【渋谷】あじゅう田「裏渋谷にて伝統をリノベーション!ピンネタに丁寧な仕事をしたモダン鮨!」

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寿司(鮨)

本日は渋谷の鮨屋「あじゅう田」へ。

奥渋谷に今年の4月12日にオープンしたばかりのホヤホヤの新店。

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店はビルの地下一階に位置し、内観は黒を基調としたシックでモダンな空間。かなりお金かかってるのがわかる。

雰囲気あらしてデートにピッタリ。

私以外男女のカップル。泣

檜のカウンター8席に奥には個室あり。

ソムリエが2人もついており、特にワインペアリングが充実している。

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ワインと日本酒のMIXペアリング 11,000円

ワインペアリング 16,500円

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驚くことに鮨屋なのにテキーラが置いてある。

まさかの「ドンフリオ」。ちゃんとアガベ100%なのが一安心。

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大将(真ん中)の阿重田博紀さんはもともとフレンチ出身で和食を経験した後に広尾の「鮨 在」で個室カウンターを任されていた方。

はじめてのお客にもフレンドリーに接してくれ客あしらいも上手い。

大将だけでなくソムリエのお二人もかなりノリがよくお客さんに楽しんで帰ってもらいたいという想いが伝わってくる。

この動画をご覧になりたい方は一番下までスクロールいただきご覧下さい❗️

以外、いただいた料理。


 

ガリ

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甘みが強く、酸、微辛。

岩もずくのお吸い物

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クエの出汁、青森の岩もずく。

シャキッとした気持ちいい食感、クエと鰹の出汁を味わい壮大なコースがスタート。

穴子の白焼き

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握りのトップバッターが手渡しの穴子の白焼きとは随分と攻めてる。

白焼きならではのプリっとした食感に焼きの香ばしさ、脂の甘み。

少し硬めに炊かれたシャリは米酢2種類、赤酢1種類を使用。塩は日本の塩でなく海外の塩を使用。

角はなく白身の旨みも引き出しそうなシャリだ。

カマス・赤雲丹

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焼いたカマスの上に赤雲丹を。

塩はイギリスのマルドン。結晶が大きく甘みもあり幾分ミナラリー。この塩をワインと合わせてるのか。

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鮑、ジュンサイ、枝豆に酸が効いた夏らしい一品。

白甘鯛
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噛めば噛む程旨味が増す白身の王様。むっちりと程よく脱水、香りもいい感じ。

東沢の一番

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本当にオープンしてまだ2ヶ月ちょっとですか?
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言うまでもなく洗練潔白な甘みと旨味。


 

あん肝
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細かく刻んだ「ぶりがっこ」入り。

物凄く味わいが綺麗で旨味が強い。ふくよかとでも表現しとこうか。甘めの味付けも適度。

カマトロ

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これ若い人好きだろうな。山葵いくら塗っても気にならないくらいの脂。


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燻製にして上にはタスマニア産の生粒マスタードを。プチプチっとしっかりめの粒感、酸に燻製合います。

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中に芽ネギ、生姜のしぼり汁を忍ばせて。

新子
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今年も仕入れ高いみたいです。

普通に小肌買った方が全然安いです。
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4枚付。仕込みご苦労様です。白板昆布で甘みを足す。

墨烏賊

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ゲランドの塩によりいつも食べる墨烏賊とは後味が違いミネラル感が。

あぁ、ワインを合わせるためなのか。

クエ
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29キロ三週間寝かせた。御岳島

中トロ
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佐渡の定置。 中トロよりの霜降りで香りもあるが脂の比率が高め。

赤身
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もっちり。微酸。

血合いぎし
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味が濃く香りも豊か。


 

桜海老の茶碗蒸し
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桜海老をカリカリに揚げて毛蟹と共に茶碗蒸しに。甲殻類特有の香りに旨味、蟹の甘みはシンプルに美味い。

牡丹海老

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車海老でなくここでは牡丹海老。

旨味ガツンと。牡丹海老の甘み、火入れによる華やかな香りでパンチがある一貫に。


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肉厚。

穴子

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ウエケンのSP。先程は白焼きだったがこちらは煮穴子。アガベシロップで甘く煮付けるモダン穴子。

脂ののりもかなり良くトロトロです。

玉子焼き
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こちらにも上からアガベシロップを。確かに美味いんだよね。甘みが凄く上品で。

ワインもペアリングにする店なので理にかなってる気がする。

味噌汁
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本日のワインペアリング

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お会計は44,000円。ワインペアリングの豊富さに驚かされ、本当に新店か?というくらい食材に金がかかってる。

一見その派手さに目がいきがちだが実は丁寧な仕事がきちんとされており、それが従来の江戸前ではないだけ。伝統は創るものか。

興味深かったのが海外産の塩とワインを合わせる点。

他の店だと酢や米にはこだわるが塩にこだわる店は少ない様に思える。

おかげで食べ慣れたネタでも塩によって全く味わいが変わってくる。

これからも臆することなくどんどん新しい事に挑戦していってもらいたい。

いつかそれがスタンダードになる日がくるかも。ごちそうさまでした!

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