6月ということで本日は鮎料理を食べに人形町にある「吉星」へ。
会席料理のお店で季節ごとに旬の食材を使った料理が提供される。
駅からは徒歩3~4分ほど。
昭和30年に開店なのでなかなかの老舗店だ。
外観は相当立派。
では、入ってみますか。
店内はカウンター、掘りごたつ、座敷など様々。
今回は個室席。
まずはビールで乾杯。
以外、いただいたコース料理。
突出し
ジュンサイと胡麻豆腐。
ツルツルプチプチとトロントロン。
この二つの食材の食感の合わせ技が面白い。
お吸い物
焼き湯葉、鮎魚女を優しいお出汁と共に。
お造り
一口食べたらわかる質の高さ。
アオリイカは細かく包丁が入っていて甘味抜群。
マコガレイは肝と一緒に。コリコリっとした心地よい歯応えと肝のコクが凄い。
本鮪は香り強く甘味もいい。
このレベルの刺し身って居酒屋ではまず出てこないんだよな。
焼き物
若鮎
琵琶湖の鮎は藻やプランクトンの関係でこれ以上大きくならないらしい。
食べるのにちょうどいいサイズ。
ただ焼くだけではなく泳いでいる躍動感を演出。
こうして見ると結構グロい。
こちら蓼(たで)。
蓼をすり潰して酢でのばしたものを「蓼酢」といい、鮎にはかかせない薬味となる。
ではさっそく蓼酢につけていただきます。
身はふっくら。ワタのほろ苦さ。蓼酢のピリ辛加減。
香りが広がり酒が進む。この上ない幸せ。
八寸
車海老と雲丹のゼリー寄せ。
雑魚。
鰻の八幡巻き。
新梅のシロップ煮など。
美味しいものをすこしづつ。
こちらもお酒が進みます。
炊き合わせ
冬瓜、蛸、里芋。
蛸のやわらか煮はまさに「和食の蛸」といった感じで和風味が素敵。
鮨屋だと塩茹でだからたまにはこういうのもいいな。
稚鮎
まるで泳いでいるかの様だ。
まぁ、そういう風に演出してるんだけど。
この稚鮎の苦味がクセになる。
食事
しば漬けと大葉を混ぜていただく。
丼を開けた瞬間大葉の上品ないい香りが上がってくる。
ポリポリっとした食感と香りが秀逸な一杯。
デザート
ゼリーと果物。
お会計はお酒を何合か飲んで1人約2万円。
鮎中心の和食でどれも美味しくいただけました。
他にも季節によってフグや蟹なども出るみたいだから四季折々楽しめる。ご馳走様でした!
この動画を観る⬇️
コメント