本日は酒を抜いてラーメン二郎 仙川店へ。
最近二郎離れしてて本家は半年ぶりくらいか。
重たいものやコッテリが段々としんどくなってきたこの頃、それでも二郎の中ではスープがあっさりしてる仙川店はお気に入り。
18時過ぎで空席あり。
店は狭く密だけどほぼ客は1人だしラーメンが出てくるまでちゃんとマスクをしている。
もう20年くらい通ってるけど店主は相変わらず無愛想。
無愛想だけど小さく「ありがとうございました」とか言ってるからこの人はそういう人なんだろうな。
変に話しかけてこないからこちらも気が楽だがこの殺伐としてる感じが苦手って人は無理だろう。二郎の中でも人を選ぶ店だと思う。
しかし今回出口付近の食券機がある角の席に座ったんだけどこれが失敗だった。
水を汲みにくる人や奥の人が出てきたり入ってきたりと最も人の往来が激しい席で正直言ってめちゃめちゃ落ち着かない。
今度は空いてたら端っこの席にしよう。
ラーメンが茹で上がり麺を丼によそっていくんだけど店主は相変わらず湯切りをしない。
仙川二郎が「あっさり」だとか、「薄い」だとか言われるのは単にこのNO湯切りのせいである。
だけど濃いのがしんどい私にはこれがいいんだけど。
ラーメン 700円
コールはカラメ。
すると上から醤油をサッとかけてくれる。
ヤサイにかかるだけでスープ自体の味が濃くなることはない。
「ほぼ気休めのカラメ」ということをラーメンを食べ始めて知るわけだ。
ヤサイは他店に比べるとかなり少ない。
マシたところで食べられないのでいいんだけど。
麺は中太ストレート。
小麦がギュッと詰まった様な感覚で硬めに茹でられている。
丼にぎっしりと入っており、おまけに箸はツルツルタイプで滑る為、麺リフトはなかなか困難である。
食べるのも難しいとはやっぱり人を選ぶ店だ。
味はやっぱり薄いがおかげでFZ醤油の角はないく動物系の出汁と相まってなんとも言えないすっきりとした味わいに。
人によってはボヤけてると表現する人もいるだろう。
他店とは違い塩分は控えめ。
醤油のコクと小麦の風味豊かな麺の相性が良いので麺とスープだけでずっといけそうだ。
この中で唯一味がしっかりついてるのが豚である。
豚はかなり分厚く脂身は少ない。
幾分パサパサだがオイリーなスープに浸して食べるにはいい。
麺だけでダレできた頃にチェイサー代わりとなる。
麺の量は多い。
370gくらいはあるんじゃないだろうか?
やっぱり麺少なめにしとけばよかったと途中で後悔するが何故か毎回食券機の前に立つと前回の後悔は綺麗さっぱり消えてなくなっているから学ばない人間だ。
なんとか大量の麺を胃にぶちこんで丼をカウンターの上に上げる。
「ごちそうさまでした」
「ありがとうございました」
たったこれだけの会話だがこれで20年。
人生あと何回いけるかな。
二郎を食べられるのは元気な証拠。
二郎全店制覇の動画⬇️
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