【白金高輪】アルシミスト「ミシュラン一つ星を獲得し続けているフレンチレストラン!まさに錬金術師の如く素材を活かした料理ばかりだった!」

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フレンチ

本日は白金高輪にあるフレンチレストラン「アルシミスト」へ。

何年か連続でミシュラン一つ星を獲得しているお店。

駅からは徒歩5分ほど。

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なんか可愛らしい外観。

ちなみに「アルシミスト」とはフランス語で「錬金術師」という意味。

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お店自体はそこまで大きくはないです。

撮影させてもらう為、半個室を用意してもらった。

全体的に店内は白と紫を基調としており清潔感と高級感がある。

ワインは少しづつ色んな種類を楽しめるワインペアリング🍷でお願いする。

本日のコース内容

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コース内容を見ると食材しか書いてないのがまた想像力を掻き立てる。

どんな料理がくるのかワクワク。


 

ジャック・ラセーニュ レ・ヴィーニュ・ド・モング エクストラ・ブリュット

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キャビア
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フランスボルドーのキャビア、ハーブのジュレ、ディルで作ったオイル。

ジュレはハーブの香りも良く、キャビアの塩分をうまくカバーする。

雲丹
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こちらのお店のスペシャリテ。

ムースの中には蝦夷馬糞雲丹とキクイモを燻製にしたものがはいっている。

緑のものはパセリで作ったパン粉。

キクイモの燻製はあっさりとしながらもわずかなスモーキーさで嫌味がない。

ムースのクリーミーさの中に甘みの強い馬糞雲丹、そして燻製も合わさってバランスがいい一品。

ヴァン・ブラン・ド・ターブル アルシミスト 2017
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奇遇にもこのお店と同じ名前だ。

ギリシャのお酒。

ハガツオ
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エゴマの葉で巻く一品。

葉の上にはハガツオ、赤ピーマン、イジジクと赤い食材が重なり、さらにその上にはシソ、蕎麦の実が。

いい感じに脂ものったハガツオをベースに赤ピーマンで作ったソースやシソなど口内であらゆる香りが混ざる。

それぞれが喧嘩してるわけでなくちゃんと一つの料理としてまとまっている。


 

自家製パン
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焼きたてで香ばしくて美味しいです。

ブルーオマール海老
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中にブルーオマール海老、だだちゃ豆、クミンが入ったゴーヤのスープ。

フレンチで山形のだだちゃ豆が使われるとは。

スープは塩が強めで輪郭がはっきりしているが違和感はなくむしろワインとの相性ばっちり。

オマール海老のしっとりとした食感、甘さにだだちゃ豆の香りがいい組み合わせ。

強い素材を使っているので味も強めなのかな。

レヴァット 2017

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和牛、クルミ、藁
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香川の和牛をスライスし、クルミを和えたペンネルという野菜、アオサ海苔、自家製のレモンの塩漬けが入っている。

出汁は米の藁から取った出汁。

和牛は口内でトロけるくらいフワフワで柔らかくその食感に驚かされる。

藁から取った出汁は香ばしく旨みあるもの。

アナトリーノ ビアンコ

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オレンジワイン。渋みあり。


 

ルッコラ、マッシュルーム、黒トリュフ
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パスタ生地でマッシュルームを包んだものにルッコラ、オーストラリア産の黒トリュフ。

マッシュルームとトリュフの組み合わせまたいい。

この泡もマッシュルームで作ってるらしい。

ベネディクト・エ・ステファン・ティソ ラ・マイヨーシュ
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クエ、サフラン、人参
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五島列島で採れたクエを放血神経〆で血抜きをしてから一週間熟成させたもの。
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鮨目線だと熟成させたクエそのままシンプルにシャリと合わせたいところだがそこはフレンチなのでやはりソースと絡めて。

ソースはオマール海老で取った出汁にサフランで黄色に染めたもの。

いささかサフランの主張が強めでせっかくの熟成させたクエの良さが弱めな気もする。

ジュヴレ・シャンベルタン

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梅山豚(めいしゃんとん)、マーガオ
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「梅山豚」と書いて「めいしゃんとん」と読む日本に100頭位しかいない幻の豚。

付け合わせにマコモダケ、みずのむかご、レンコン。

黒いのはマーガオという台湾の胡椒で柑橘っぽい香りのするもの。

肉質はきめ細かくムチッとしてしっとりもしつつ旨味も凄い。

梅山豚、うまいよ!

美濃柿

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岐阜の柿を白バルサミコ酢でマリネして

白バルサミコ酢をメレンゲにしている。液体窒素で凍らせたヨーグルトと共に。

視覚的にも面白い一品。

蓮の実、ほおずき、栗かぼちゃ
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栗かぼちゃのアイス、シロップで煮た蓮の実。

下にはエルダーフラワーという花の香りをつけたクリーム。

蓮の実の上にほおずきのジャム。

黒いのはヘーゼルナッツのクッキー、コーヒー豆をすりつぶしたもの。

お茶菓子3種類
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毎回思うんだけどこの店に限らずフレンチやイタリアンはデザートが多いね。

甘党には凄くありがたいことなんだろうけど甘いものが好きではない私には少々多いかも…

以上が18,000円のコース内容。

いわゆるモダンフレンチというやつか。

確かに「錬金術師」の様に食材を料理に昇華していくのは見事。

素材の組み合わせ、掛け合わせから生まれる味わいは非常に興味深いものばかりだった。

メニューも食材のみしか書いてないのでそこに楽しみがある。

料理、ワインの説明も非常にわかりやすかったです。

雰囲気もいいので何かの記念日なんかにもおススメ。ごちそうさまでした!

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