが、ふと食べたくなる中毒性を持つ一杯。
駐車場はなし。近くのコインパーキングを利用するほかない。

稲城長沼
龍華|長く通われる町中華の味噌ラーメン

稲城長沼駅近く、川崎街道沿いに構える1986年創業の町中華。
ラーメン、チャーハン、餃子、定食類まで揃う地域密着型で、日常使いされる食堂的な一軒。
みそラーメンは白味噌由来の甘みとコクが前に出る熱々スープが特徴。茹で野菜はモヤシ、人参、ニラ、キクラゲなどが入り、シャキッとした食感を残す。
中太縮れ麺はやや高加水で、甘めの味噌スープをしっかり持ち上げる。
昔ながらの町中華らしい安心感がある。
ドラゴンボール|稲城長沼に残る昔ながらの町中華ラーメン店

1980年代創業の町中華。ラーメン、チャーハン、レバニラ、カレーまで揃える昔ながらの食堂スタイルで、地元客の日常を支えてきたローカル店である。
看板メニューの醤油ラーメンは、鶏ガラベースのあっさりしたスープに中太麺を合わせたクラシックな東京ラーメン。
毎日でも食べられそうな軽やかさが持ち味で、ワンタン、小松菜、チャーシューなど具材も豊富。
店内は昭和感をそのまま残した空気感。白髪オールバックの店主が一人で切り盛りし、どこか時間が止まったような雰囲気が漂う。稲城長沼という街に自然と溶け込んできた一軒である。

京王よみうりランド
中華そば シバヘー|柴崎亭DNA。麺線美と煮干しで魅せる一杯

「柴崎亭」や「いしかわや」出身の店主による、煮干しを軸にした中華そばが看板メニュー。

「煮干しそば」は煮干しの麗しき香りが印象的で、醤油のキレと合わせた上品な仕上がり。
美しく整えられた麺線や、丁寧な平ザルさばきにも系譜を感じさせる。
一方で「中華そば」は魚介感をあえて抑え、昆布などの旨味でまとめた構成。
ラーメン不毛地帯の京王よみうりランド駅周辺に現れた実力派の新生。
駅前のため、駐車場はなし。

銀河系ラーメン 煮鶏|副菜付きで定食化。個性派すぎる鶏白湯ラーメン

京王よみうりランド駅前に移転した個性派ラーメン店。
鶏白湯をベースにしつつ、独自の発想で構成された一杯を提供する異色の存在。
スープは国産鶏の旨味を活かしたライト寄りの鶏白湯で、見た目に反して優しく飲みやすい仕上がり。
鶏そぼろや鶏皮、もやしなどを組み合わせた具材構成もユニークで、従来のラーメンとは一線を画す。
さらに無料ライスと豊富な副菜が付くスタイルで、満足感はもはや定食屋レベル。尖ったネーミングとは裏腹に、日常使いもできる不思議な一軒。
駅前のため、駐車場はなし。

西海製麺所 よみうりランド店|アゴ出汁豚骨で勝負する長崎系ラーメン

「よみうりランド」内にある長崎ラーメン系の一軒。
アゴ出汁と豚骨を掛け合わせたスープで勝負するチェーン店。
スープは豚骨のまろやかさを軸に、アゴ出汁の香ばしさをほんのり重ねたバランス型。クセは強くなく、幅広い層に受け入れやすい仕上がりとなっている。
中細ストレート麺に加え、トロトロの角煮やあおさ海苔などで変化をつけながら食べ進める構成。
フードコート感覚で気軽に楽しめる、観光地仕様の一杯。

矢野口
ラーメン やのけん|チーズご飯で完成。二度美味しい二毛作ラーメン

矢野口にある昼はラーメン・夜はバルの二毛作店。
「濃厚煮干し」や「トマトラーメン」などで構成されたメニュー。
「煮干しラーメン」は動物系を強めに効かせた濃厚系で、しっかりとしたコクと食べ応えが特徴。
一方の「トマトラーメン」は酸味と旨味のバランスがよく、締めにチーズご飯を投入してリゾット化することで真価を発揮する。
ラーメン単体だけでなく、セットで二度美味しい構成が魅力。ジャンルに縛られない自由な発想で楽しませる一杯。
駐車場はなし。コインパーキングあり。

麺屋はしば|豚骨出汁が効いた一杯、家系ラーメンスタイルの一杯

矢野口にあるラーメン店。広豚麺出身の店主による、家系をベースにした一杯を提供するお店。
看板メニューの「はしば麺」は、豚骨出汁に醤油ダレを合わせた家系風の構成ながら、スープは軽やかで飲みやすいバランス型。
見た目の重厚さに対して、実際は優しく食べ進められる仕上がりとなっている。
中太ストレート麺やほうれん草、海苔といった家系らしい要素を押さえつつも、濃厚さに寄せすぎない独自の立ち位置。
日常使いしやすいライトな家系として成立している一軒。駐車場は店前に一台だけ有り。

平尾(栗原)
熊大路|にんにくラーメンで知られる稲城の個性派老舗

1960年代創業、稲城市平尾で長く続くラーメン店。
北海道ラーメンをベースにしつつ、看板メニューは「にんにくラーメン」。
あっさり寄りのスープに油とスパイスを効かせたパンチある味で、不思議な中毒性のある一杯。
みそラーメンは一般的な濃厚味噌とは異なり、軽めのスープに油の香りと唐辛子・胡椒の刺激を乗せる構成。
平打ちの縮れ麺でワシっと食わせるスタイルで、もやし中心のシンプルな具材も含めて独自性が強い。
駐車場完備で家族利用もしやすく、昔ながらの空気感を残す店内も含めて地域密着型の一軒。

小川軒 平尾店|地鶏×魚介の出汁で食わせる塩らーめん

ガソリンスタンド跡地を活用したロードサイド型のラーメン店で、駐車場・座敷を備えた地域密着型。
看板メニューは地鶏や貝、魚介を重ねた塩らーめん。
スープは地鶏に加え、煮干しや帆立などの多層系。柚子のニュアンスで後味を整えつつ、ゲランドの塩で輪郭を引き締める。あっさり見えて旨味はしっかり。
中細ストレート麺はツルっとした啜り心地で、出汁を穏やかに持ち上げる。チャーシューや穂先メンマでバランスを取り、最後までスープで食わせる一杯。
醤油や台湾系、定食メニューも揃う間口の広さも特徴。日常使いしやすいロードサイドラーメン店。

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